365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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緊急事態宣言がさらに延長されるも、何も変わらない街に危機感なしの「哀」

2021年8月17日(火)

少しずつ夏の暑さを取り戻りしたような、ムシムシっとした一日でした。
それでもまだ「真夏」の暑さには程遠い気温だったので、今日はこの隙にと外出してきました。

外出と言っても、近所の郵便局や銀行を回り、ついでにスーパーやお菓子屋さんで、ささっとお買い物しただけですが。。。

引きこもれるだけ引きこもっていようと思っていましたが、やはりそれも限界があります。

これだけキャッシュレスが進んだとはいえ、まだ手元にある程度の現金がなければ、いざという時に困ります。
災害などでインフラが完全に機能しなくなった場合、クレジットカードもただのプラスティックです。
災害など起こらなくても、メガバンクのATMが全国的にストップ。。。などということも少し前にあったので、まだまだ完全には信用おけません。

お金だけでなく、お買い物一つとっても、あれがなかった。これが足りない。など、そんな時は、ネット通販で届くのを待つよりも、さっと近所のスーパーへ買いに行ってしまった方が早かったりします。

結局、まったく外に出ずに生活しようと思ったら、多少なりとも不便を感じることになります。

そんな時、自分の代わりに動いてくれる人でもいれば問題ありませんが、頼る人がいなければ自分でどうにかするしかありません。





考えてみれば、ずっと引きこもっていられるということは、自分の代わりに何かしらしてくれる人がいる恵まれた境遇と言えるでしょう。

私もあまり外に出たくない時は、よく夫や子供にお遣いを頼みますが、今日のように仕事などで家族が出払っていたら、自分でやるしかありません。

完全なる引きこもりは、ほとんどの人にとって、難しいのがわかります。

新型コロナによる緊急事態宣言も、さらに延長されることが決まりました。
蔓延防止も含めると、一年のうちほとんどを引きこもって生活することが求められているということですが、さすがに無理があります。。。

デパ地下もスーパーも、人が集まるところにリスクがあるというのなら、もうどこへ行っても感染と隣り合わせということです。

久しぶりに外へ出てお買い物をしてみれば、街はこれといって変わった様子はありません。お盆休みも終わったせいか、それほど多くの人手というわけでもなく、割と静かだったのが意外でした。

ウィルスは目に見えるものではないので、そんな静かな街の様子を見ていると、普通に生活できそうな気さえしてしまいます。

自粛疲れ、新型コロナに対する慣れ、政府への不信感。。。色々と言われていますが、結局のところ、あまりに街の様子が普通のため、危機感を持ちづらいというのもあるのかも知れません。

どれだけ感染者が増えようが、みんな普通に満員電車に乗って仕事へ行き、お店も当たり前のようにオープンしています。
生活に必要な飲食や衛生に関わるお店だけではなく、どんなお店も普通に商いをしています。
街はまったく普通なのに、このどこが緊急事態なの?と、誰もが思っていることでしょう。

とはいえ、やっぱり感染して苦しい思いをしたくないので、そのあたりはグッと想像力を逞しくして、不要不急の外出はこれまで通り控えようと思っていますが、たまに外に出て普通の生活をするのは、やっぱり楽しいものです(笑)

明日からまた暑くなりそうなので、またしばらく引きこもる予定でいますが、こんな生活がいつまで続くのやら。。。
外へ出るたびに、複雑な思いに駆られるのでした。。。





ちなみに今日は、元プロボクサーで現在は俳優、タレントとして活躍する、赤井英和さんの生まれた日です。

昭和生まれにとっては懐かしの「浪速のロッキー、赤井さん」。
あのボクサーがのちに俳優、タレントとしてお茶の間の人気者となるなど、誰が想像したでしょうか。。。

もしかしたら、あの映画が全ての始まり?
阪本順治監督のデビュー作『どついたるねん』。
1989年に公開された、赤井英和さん主演のボクシング映画です。
まるで赤井さんのドキュメンタリーかと思うような映画でしたが、原田芳雄さんをはじめ、キャストも素晴らしく、当時とっても好きだった映画です。

ボクシングによって九死に一生を得るなど、壮絶な体験もしてきた赤井さん。それを思い出すと、今あるタレントさんとしての姿を嬉しく思うのでした。