2021年1月25日(月)
今日の東京はカラリと晴れて、とって気持ちのいい一日でした。
そして、お給料日です。
私は働いていないので、夫のお給料ですが、毎月25日はそのお給料をあちらこちらへシャッフルするのが私の仕事となっています。
引き落とし口座の確認や振り込みなどを済ませ、その足でお買い物に行きました。
スーパーで食材や雑貨を買ったあと、いつものように甘いものを求めてお目当てのお店へ寄ってみると、思いもよらず、欲しかったものが!
喜び勇んで購入し、脱兎の如く帰宅すると、早速ご賞味。
「あー、美味しかったー!」
で、終わればよかったのですが、ふと包装されたビニールに貼ってある紙に目が行きました。
なんと、そこに書かれた消費期限が昨日の日付になっているではありませんか⁉︎
あら。。。
食べちゃったわ。。。
しかも、美味しかったし。。。
なんで消費期限の過ぎたものを売ってるのかしら?
コロナ禍だから、流通の問題?
それとも、昨日の売れ残りを廃棄するのはもったいないので、また販売してしまおうか!という判断?
尋ねたわけではないので、わかりませんが、おそらくは単純なミステイクかと。
消費期限を確認せずに店頭に古いものを並べてしまったか、もしくはシールを作成する時点で日付を間違って入力してしまったか。
そんなところであろうと想像します。
ここで考えたのが、これはクレーム案件になり得るか?ということです。
もしかしたら、とっても神経質な人なら、「消費期限が切れてる!お腹痛くなった!」という人もいるかも知れません。
古いものを並べて売るとは、何事か!
そう憤慨する人もいるかもしれません。
物事に対する捉え方は、人それぞれです。
同じような状況であっても、それに対して怒りを覚える人もいれば、なんとも感じない人もいます。
私は若い頃から、人と怒りのツボが違うと言われてきました。
人が怒るところでは怒らない。しかし、人がなんとも思わないところで怒るといった具合に。。。
そして、どちらかといえば、怒りの沸点はとっても低く、夫などからは「癇癪玉」などと呼ばれていました。おそらく彼が初めて覚えた難しい日本語だったはずです。
私の男友達が教えたようです。。。
子供達はそんな私を「情緒不安定」と表現します。怒りのツボがどこにあるか、想像もつかないからだそうです。
私としては、とても常識的に怒ったり嘆いたりしているつもりなのですが、どうもズレているようなのです。
困ります。。。
しかし、最近はそんな悩みもなくなりつつあります。
何故かといえば、私は怒らなくなったからです。
いい歳をした大人が、公衆の面前で怒り狂っていては、さすがに恥ずかしいと自覚し、怒らないことを自分に誓ったのが数年前。
怒りをコントロールすることも慣れによるものかと思っていましたが、友人にそんな話をしたところ、一言「歳をとったせいよ」と。。。
性格が「丸くなった」などということがありますが、まさに歳のせいで丸くなってしまったのかもしれません。
歳のせいで、針ねずみのようなトゲトゲは全て抜け落ち、ハゲ坊主。
サラリとツルリと物事をやり過ごすことができるようになったようです。
そんな、丸くなった私なので、消費期限が切れているくらいでは怒りません。
誰でも怒るのは気分がいいものではありません。
人を傷つけるような言葉を吐けば、自分も同じように傷つきます。人を殴ると自分の拳も痛むのと同じです。
怒るよりもどうしてそうなったのか、相手の立場になって想像し、その答え次第で、時に諦め、時に納得してと、怒らないで済む道を行く方が、自分も傷付かずに済みます。
人間、時に戦わなければいけないこともありますが、つまらないことで怒るのは、ストレスが溜まります。
ストレスが溜まると免疫も落ちます。
これはいけません。このコロナ禍では、感染リスクが高くなってしまいますので、怒らないに限ります。(笑)
免疫を低下させないためにも、消費期限くらいは喜んでスルーしましょう。
東京の新型コロナ新規感染者も、今日は600人台まで減少しました。
本当かしら?そろそろオリンピックを視野に入れての数字なんじゃない?
などと、疑心暗鬼になりながらも、納得する努力をします。それも怒らないためなのです。
怒りは本当にそれが必要な時のために温存しておきます。できることなら、一生そんな機会が来ないことを願い。。。
何はともあれ、消費期限切れのおかげで、怒らない自分を再確認し、悦にいったのでした。。。
ちなみに今日は、女優の多部未華子さんの生まれた日です。
ドラマやCMなどで安定した活躍を見せる多部未華子さん。とても可愛くて好きな女優さんです。
特に故三浦春馬さんと共演した映画『君に届け』がとにかく大好き!
あまり邦画は観ないのですが、この映画はもう何度も観ました。
クラスでも大人気のイケメン君が、冴えないけれど心優しい女の子を好きになり、邪魔者が現れたりもしながら、最後にはめでたく成就するという青春ドラマ。
まさに韓流ドラマパターンであり、安心のハッピーエンド。
いい歳をして、私はこんなお気楽でハッピーなストーリーが好きなのです。
若く美しい主人公たちは、目の保養にもなりますし、観ているだけで楽しい気分になります。