2021年2月13日(土)
今日は朝からとっても気持ちのよいお天気の東京でしたが、私は家にこもってブログを書いていました。
お菓子のレビューを書いているメインブログですが、バレンタインを前にチョコレート菓子をたくさん食べていたので、それらをバレンタイン当日前に投稿したいと考えていました。
ところが、のんびりと一日一投稿しかしていなかったため、食べたお菓子全ての投稿が明日までに終わらないと、今日になって焦りはじめ、朝から必死で書いていたのです。
バレンタインのお菓子が届き始めてから、かれこれ1ヶ月になりますが、それ以外の投稿もあったので、バレンタインのレビューは2月頃から始めました。
ところが、一日一つのお菓子だけ食べているのなら、一日一投稿でいいのですが、それ以上に食べていたため、ここにきて渋滞を起こしてしまったというわけです。
今日は頑張って3回投稿しました。
もうクタクタです。。。
すでに食べてしまったお菓子ばかりなので、写真も撮ってあり、下書きにお味の記録なども記してあるのですが、それだけでは投稿できません。
写真を選び、必要ならば大きさや色調などを調整する作業もあります。
箇条書きにしてあるお菓子の説明、お味の感想なども、文章として読めるように整えなければなりません。
途中で力尽きて昼寝をしてしまったのも痛かったです。書きながら落ちていました(笑)
それにしても、よくもこんなに食べたものだなと思ったものですが、それ以上に自分がどれだけお菓子を買い漁っているのかが気になりました。
以前は自分の足で買いに行っていたものを、今はそれに加えて「お取り寄せ」なんて習慣までできてしまったものですから、たまりません。
おまけにバレンタイン前は、どこのお菓子屋さんも限定品などという見逃せないものを繰り出してくるので、こちらはたまったものではありません。
まさに人の理性を粉々に打ち砕くという、容赦ない所業。。。
こんな時、限定のゲーム機やアニメグッズなどに行列を作るオタクの気持ちが痛いほどわかります。
お金も時間もどうでもいい!とにかくそれを手にしたい。
そんな思いだけで突っ走るのです。
先日もデパ地下を歩きながら、ふと思ったのです。
私はひょっとして、おかしくなっている?
周りを見ると、あれもこれも食べたいお菓子ばかり。一つに絞りきれなくて、あちらの店、こちらの店とホッピングです。
そこで、はたと理性を取り戻し、これ以上は超えてはいけないボーダーよ!と、売場をあとにしたのですが、後になってみると、なんとも妙な気持ちになりました。
もしも買ったお菓子がそれほど美味しくなかったり、好みでなかったりしたら、「ああ、宣伝や評判に煽られて踊ってしまったわ」と反省もできますが、私は自分好みのお菓子を見極めることには自信があります。
「これ!」と目をつけたお菓子は90%以上の確率で当たりです。
そうなると、美味しいお菓子を見つけ、それを味わうことのできた幸せを感じます。
これが美味しくなかったら、「無駄な散財をしてしまったわ」と後悔し、その後は少し慎むようになるのでしょうけれど、幸せなど感じてしまったら、そんな行動に拍車がかかる一方です。
しかし、「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」です。
お買い物をしている時は「楽しい!」、食べている時は「美味しい」と夢中になっていましたが、いざブログに記録していると、こんな書ききれないほど食べて、理性が崩壊しているとしか思えない!と、なんだか嫌になってきました。
まだ家にはお取り寄せしたお菓子がたくさんあります。
そちらはバレンタインとは関係のないものですが、今日も必死でブログを書いているところに、宅急便が2度やってきて、お菓子を置いていきました。
そうなると、また喜びが再燃。。。
このバレンタインがきっかけで、世の中のあらゆるオタクの気持ちがわかった気がします。
理性が吹き飛ぶほど好きなものがあること、それで人生が楽しくなるのなら、それはそれでハッピーなことなのかもしれません。
ちなみに今日は、舞踏家の長嶺ヤス子さんの生まれた日です。
もうかなりのお婆ちゃまですが、フラメンコの世界ではかなり有名なダンサーでした。
昔々、私がまだ若い頃、よく新宿の『エル・フラメンコ』というお店に行っていました。
お食事をしながら、国内外のダンサーが踊るフラメンコが目の前で鑑賞できるという、フラメンコ好きにとっては定番のお店でした。
私はお友達のお付き合いで、スペイン料理お目当てに通っていたのですが、あるダンサーを観てから、すっかりフラメンコにハマってしまったのです。
それがのちにバルセロナオリンピックの閉会式で、その踊りを披露することとなったクリスティーナ・オヨスさんです。
それ以来、すっかりフラメンコ好きになり、色々と調べるうちに、長嶺ヤス子さんの存在を知りました。
彼女の著書も読みましたが、人生そのものが激しくアーティストで、これはいくら好きでも私なんぞがフラメンコなどやってはならない。。。などと思わされたものです。
最近では全くそのお名前を聞くこともなくなりましたが、きっといまでもアートな暮らしをしているのではないかなと思っています。