365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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年末の築地で過ごす有意義な朝時間。気安いやりとりにほっこり和んだ「楽」

2020年12月30日(水)

今日は大寒波が訪れるなどと言われていましたが、東京は午前中少し雨が降ったものの、それほど寒くは感じませんでした。

寸前まで迷っていた築地での買い物ですが、日頃からの「無駄な早起き」をたまには有効活用してしてやろうと、やはり行くことに。
グーグー寝ている夫を叩き起こし、そそくさと築地場外市場へと足を運んだのでした。

朝5時頃だったので、それほどの混雑もなく、買う店も買うものもいつも決まっているので、効率よく回ってサクッとお買い物は終了。

その後、人の少ない通りを選び、少しだけぶらぶらしながら、年の瀬の築地感をしばし満喫。

6時近くなってようやく人がワサワサワサっと増えてきたので、ここで築地を後にしました。

いつも、お買い物の後にコーヒーの一杯でも飲んでいきたいと思うのですが、海鮮丼やモツ煮込みは食べられても、カフェでコーヒーにスイーツとはいかないのが、東京の朝です。

それならば、魚介たっぷりの海鮮丼でも食べて帰りたいところですが、築地にいながらして「早朝からいきなり生魚は無理。。。グラノーラ食べたい。。。」と言う夫が一緒では無理です。
こんな時、日本人と結婚していたら。。。などという思いが頭をかすめたりしますが、たかが海鮮丼で自分の選んだ道を否定するのも寂しいものです。
買った本鮪を楽しみに、いつものように海鮮丼は諦めました。

せっかく朝霧払って築地まできたのに。。。





早起きは三文の徳などと言いますが、「密」を避けながらよいお買い物ができた点では三文ほどの得はあったと言えますが、それ以外になにがあったでしょうか。。。海鮮丼も食べられなかったし。

早起きしたところで、「おお!」といったことはありませんが、ここでの買い物は日常の何気ない楽しさを実感させてもらえることもあります。

袖振り合うも他生の縁で、お店の人や隣り合わせた見知らぬ人と軽口を言い合ったり、そんなお買い物ができるのも築地のいいところだったりするのです。

歩いていて、突然お店の人から世間話を振られたり、「これ、安くするよ!」などと声をかけられても、「残念!もう他所で買ってきちゃったわよ」などと言えば、「じゃ、また来年よろしくねー!」などと、肩肘張らずに気軽にコミュニケーションできたりするところがいいのです。

普段、買い物をしているスーパーやデパ地下などでは、できないやり取りです。

しばし「東京の人は冷たい」などと言われたりしますが、そんなことはありません。
知らない同士、こんな気のおけないやり取りができる世界もあるのです。

ギリギリまで迷いに迷った年末の築地ショッピングでしたが、やっぱりいってよかったなと思いました。
久しぶりの有意義な朝時間、美味しいものを物色し、お買い物をし、思う存分「朝活」できた気分です。





ちなみに今日は、シンガーソングライターである山本潤子さんの生まれた日です。

昭和生まれなら誰もが知る、あの『ハイファイセット』のヴォーカルです。

ヒット曲の一つである『フィーリング』を聞いた時、子供心にもなんと歌の上手い、大人の女性なのでしょう!と思ったものです。
全然関係ないのですが、あの曲を耳にすると、幼い頃履いていた編み上げの茶色いブーツを思い出すのです。。。

かつて、楽曲を提供していたユーミンこと松任谷由実さんが、「日本で一番歌の上手い女性」とどこかで言っていたことがありました。

天才をも認める歌唱力をもった山本潤子さんですが、現在は喉の不調により無期限休養中とのこと。

あの確かな歌唱力、そして透き通るような美しい歌声をまた聴かせてほしいと願っています。。。