365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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夢中になればなるほど太る趣味。それでも趣味は生きる糧となる「喜」

2021年1月8日(金)

今日も朝からよいお天気の東京でしたが、まだ引きこもり生活は続いています。

腰痛もかなりよくなってきたようで、今朝は自分でゴミ出しにもいけました。
が、やはり痛みはあるので、もう少し大人しくしていようかなとステイホーム。
どうせ緊急事態宣言も出たので、しばし静養していることにしました。

今年はガレットデロワも食べられない。。。そう思うとガックリきてしまったので、朝からネットで百貨店サイトやお菓子屋さんサイト、お取り寄せサイトを巡っていました。

バレンタインデー前とあり、目新しいお菓子が盛り沢山で、ポチポチと指が気持ちいいくらいに走ります(笑)

しかしバレンタインデー向けのお菓子は2月到着がほとんどなので、当面のおやつを確保するために、さらにポチポチしなければならず、こんなにお菓子ばかり買っていていいもの?と、最近増えたお腹の贅肉を見下ろしながら、自分の行いに疑問を覚えたりもするのです。





ほとんど動かなかった割には、食欲は旺盛で、3度の食事以外にもお菓子やアイスを好きに食べているのです。
これではさすがに太ります。。。

ウォーキングしていた頃は、暇に任せてかなり長距離、長時間歩いていたので、体重が増えることもありませんでしたが、まったく動かないとなれば、5キロくらい太るのは簡単です。

体型の変化を知るバロメーターであった服も、外に出ないことでゆるっとした部屋着ばかりなので、太った!と気づいた時には大変なことになっているというパターン。。。

まったくとんでもない趣味を持ってしまったものだと思います。

これが、ヨガや筋トレ、ランニングが趣味であったらダイエットに関する悩みなどなかったことでしょう。





若い頃からこれといった趣味はありませんでした。
読書や映画鑑賞といった趣味の定番と言えることに関しても、日々当たり前のようにしていたことで、あえて「趣味です」というほどのことだとは思っていませんでした。

一人であちこち国内外へ旅をしていましたが、ただ行きたいから行っていただけで、これもまた「趣味です」というほどのこととは思っていませんでした。

多分、今から思えば、どれも「趣味」と言っていいくらいにはしていたことなのでしょうが。。。

今は読書量もめっきり減り、映画もごくたまにどうしても観たいものがあった時に足を運ぶ程度。
旅にしても子供が生まれてからは、気まぐれにふらりと行くこともできないので、家族で旅行に出かけるくらいです。

そんな感じだったので、常に自分には「趣味がない」と言い続けてきましたが、最近では「お菓子を食べること」そして「ブログ」が趣味だと思えるようになりました。

これだけ毎日、飽きもせず何年も続けているのだから、これは「趣味」と言ってもいいのではないかと思うようになったのです。





どんなことでも夢中になれること(もの)があるのは幸せなことです。
それは生きる活力になり、心を励ましてくれます。

嫌なことがあっても、美味しいお菓子を食べたり、愚痴愚痴とブログに気持ちを綴っているだけで、気持ちが落ち着いてきて、「まぁ、これも人生だわ」と思えるようになります。

夫や子供達を見ていても、その趣味が生きる上での一つの大きな光となっているのがわかります。

つらいことがあっても、この(趣味)ために頑張れる!というのはよく聞く言葉です。

趣味といっても、それが「生きがい」となるほど思いの強いものから、何となく好きというライトな趣味まで色々かと思いますが、いずれにしても「これが好き!」というものがあるのは嬉しいものです。

たとえそれが、どれだけ太るような趣味であるとしても(笑)

ネットや本で美味しそうなお菓子の写真を見て、買いに行く予定を立てたり、デパ地下やお菓子屋さんに足を運び、並んだ色とりどりのお菓子を「どれにしょう⁉︎」と悩みながら選ぶのも楽しいもの。

今だって、腰痛で動けない退屈な毎日でも、そんなお菓子を探したり、ネットショッピングしたりすることで楽しい気持ちになります。

やはり、この趣味は捨てられません。
どんなに太ろうが、お菓子はやめられません。。。
と言いますか、運動すればいいのです。
腰痛がもう少しよくなったら、運動を開始しましょう。
これもすべては「趣味を守るため」。そう思えば、少しくらい面倒でも耐えられそうです。

とりあえずは、1ヶ月の緊急事態宣言中に、いまある余分な贅肉を一掃し、体型を元に戻すことを目標としましょう!





ちなみに今日は、イギリスのミュージシャン、デヴィッド・ボウイさんの生まれた日です。

ミュージシャンのみならず、俳優としても活躍し、日本でも大変な人気を誇ったボウイですが、10代の頃は私も大好きでした。

ボウイといえば思い出すのは、今から約30年ほど前のことです。ロンドンで暮らしていた私はある田舎町の小さなホールにボウイが来る!という噂を小耳に挟みました。周りの多くの人は「ガセネタでしょ」と言っていた中、よくわからないまま足を運んだのですが、そこに本物のボウイが現れたのでした。

世界的に有名なミュージシャンがこんなところで⁉︎ そう思うような、古びた狭いホールでした。

それまでミュージックビデオや写真でしか観たことのなかった憧れのボウイが目の前にいます。
あのオッドアイがはっきりと見え、手を伸ばせば触れられるのではないかという距離でした。

私はなんという幸運な人間なのだろう。こんな幸せが訪れるとは⁉︎

たいした目的もなく日本を出てきたけれど、イギリスへ来たのはボウイに会うためだったのだわ!

いま思えばかなり大袈裟ですが、当時はそんな激しい勘違いをするほどに興奮したものでした。

ボウイが亡くなってもう5年くらい経つでしょうか。その時はとても悲しかったものです。

今でもデヴィッド・ボウイという名を聞くと、あの古びたホールを思い出します。

ただ、どこの街の何という名のホールであったかは、まったく思い出せません。イギリスに渡ったばかりで、英語もほとんど話せず、地理もよくわかっていない中、夢中で駆けつけたことだけは覚えていますが。

若さの持つ情熱とはすごいものです。そして、その情熱こそが夢を叶えることに必要な大切なものだと知った、一つの大きな出来事でした。