今週後半は連日動き回っていたため、さすがに疲れてしまいました。
朝からとても良いお天気でしたし、新しく買った収納の組み立てや家具の移動など、週末にやっておきたいと計画していたことがあったのですが予定変更。
疲れた時は身体を休めるのが一番ということで、今日はお疲れ休みの一日とすることにしました。
ソファーに横になり、気軽のエッセイ本などを読みながらゴロゴロっとしていたら、眠ってしまいました。しかも4時間も。。。
最近、少し睡眠時間が足りていないなと思っていましたが、まさかこんなに長いお昼寝をするほど疲れていたとは。。。
お昼寝をしてしまうと身体が余計に怠くなるので、普段はほとんどしないのですが、これほど眠れるということは、身体が欲した睡眠だったのでしょう。
そう思うことにします(笑)
家族は私が昨日からしきりに「疲れた」と口にしていたせいか、眠っているうちにそれぞれお出かけしてしまいました。おかげで静かにどっぷりと眠れました。
最近、何故か本を読んでいると眠くなってしまいます。どんなに「先が知りたい!」と夢中になれるようなストーリーでも、読んでいるうちに睡魔が忍び寄ってきます。
そのせいで、以前ほどたくさん本を読まなくなりましたが、やはり長年の習慣を完全に断ち切ることは難しく、暇があると何かしら本を手にします。
長編小説などだと、すぐに眠くなるため、なかなか先へ進めずにもどかしい思いをするので、最近は一遍が短いエッセイを読むことが多くなりました。
週に何度か通っていた本屋さんが閉店してしまってから、以前のように頻繁に本屋さんへ行くこともなくなり、手持ちの本を繰り返し読むことが増えました。
今日パラパラっと読んだのは、平松洋子さんの『かきバターを神田で』という、食をテーマとしたエッセイで、数年前にタイトル買いした本です。
「かきバターと醤油」この間違いないコンビネーションをタイトルにするだなんて!
タイトルだけで「美味しい」を感じられるのはなかなか珍しいことで、迷わず手に取った本ですが、読んでいても美味しい(笑)
食に関する著書を多く出しているエッセイストさんなので、とても食べることが好きな人なのだなと、食いしん坊共通のメンタリティーが見えたりで、とても楽しい本なのです。
登場するのは普段私たちが口にしているような食べ物、紹介されているお店も昔からあるような庶民的なお店ばかり。
「ああ、美味しそう」「食べてみたい」
そう思った時、すぐ手を伸ばすことのできる気安さがいいのです。
本に限らず私が惹かれるのは、絶対に手の届かない現実から遥か遠く離れたものか、手を伸ばせば誰にでも掴めるものか。その両極端なものである気がします。
頑張ればなんとか手が届くかも。。。と、そういったことには、あまり魅力を感じないようです(笑)
これも歳を重ねてきたからなのかなと思います。
平松洋子さんの著書は、そんな食いしん坊なアラフィフ主婦の好みにピタリとハマる本なのです。