365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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夫婦喧嘩における当てつけと無視。自由のためにはどんな陰険なこともできる「怒」

2021年5月31日(月)

5月最後の日です。
そして、わたしにとっては花の月曜日。
家族はみんな出払い、いつもの静かな一日を過ごすことができました。

先週末は夫との間で大喧嘩が勃発し、そのせいで、ゆっくりブログを書くこともできませんでした。
大喧嘩と言っても取っ組み合いをしたわけではありません。

いつものように、くだらないことが原因です。。。しかし、その原因が私にとっては一大事。ブログに関することだったのです。

簡単にいえば、私がブログばかりに夢中になっていて、話しをしない!

そう、夫が不満をぶちまけてきた。ただそれだけのことです。

コロナ以前は休みとなれば、お友達とあちらこちらへ出かけ、まったく家にいなかった夫ですが、コロナ禍ではそんな生活もままならず、仕方なくステイホームな週末を送っているのですが、とても退屈らしいのです。

一方、私は昔から週末は家で過ごす派だったので、これまでと変わりなく、ブログを書いたりと、いつも通りの生活を送っています。

コロナ以前は各々好きなことをして過ごすというスタイルが、夫にとっては不満だったのです。





私がどんなに自分の趣味に熱中していても、構わず話しかけてくる夫です。
その都度、適当に話し相手にはなっているつもりでしたが、相手にとっては「もっと真剣に聞け!(もっと構ってくれ)」と思っていたようで、

「ブログばかりやってないで、家族とのコミュニケーションをとれ!」

「そんなにブログが大切か?そんなに重要なのか?」

「別に家事を完璧にやれとは言っていないのだから、ブログなんて平日一人の時にやればいいだろ」

そんなことを、横からグチグチと言われたため、こちらも堪忍袋の緒が切れたというわけです。。。

そもそも、コロナ以前は家族のコミュニケーションどころか、家にもいなかったような人間が、コロナで外出できなくなった途端に、相手の行動を制限しようとするなど、勝手極まりないことです。

しかも、相手の突いてきたツボがいけませんでした。

ブログは私にとって、唯一趣味と言えるようなことで、老後のライフワークになるかも?と長年取り組んできた、人生で最後にと自分に課したミッションなのです。

それに対して文句をつけるとは、「抜け殻のように生きてゆけ!」と言われているようなものです。少し大袈裟ですが(笑)

「私から生き甲斐を奪い去る気か⁉︎」

「何もせずに生きていけばいいというということか?」

「家族のために一生を捧げろと言っているのか?」

烈火の如く怒り狂う私に、ツボを間違えたことにようやく気づいた夫は、矛先を変えて更なる攻撃を仕掛けてきました。





「ブログはまだしも、韓流ドラマばっかり観てるじゃないか!いつもTVはつまらないと言ってるくせに!」

「韓流ドラマとTVを一緒にするな!あれはれっきとしたエンタメだ!」

「いや、あれは毒だ。一種の中毒だ!」

話しがよくわからない方向に行こうとしていましたが、「ブログ」と「韓流ドラマ」という、私が唯一夢中になれるものを丸ごと否定され、怒りは沸点ギリギリ。

しかし、ここで大声で怒鳴りつけても逆効果です。オレ様アングロサクソンは、粗大ゴミにも等しいくらい、大きくて無駄なプライドを持っています。

ここで私が選んだ戦略は、もっとも陰険な「当てつけ」と「完全無視」です。

「わかりました。ブログもやめます。一生懸命に取り組み、もう5年も継続してきましたが、きっぱりやめます」

「韓流ドラマも観ません。自分の意思は全て捨て、ただ息をする以外は、家族の奴隷となって生きていきます」

そう言ったきり、まったく口を聞かず、部屋の隅で俯いて本を読んでいました。

私にとって読書は楽しいものですが、夫は読書よりも動画を観るタイプの人間です。

きっと、やりたいことをすべて咎められ、意気消沈し、しかたなく本を読んでいると思ったのかもしれません。
また、私に韓流ドラマについてのお小言を言った手前、自分も大っぴらにNetflixに張り付くこともできないと、後から気づいたようです。





「別に好きなことをやめる必要はない。ただ、家族のコミュニケーションが。。。」

と、そんなことを繰り返し、繰り返し言ってきましたが、「もう結構です」と言ったきり、あとは完全無視です。

我ながら、面倒臭い女ですが、これくらいしないと面倒臭い男には太刀打ちできないのです。

何を言っても本から目を上げない。食事もとらない(ただお腹が空いていなかっただけ)、口も開かないといった状態に、なす術のなくなった夫。

「アイス食べる?買ってこようか?」

「なにか、食べたいものある?」

「ドリンクは?冷たいものでも用意する?」

完全無視がつらくなったのか、夫はとうとう観念し、ブログ&韓流禁止令など、まるでなかったかのようなご機嫌取りに走り出しました。

しかし、ここで食べ物に釣られてはいけません。中途半端に気を許せば、いつかまた同じ問題が再浮上する可能性もあります。

ここは、しっかりと悪い芽は摘み、完全なる自由を勝ち取らねばなりません。

何をしてもまったく効果がなく、こちらの強い意志を感じ取ったのか、昨日とうとう相手が白旗を上げました。

「すみませんでした。もうあなたの好きなことに文句はいいません。ブログも韓流ドラマもやめないでください」





無視がよほどこたえたのと、娘からも「面倒くさいことになるんだから、あんまりマミーのこと怒らせないで!」と、文句を言われたことが功を奏したようです。

そんな中、この2日間はコソコソと短いブログを書いたりしていました。やめる気などサラサラありません(笑)

しかし「当てつけ」と「完全無視」は継続です。まだ許してはいないのですから。
自分は好き勝手するけれど、相手の自由は迫害するという、人としてあるまじき行為に対し、もう少し抗議したい気持ちなのです。

自分のパートナーが、生きる楽しみを失い、暗い顔をして淡々と生きていく姿が見たいのか、好きなことを楽しみ、いつも朗らかに笑っていてくれる方がいいのか、実体験として植え付け、私にとってのブログ&韓流ドラマの重要性を認識させる必要があります。

正直、まだ腹の虫が治りません。
私は結構執念深いのです。。。

しばらくは、なんにもやっていないふりをして、大人しくしていようと思っています。
怒りが消えた頃に、何事もなかったかのように、ブログを書き、韓流ドラマを楽しむ姿を見せてあげようと画策しております。。。





ちなみに今日は、アメリカの女優であるブルック・シールズさんの生まれた日です。

初めて彼女を観たのは、『青い珊瑚礁』という映画でした。
わずか15歳にして、すでに完成された美をもったブルックに恐れ慄き、同じ人間なのか?もしそうであるなら、アメリカというのはなんて国なの⁉︎ と驚愕したものです。

以来、密かにブルックウォッチングを続けていましたが、いつだったか親日家であるブルックが来日した時のこと。
誰に着せられたのか、振袖姿で報道陣の前に立ったブルックを見て、あの美への恐れがハラハラと消えたのでした。
あれほどの絶世の美女なのに、腰位置が高すぎるせいか、着物姿がなんだかおかしかったのです。

よかった。。。ブルックも同じ人間だった。
長年の呪縛から解き放たれ、ブルックウォッチングは幕を閉じたのでした。

そういえば、天皇陛下も皇太子時代にブルック・シールズさんの熱狂的なファンでしたっけ。。。