2021年6月19日(土)
今日は朝から雨が降っていて、冷んやりと少し寒いくらいの一日でした。
家に引きこもってばかりの生活でしたが、今週は立て続けに外出したり、結構ハードに過ごしていたので、起きた時は少し疲れを感じました。
お天気も良くなかったので、こんな日の家事は最小限です。主婦にお休みはないも同然なので、手抜きはマスト。そうでなければ、何十年も毎日同じことをやり続けることはできません。人によってはできるかもしれませんが、私はあまり真面目な性格ではないので無理でしょう。
適当に、自分の都合のいいように、気分でやっているからこそ続けることができているのです。
午前中は宅急便が幾つか届く予定になっていたので、それを待ち、昼過ぎからお散歩がてら表参道まで出かけてきました。
一人で出かけるつもりでしたが、いつものように夫がついてきました。
コロナ禍以降、お友達との集まりがなくなったため、仕事がお休みの週末はとても退屈をしているようです。
私が出かける時は、「一人がいいの!」とでも言わない限りは、必ずついてくるようになりました。
本当は一人でぶらぶらしたいところですが、夫という荷物持ちがいれば、少しくらい重たくて大きなものでもお買い物できるので、黙認しております。
まずは夕食用のパンを買い、たまに出ている植木屋さんが来てるかな〜とのぞき(きていませんでした)、通りかかったお店で植木鉢を買いました。
ベランダに紫陽花の鉢が幾つかあるのですが、とっても窮屈そうなので、もっと広い家(鉢)に引っ越しをさせるため、新築一戸建を用意してあげました。
自分の住む家は借り物でもなんでも構わない私が、紫陽花には責任を持ってよい環境を与えてあげようというのですから、来年も派手に咲いてもらわねば困ります。
結構雨が降っていましたが、表参道はものすごい人でした。
私も天気に関わらず、ふらっと出かける人間ですが、世の中そんな人はとても多いのだなと思いました。
途中、どこかで休もうかと、馴染みのカフェなどをのぞきながら歩きましたが、どこもいっぱいです。
結局は休憩なしで歩き続けました。最近、週末に出かけると、必ずそんな調子です。
ゆっくりお茶を飲むところも見つからないくらいの人口密度の高い東京。。。
問題です。どうにかならないでしょうか。
これでオリンピックが始まったら、さらに多くの人が集まるのでしょうか。
そういえば、最近ポストに聖火リレーのルートに関するお知らせが入っていました。
近隣が交通規制されるためですが、なぜわざわざ人の集まる大型商業施設の前を通るのでしょうか。
聖火リレー見たさに、そこにいる多くの人が同じ場所に大集合することになります。
人流を止めたいのではなく、流れを作ろうと思っているようです。
オリンピックにまったく興味のない私でさえ、
「あら、すぐ近くを通るのなら、見ちゃおうかしら⁉︎ こんな経験一生に一度だし」
などと、一瞬思ったくらいですから。。。
コロナに関係なく、人が多いところは嫌いなので、偶然通りかかることはあっても、わざわざ見に行くことはないと思いますが。
オリンピックの準備は着々と進んでいるようです。
話が逸れましたが、そんな混雑した表参道を抜け、外苑前あたりまで行ったりと、ぶらぶらしてみましたが、帰宅した時点で、歩数計の数字は一万歩には至らず。。。
一日一万歩歩くのは、なかなか大変です。
後もう一息といったところが、余計に悔しい!
明日もまた東京は雨の予報です。お散歩日和ではありませんが、次こそは一万歩を突破したいので、歩きに行く予定です。
ただ、日曜日なので混雑必至の表参道、渋谷方面は避けた方がよさそうです。
人のほとんどいないオフィス街を狙っていけば、途中でお茶休憩くらいはできそうです。
明日をもって緊急事態宣言も解除となるので、健康のためにも引きこもりはやめて、しっかり身体を動かす生活に戻ろうと思っています。
まずはお散歩からスタート!
ちなみに今日は、作家である太宰治さんの生まれた日です。
数々の名作を残した説明不要、誰もが知る小説家です。
『走れメロス』『人間失格』『斜陽』あたりは、誰もが一度は読んだ経験があることと思います。
私は「太宰治」は好きではないけれど、「太宰治の小説」は好きです。
初めて『斜陽』を読んだ時、まさに「選ばれし者」のみに与えられた才であると感動したものです。
本もすぐに断捨離してしまう私ですが、10代の頃に読んだ太宰治の本は、未だ本棚に並んでいます。
気が向くと、たまにパラパラと読んだりすることもあるので、処分できないのです。
そういえば、若い頃から青森県の五所川原にある太宰治の生家『斜陽館(太宰治記念館)』を見に行きたいと思っていたのを思い出しました(笑)
明治40年、太宰の父によって建てられた豪邸で、それはそれはすごいお屋敷なのです。
ずっと忘れていましたが、やっぱり行ってみたいので、いつかは。。。と思っています。
太宰治は好きではないけれど、彼の小説は一生読み続けることでしょう。