2021年5月9日(日)
今日は日曜日、『母の日』です。
朝からお天気がよく、暑いわね〜と思ったら、東京でも午後には28度まで気温が上がっていました。
日焼けしそうなので、ステイホームです(笑)
『母の日』と言っても、特になにかをするわけではありません。
私は若い頃から、記念日的なことには関心がなく、特別な日だから何かをしようというのは、できれば避けたいと、普段から無頓着でいるようにしているのです。
しかし、家族は違います。
外国人である夫は、とにかく「特別な日」を強く意識していて、イベントやらプレゼントやら、鬱陶しいくらいにやりたい人です。
今日も『母の日』のプレゼントにと、欲しかった紫陽花の鉢植えを3種類もプレゼントしてくれました。
欲しかったので、嬉しかったのですが、なぜあえて『母の日』なのか?
欲しかったものをプレゼントしてあげたいと思うのなら、別に『母の日』にこだわることはないでしょ?
などと、生意気なことを思ったりします。
すみません。。。
そんな夫を見ているせいか、子供達も記念日などには必ずプレゼントを用意してくれます。
子供達からのプレゼントは、夫からのものとは別の意味で嬉しいものです。
これまで頑張って子育てしてきたことの、一つの答えを得たような気持ちになるからです。
30代、40代は、自分のことはさておき、家族のために過ごしてきました。
自分の時間を犠牲にしたのではなく、自分自身の選択で望んでそうしてきました。
当然、見返りを期待するでもなく、自分が望んで作った家族や家庭というものに対して、責任をまっとうしたいという思いでした。
至らない母親ですが、一生懸命に努力はしてきました。
その結果が20年後の今、ようやく出たという気持ちです。
成長した子供達からもらうプレゼントからは、私を喜ばせようという気持ちがたくさん見えます。
私が常日頃考えていること、やりたいと思っていること、好きなこと、そうしたことがプレゼントに反映されているのを見ると、子供達もまた母を思ってくれているのだと、とても嬉しくなります。
たぶん、『母の日』というのは、きっかけなのだと思います。
忙しない日常に流され、置き去りになりがちな家族への気持ちを、改めて思い出させてくれる。。。
そのための日なのかも知れません。
普段から周りにいる人を大切に、毎日が特別な日であるような気持ちでいたいものです。
特別なイベントなどなくても、花束などなくても、感謝の気持ちを持っていれば、それは自ずと行動にも現れてくることと思います。
『母の日』だからではなく、いつもそんな気持ちでいられたら素晴らしいことです。
しかし、言うが易しで、実際は難しいものですが。。。
特に夫は時折とても憎らしく、そんな時は感謝の気持ちも一瞬で砕かれてしまいます。。。
やはり、記念日や行事は必要な日なのかも。。。そう思ったりもします。
日頃から夫に対する愚痴ばかり言っておりますが、どんなに憎たらしくても、次に巡ってくる『父の日』には、しっかりと感謝の気持ちを思い出そうと思います。。。
何はともあれ、今日は一日『母の日』ということで、すべての家事は免除。
ただ自分のしたいことだけをして過ごしました。
自分のためだけに100%の時間を自由に使える幸せといったら!
毎日が『母の日』ならいいのに。。。
そう思った一日なのでした。
ちなみに今日は、アメリカのシンガーソングライターである、ビリー・ジョエルさんの生まれた日です。
小学生の時に初めてビリー・ジョエルを知り、今に至るまで聴き続けている大好きなアーティストです。
当時はまだレコードの時代だったので、両親に頼んでビリーのLPを買ってもらい、擦り切れるほど聴いたものです。
大人になると、来日コンサートにも足を運びました。
最後に行ったコンサートは2006年の東京ドームでした。ひょっとして最後の日本公演になるかも⁉︎という噂があり、2日間チケットをとって、観に行きました。
実際はその2年後に再来日し、一日だけ公演が行われましたが、そちらは残念ながら観ることができませんでした。チケットが取れなかったからだと、そんな記憶があります。
とにかく、いま聴いても、まったく古さを感じさせない、都会的なサウンド。
大人になって初めてニューヨークを訪れた時、頭の中に『You May Be Right 』が軽やかに流れ出したものです。
10代の頃から、ビリー・ジョエルの音楽は、常に生活の中にあり、今は子供達も含め家族みんなが大好きなアーティストになっています。