2021年1月30日(土)
早いものでもう週末。。。
いつものように人口密度の高い、賑やかな土曜日でした。
このおこもり生活は一体いつまで続くのか?
緊急事態宣言もさらなる延期となる可能性も出てきて、ひょっとしたら春が終わるくらいまで状況が変わらないのではないかとすら思えてきました。
つらいです。。。
このコロナ禍ではデメリットを数え上げたら、あれもこれもと思い浮かんできてキリがありません。
そして、うんざりし、人生諦めモードにもなってしまいそうです。
楽天的な性格の私ですが、時に「もう!本当にいや!」と、溜息が出る様なこともあります。
しかし、悲観してばかりいても仕方がありません。こんなコロナ禍においても、少しでも明るくなるようなことを考えたいもの。
きっと何かしらメリットとなることはあるだろうと思うので。。。
メリットを語る上で、いつもはデメリットも併せてあげつらねてしまうものですが、あえてメリットにだけ目を向け、コロナ禍で「これは幸いであった」と思ったことを考えてみました。
まずは、お金です。
節約になった
なんといっても、これが一番でしょう。
一歩外に出れば、あれやこれやとお買い物をしたり、ついでに食事をしたり、お茶を飲んだりと、一日に何度も財布の紐を緩めることになります。
もちろん家にいてもネットショッピングでポチポチッと散財することはありますが、実店舗でお買い物をする様な勢いにはなりません。
元々洋服、雑貨、化粧品などは、実際に手に取って買うことがほとんどなので、ネット通販はあまり利用しません。
このコロナ禍でもそれも変わりません。
昭和生まれなので、なんでも見て、触ってのお買い物が一番間違いないと信じているのです(笑)
お買い物はいつもデパ地下巡りのついでに、百貨店などで済ませていたので、外出できなくなったことで、そうした支出がなくなりました。
また、美容院なども「どうせ家にいるだけだしね」と、行く頻度も激減。
そして、なによりも大きいのは交際費がゼロ!
これまで週に何度もランチだお茶だとお友達と集っていましたが、コロナ禍ではお互いに誘うのも遠慮があり、この一年は数えるほどしか会っていません。
マスク会食などが推奨されていますが、一口食べるごとにマスクをずらして。。。なんて、面倒でやっていられません。
そんな事をするくらいなら、行かない方がいいということです。
トータルすると、かなり支出は減り、貯金が増えたので、これは幸いです。
東京以外の美味しいお菓子を見つけた
私は美味しそうなお菓子を買ってきては、おやつに食べることが半ば趣味になっているのですが、お菓子は食べることだけではなく、これぞというものを見つけ、それを買うためにお店へ足を運ぶ楽しみというものもあります。
そうなると、当然近隣で手に入るお菓子が中心となるわけですが、このコロナ禍では、たとえ近場とはいえ、外出そのものが躊躇われるようになりました。
そこで始めたのが「お取り寄せ」です。
お取り寄せならば、近場でも遠方でもやることは同じ。ちょこっと余分に送料を払えば、日本の端っこからでも品物を届けてもらえます。
一度やってみると、その手軽さにすっかりハマってしまい、この一年はさまざまな地域からお取り寄せを楽しみました。
もしもコロナがなかったら、相変わらず都内のお店やデパ地下などで決まったお店のお菓子ばかりになっていたことでしょう。
コロナがなかったら出会えなかったお菓子を知り、楽しむことができたという点では幸いでした。
ブログに費やす時間が増えた
仕事もしていない、子供も手のかからない年齢の専業主婦は、自由になる時間が多いもの。
しかし、自由だからこそ、本来ならあちらへフラフラこちらへフラフラと外出三昧でした。
自粛生活となってからは、そのフラフラがなくなった分、当然家で過ごす時間が多くなりました。
Netflixに張り付いたりすることもありますが、それ以外の自由時間には暇に任せてブログに向かう時間が増えたのです。
当初はお菓子レビューを中心としたメインブログだけでしたが、それだけでは飽き足らず、このブログを含め、2つのサブブログまで作ってしまうほど、ブログ時間が増えました。
昨年の夏前くらいでしょうか、Googleのコアアップデートによって、収益が激減しましたが、このコロナ禍でブログ記事をたくさん書いていたせいか、徐々に盛り返してきています。
まだまだですが、とりあえずはお菓子代には十分なくらいには回復したので、それもこれもブログに費やす時間が多くなった結果ということで幸いでした。
韓流ドラマの楽しさを知った
昔々、『冬のソナタ』で巷の奥様達が「ヨン様〜」と韓流ドラマに夢中になっていた頃は、とりあえずお勧めされたドラマなどを観たりしましたが、「なにがそんなに面白いの?」とまったく興味が湧きませんでした。
しかし、コロナ禍で再トライしてみたところ、どっぷりとハマってしまったのです。
それもこれも、自粛生活で時間がたっぷりとあったので、この一年で色々な韓流ドラマを観ることができたせいです。
あれこれ観ているうちに、なぜ昔は楽しめなかったのかも判明しました。
かつては「涙なくしては観られない悲恋」ばかりをお勧めされて観たせいだったのです。
私は悲しかったり、悲劇が繰り返されるようなストーリーが好きではないのです。
笑えて、最後はみんながハッピーになる、救いのあるストーリーがお好みなので、その様なものに巡り合ったことで、ようやく韓流ドラマの楽しさを知ることができ、これまた幸いでした。
マスクの恩恵
マスクをして出かけるなどというのは、コロナ以前には考えられませんでしたが、今はそれが当たり前になりました。
マスクの恩恵は50代の女にとって小さいものではありません。顔のたるみやシワを完全カバーしてくれる、最強の美容アイテムと言ってもいいくらいの優れものです。
また、時に個人を特定しづらいという利点もあると、先日思い知りました。
長くなるので、その理由は別のサブブログに書きました。
少ないながら、無理矢理に捻り出せば、不幸中の幸いと思えるようなことって結構あるものです。
きっと、よーく考えればもっともっとあるはずです。
緊急事態宣言が延長されたとしても、腐らずに良い面にも目を向けて、明るい気持ちをキープしていこうと思ったのでした。。。
ちなみに今日は、漫画家である長谷川町子さんの生まれた日です。
ご存知のように『サザエさん』の作者です。
私がまだ子供の頃から、日曜日の夕方に放送され続けている怪物漫画。。。
しかし、私は『サザエさん』さんよりも、『いじわるばあさん』の方が好きなのです。
『サザエさん』は日曜日の終わりを憂鬱にさせてくれました。
「ああ、お休みが終わってしまう」
『サザエさん』を観るたびに、そんな気持ちになったのを今でもハッキリと覚えています。
その点、『いじわるばあさん』はそんな余計な感情が入り込むことなく、純粋にストーリーを楽しむことができました。
今は昔と違い、日曜が終わり、月曜日が来る事を心待ちにするようになりましたが、やっぱり『サザエさん』を観ると、何故かあの憂鬱な気持ちを思い出すのです。
終わらないサザエさん症候群でしょうか。。。