2021年6月16日(水)
今朝は朝のうちザーッと強い雨が降りましたが、日中はそれほど荒れたお天気にならなかったので助かりました。
しばらく引きこもっていたので、今日は久しぶりに日本橋まで足を延ばしてきました。
とっても欲しいお菓子があり、それお目当てに朝から出かけたのですが、デパ地下の混雑たるや!
開店前から長蛇の列ができていて、これも緊急事態宣言の反動なのか、政府のコロナ対応の反抗か、な〜んて思ってしまいました。
オリンピックはやるけどね、庶民の皆さんはおとなしくしていなくちゃダメよ!
パブリックビューイングなら頑張って作ってるから、来てもいいけどさ!
外食なんて庶民の良い子たちはしちゃダメ!
外に出ると、コロナ感染者数が増えて、オリンピックできなくなっちゃうでしょ!
まぁ、増えてもオリンピックはやるけどさ!
とにかく、言われた通り我慢しててね!
でも、ご褒美なんて期待しちゃダメよ。
そんな、強引なまでの間接的メッセージを受け続けた結果、どうなったかと言えば、私たちの中にあった緊張感やコロナと戦おう!という気持ちが、すっかり白けてきてしまったように思うのです。
さて、話しを欲しかったお菓子に戻しますと、これまでの経験から行列は想定内で、勝手知ったるとばかりに、いつもの時間に家を出たのですが、着いてみればそこはすでに長蛇の列です。
これは何かの間違いか⁉︎
そう思い、並んでいる人に尋ねてみたところ、まさに目的を同じくした行列だったのです。。。
限定品お目当てだったので、当然それにありつくこともできず、目の前で売り切れていくお菓子をただ見守るしかない悔しさたるや!
また、別の日に今度はもっと早く行列に並ぶか。。。
それとも、諦めるか。。。
私に示された道は2つです。
たかがお菓子ごときに、そこまで執着する必要もない!
美味しいお菓子なんて探せば、食べきれないほどあるのだから。
そう思いつつも、スッパリと諦めることができません。
元々諦めの悪い性格です。欲しいものがあれば、なんとしてでも手に入れる!それが普通のことと生きてきました。
しかし、世の中どんなに欲しても得られないものもたくさんあります。
お金とモノが溢れた時代を通り過ぎてきた私たちは、その強欲さゆえ、求めるものも多く、それに比例するだけのものも同じように諦めて生きてきたとも言えます。
たくさんのことを諦めてきたからこそ、ほんの少しの努力で手に入るものに対して、妙に意固地になり、執着するのです。
諦めてしまえば、そこで「the end」。苦しい執着もいつしか消え、楽になります。
そこに、「ご縁がなかった」「時間を無駄にせずに済んだ」「たかが◯◯、もっとベターなものに出会えるチャンス」etc
そんな言い訳をくっつけてしまえば、さらによし。完璧です。
そもそも、諦めるとは「明らむ(明らかにする)」といって、道理を明らかにする過程で、何故それが叶わないかの理由を理解し、思いを断ち切り、次へ進んでいこうというポジティブな意味であるといいます。
「諦める」って、実は自分を向上させるのに必要なプロセスにもなり得るものなのです。
しかし、そんな小難しいことはまったく考えないのに加え、そもそも「絶対に無理なことじゃないし!」というのが厄介なところ。
諦めずに結果を手にした時のことを想像することがやめられません。
大変ではあったけれど、自分の欲しかったものを手にした時の達成感。
敗北から果敢に立ち上がり、リベンジを果たした爽快感。
それによって得られる未知の満足感。。。
諦めることと、諦めないことを天秤にかければ、まさに正義の女神が手にする天秤のようです。
どちらかに偏ることもなく、「自分のよしとする道を貫け」とでも言うように、まったく答えにならない答えを突きつけられます。
私はまだ迷っています。
本当は諦めてしまいたい。。。
しかし、諦める勇気もありません。
諦めた後に、万が一後悔でも押し寄せてきたら、1ヶ月くらいは悶々とすることでしょう。
たかがお菓子です。
また次にチャンスが巡ってくる可能性もあるものです。
亡くなったお婆ちゃんの作るトライフルや、コロナ禍では希望のないフランスでしか手に入らない美味しい発酵バター、経済的事情により不可能である、どんぶり一杯分のベルーガのキャビア、それらは容易に諦めることができるのに、またチャンスがあるかもしれない程度のものだからこそ、諦めるのがより難しくなるのです。
50年以上も生きてきて、このようなことで日々悩んでいるのは、なんと平和なことかと思いながらも、お菓子は私にとって生きる糧であり、大切な趣味の一つです。
タイムリミットはあと6日。。。
諦めるか、否か、もう少し迷ってみることにしましょう。。。
ちなみに今日は、韓国の俳優であるパク・ボゴムさんの生まれた日です。
最近は少しでも暇ができれば、すかさず韓流ドラマ鑑賞に走るという立派な韓流おばさんになった私ですが、ちょうど最近観たのが、ボゴムさん主演のドラマでした。
見るからに好青年、可愛らしいお顔に180センチを超える長身。見ていて不足はございません(笑)
周りの韓流おばさんたちからは、「ボゴム、素敵!」などという声が、あちらこちらから聞こえてくるので、とっても人気があるようですね。
しかし、私はまだ一作しか観ていないので、その魅力がよくわからないのです。
韓流ドラマに関しては、演じる役柄次第で、特に魅力を感じなかった役者さんが、突如絶世の美男美女に見えてくるというマジックが存在しています。
このボゴムさん、只今兵役中。昨年人気絶頂の中、海軍へ入隊したそうです。
除隊は来年の4月頃だそうなので、それまでにもう少しボゴム作品を観て、その魅力を探って行こうと思います!
観なければいけないドラマが盛りだくさんで、忙しいです。。。