365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

Sponsored Link

2020年の大晦日。いつものように笑って過ごす幸せな年越しに、心から感謝できる「喜」

2020年12月31日(木)

晦日。今日で2020年も終わり。

コロナ!コロナ!であっという間に終わってしまったような一年でした。

今年やるべきことは、昨日までで「とりあえず」という程度に終わったので、今日はほとんどキッチンにこもって、のんびりとお正月に食べるお料理を作り置きしたり、下拵えしたりしていました。

今年は子供達もクリスマスに続き年末年始もステイホームということで、部屋の大掃除などをしていました。

遊びたい年頃なのに可哀想だなぁ。。。と思いながらも、大きくなっても一緒に過ごせるのが嬉しく、これもコロナのもたらした結果なのかと思うと、ちょっと複雑な気持ちにもなります。

しかし、今日の東京は過去最高の感染者数となり、いきなりの1337人という驚きの数字でした。
これを見れば、やっぱり家族でステイホームの年越しが一番です。

家族全員が揃っているからと言って、ずっと一緒にいなければいけない訳ではありません。

今日だって、私はキッチンにいて、子供達は自室のお掃除、夫はといえばお風呂を掃除していたかと思えば、ベランダに出たり、自室をひっくり返し始めたりと、相変わらず意味不明な行動をとっていましたが、夕方頃からはみんな一仕事終えたようで、自然とリビングに集まっています。





毎年楽しみにしている『笑ってはいけない』という番組にかじりつき、何時間でもバカ笑いしています。。。

こんな能天気でいいのか⁉︎

腹を抱えて大声で笑っている家族の姿を見て、心配になりながらも、なんと平和な光景なのだろうとも思います。

「笑う門には福来る」と言いますし、笑うことは免疫力アップにも効果があると言われているので、コロナ感染防止対策としてはいいのかもしれません。

いつもと変わらない年末。。。

そんな家族の傍らで、私一人はクッキーや甘栗などを摘みながら、ギリギリまで美味しいもの欲にしがみつきます。
そして、年が明ける15分前になると『ゆく年くる年』を観るのです。

あの厳かな雰囲気、落ち着いた語り口、そして全国各地の年越しの様子などを見るのがとても好きです。

テレビから流れてくる除夜の鐘、そして近くのお寺からもボーンボーンという厳かな鐘の音が響きます。

それを聴きながら、

「これしきのことで私の煩悩が消えるわけでなし。
もしそうであるなら、私はもっと痩せているはずじゃないのよ!」

そう、今年最後の悪態をつくのです。

そして、いよいよ年が明けようとカウントダウンに入ると、「みんなー!そろそろよー!」と招集をかけ、口の中いっぱいにお菓子という名の煩悩を頬張ったまま、新しい年を迎えるのです。

きっと今年も同じでしょう。





この一年、いろいろなことがありましたが、毎年繰り返されるこの変わらない大晦日に、そして家族で笑って過ごせることへの感謝を改めて思います。

特別なことなど何もない、ただ平凡な一年の終わりですが、それこそが幸せなのです。

求めすぎず、いまある幸せに感謝しながら、また明日から楽しく頑張っていこうと思うのでした。。。


最後に今年の総評です。
9月の途中から始まったブログなので、わずか数ヶ月ですが、、、

喜 28件
怒 6件
哀 36件
楽 41件

こんな結果となりました。

ちょっと「哀」も多かったけれど、「怒」が少なかったのが嬉しいです。
来年は「喜」と「楽」に満ちた一年となるように心して新しい年をお迎えしたいと思います。

このブログをいつも読んで下っている方々をはじめ、一度でも訪問してくれた皆さん、今年もありがとうございました。

プライベートなつぶやき多き日記ですが、来年もよろしくお願い致します。

では、大晦日といえど、例外なしということで、いつものお誕生日トピックです。





ちなみに今日は、脚本家である倉本聰さんの生まれた日です。

数えきれないほどのドラマを世に送り出してきた倉本聰さんですが、やっぱり我々の年代にとっては、『前略おふくろ様』や『北の国から』『昨日、悲別で』などが印象深く心に残っています。

個人的には2005年の『優しい時間』が好きです。富良野へ旅した際、たまたま富良野プリンスに宿泊したので、舞台となった喫茶店にも行ってみたり、ちょっとした思い出もあります。

なにより、あのドラマの雰囲気とそこに流れる音楽がたまりません。
平原綾香さんの歌う『明日』という曲は、まさにこの舞台にぴったりとハマります。

風のガーデン』というドラマでも平原綾香さんの『ノクターン』が使われていました。

倉本聰さんの脚本は、映像や音楽まで想定して書かれるといいますが、それも激しく納得です。

ドラマと主題歌、挿入歌との関係は、その世界観に影響するものだと、つくづく感じます。

最近は、老人ホームを舞台にした『やすらぎの郷』など、ちょっと年配者向けの面白いドラマも手がけています。
もう少し歳をとったら楽しめるかなと、先のお楽しみとしてとっておこうと思います。

では、皆さん、よいお年をお迎えください。。。