365の喜怒哀楽

1日2トピック型日記

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ずっと思い続けた物との再会。手に入れたことで学んだ「後悔しない人生」の「喜」

2020年12月3日(木)

今日も寒い一日でしたが、明日あたりからまた少し暖かくなるようです。

色々と悩ましいことはありますが、考えても仕方のないことは深く考えず、時が解決してくれるのを待とう。。。そう思っていましたが、時にズドンと落ち込むこともあります。

人間だもの。。。


そんな時は気晴らしをするに限ります。
ということで、ほんの少しの時間でも楽しく過ごせればと、手っ取り早くお買い物へ行きました。

去年の年末に買おうかどうしようか迷いに迷った末、結局は見送ったお正月用のお飾りがあったのですが、それがこの一年ずっと頭の中にありました。

そこまで想いが強いのなら、これは買うべきだと決心したものの、実際に昨年と同じ物がまた今年もお店に並んでいるのか?

それどころか、このコロナ禍でそのお店がまだその場所にあるのかすら怪しく、恐る恐る足を運んでみたのです。

そのお店は全国各地から日本の素敵な物を集めたセレクトショップで、漆塗りの器から陶器、お着物、アクセサリーとセンスの良い調度品が並んでいます。

お値段もなかなかなので、よほど気に入った物でなければ購入はしないのですが、見ているだけで十分楽しいお店です。

以前はちょくちょく寄っていたものですが、コロナ禍ですっかりご無沙汰していたので、ちょっと心配していました。

しかし、ちゃんとありました!

お店も以前のまま、そしてお目当てのお正月飾りも昨年末と同じように並んでいたので、今回は躊躇なく購入しました。





「迷うくらいなら、それは本当に必要な物ではない」

そう思っていましたが、必ずしもそうとは限らないものです。

直感的に「これ!」と思ったものは、その時に手に入れておくべきだと考え直しました。

今回は運良く同じものが手に入りましたが、物によっては生産停止、お取り扱い中止ということも決して珍しいことではありません。

1年間も思い続け、今年は絶対に買おう!
そう思っていても、お店や商品がなくなってしまったら、そこで終わりです。

きっと、「あの時、なぜ買わなかった?」と、激しく後悔を残すことになっていたはずです。

私にとって苦しいのは、取り返しのつかないことへの後悔です。
結果がどうあれ、手を伸ばさなかったことへの後悔はずっと残ります。

たとえ手に入らなかったとしても、頑張って手を伸ばした、自分は頑張った!と思えれば諦めもつきますが、何もしないまま「やっぱりやるべきだった」と後になって思ったとしたら、後悔してもしきれないくらいに悔しい思いをすることになるでしょう。

「これは本当に必要なもの?」
そう考えるのは、無駄遣いを回避する上では必要なことかもしれませんが、今回はそれも良し悪しだと感じました。

必要かどうか考える前に、

「これを手に入れなかったことを後悔しないか?」

そう考えるべきだと思ったのです。

物を買うという行為のみならず、

「これをしなかったことで、後々後悔しないか?」

「言わないでいたことを後悔しないか?」

そんな風に考えてみるべきだと思いました。

人一倍悔しがりの私なので、これはとても重要なことです。
「後悔しない人生を!」と思っているのだから、どんな些細なことであっても、

「本当に後悔しない?」

そう、自分に問い続けようと思ったのでした。

何はともあれ、無事に再会でき、我が物とできたことがあまりにも嬉しく、憂鬱な気持ちがしばし薄らいだ一日でした。





ちなみに今日は、フランスの映画監督、ジャン・リュック・ゴダールさんの生まれた日です。

有名なところではやはり『勝手にしやがれ』でしょうが、私にとってゴダールと言えば、『気狂いピエロ』でした。

若かりし頃、フランス映画にハマった時期があったのですが、そのきっかけとなった作品でもあります。

そのネーミングセンスにまず唸り、次に映像から見えるその色彩の鮮烈さに、「これぞ、おフランス!」と、目を奪われました。

そんな映像の目新しさだけでなく、セリフも日本語ではなかなか思いつかないような、とってもポエムな言葉がまるで宝石のように散りばめられた、若かりし頃の私にとって、それはそれは衝撃的な出会いだったのです。

今ではすっかりそんなフランス映画を観ることもなくなりました。

感受性豊かで傷つきやすかった乙女も、今では立派な中年女となり、何が飛んでこようが跳ね返す鋼の如きメンタルを有する。。。といいますか、それと同等の鈍感力を身につけました。

今でも、あの頃のように『気狂いピエロ』に感動できるのか、ちょっと興味深くもあります。。。