2021年3月15日(月)
今日は一日、とても暖かい春のような陽気の東京でした。昨日は桜の開花宣言も出され、心ウキウキするような季節の到来です。
毎年桜の季節になると、入学式まで散らずに保つかしら?と、気になります。
子供達が小学校に上がった十数年前になりますが、入学式には満開の桜が咲いていて、とてもきれいな景色の中で記念撮影できたのが深く印象に残っています。
晴れの日を満開の桜の下で迎えられるなんて、とても素敵です。
ああ、日本に生まれてよかった!と思ったものです。
そのせいか、桜の季節になると、入学式まで桜が散らずに残ってるといいのだけれど。。。などと、ついつい心配してしまうのです。
ところで、娘の大学受験の結果がようやく出ました。
ウキウキと桜の話をしていましたが、こちらの方は「サクラ散る」という結果となりました。
浪人決定です(笑)
もともと、無謀なトライだったので、不合格は想定内。多分、期待をかけられるとしても、一浪は免れないだろうと思っていたので、私自身はそれほど落胆しませんでした。
当の本人は受験前「落ちる気がしない」などと、かなり自信たっぷりだったので、さぞかしショックを受けたのでは?と思っていましたが、それほど気落ちはしていないようです。
予備校仲間たちもこぞって不合格という結果だったこともあり、少しは気が楽だったのかなと思います。
今回は力が足りなかったと、自分でも思ったから、また1年間頑張って、来年こそは合格するから!
そう、かなり前向きに結果を受け止めていました。
浪人を喜ぶ親はいないと思いますが、正直言えば、今年は合格でも不合格でも、どちらの結果になったとしてもいいと、私は本気で思っていました。
昨年から続く新型コロナのせいです。
長女は大学生ですが、もう1年以上学校には通っていません。ずっとリモートでの講義で、学校へ行って勉強することも、お友達と一緒に過ごすこともできなかった一年でした。
長女は今年大学4年になるので、少なくとも大学入学から2年間はキャンパスライフをエンジョイできました。
しかし、例えば昨年の4月に入学したお子さんたちは、学校にも行けず、お友達を作ることもできずで、新しい生活を楽しむこともできなかったことと思います。
今年もまだまだコロナの脅威が去ったわけではありません。それを思うと、果たして今年入学することがいいことなのか?と思っていたのです。
「受験」ということで考えれば、もちろんストレートで合格を勝ち取るのが一番です。
しかし、大学へ入った後のことを考えると、一年遅れてもいいのではないかしら?とも考えました。
勉強はもちろん、様々な行事を楽しみ、大学生生活をエンジョイするには、コロナは邪魔なだけです。
あと1年もすれば、少しはコロナも落ち着くかもしれない。。。
そう考えると、今回の不合格もそれほど悲観するような結果ではないかと思ったのです。
終わったことをクヨクヨとしていても、何も変わりません。どんな結果であろうと、少しでもポジティブな要素を見つけ、
「この結果には意味がある。この経験はいつか宝となる」
そんな風に、目の前に出された結果を前向きに受け止め、目標に向かってまた一から歩き出して欲しいものです。
自分でどうしてもこの大学!そう思うのであれば、諦めずにやれるところまでやればいいと思います。
親子で戦える受験は中学受験までです。
大学受験ともなれば、もはや親の出番はありません。ただ、大蔵大臣としてサポートするのみです(笑)
その努力が見て取れるのなら、浪人生活も将来への投資と思い、サポートするつもりでいます。
しかし、学生のうちは経済面での面倒は見ますが、高校を卒業したら、それ以外のことはアテにしないでいただきたい。
サポートはあくまでも、勉強に必要な費用を負担するというだけのこと。
娘にもそう言いました。
今年はサクラ散るという結果を頂きましたが、来年こそはよいご縁が繋がるよう、また一年頑張ってもらいたいと思っています。
その間、母は旅をしたり、温泉に浸かったりしながら、自分の人生をエンジョイするつもりです(笑)
(コロナが去れば。。。ですが)
ちなみに今日は、日本中央競馬会の騎手、武豊さんの生まれた日です。
言わずと知れた日本競馬界の天才騎手ですね。
私は競馬など賭け事はいたしません。いまは。
しかし、日曜日などはよく競馬中継を観ています。それは、お馬さんを見るためです。
幼少の頃から、競馬中継を観るのが大好きという、おかしな女の子でした。
ツヤツヤに光るボディー、立髪を靡かせて懸命に走るサラブレッド達を観ると、その美しさに目が離せなくなります。
馬を見ているだけなのですが、中継の声も自然と耳に入ってくるので、騎手の名前もなんとなく覚えてしまいます。
武豊さんのお父様、武邦彦さんのレースも観ていました。お顔がそっくりで、サラブレッドに乗る人は、やっぱりサラブレッドなのねと思ったのを覚えています。
ところで、一つ心残りがあります。
忘れもしない1990年、オグリキャップの引退レースで手綱をとったのが武豊さんでした。そして今でも伝説のように語られる「奇跡のラストラン」!
私は日本を留守にしていたがために、それを見ることができなかったのです。。。
今でもYouTubeなどでその映像を観ますが、その度に鳥肌が立ち、最後は涙、涙です。。。
あのレースをライブで見られなかったことが残念でなりません。
怪物オグリキャップも凄い馬でしたが、武豊さんの腕あってこそ飾ることのできた有終の美であったのでしょう。それは他の数々の名レースを観ていてもわかります。
武豊騎手、やはり天才です。。。