365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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サワードウでいつものパン作り。フランスパン用の天板で初のバタールと、おやつに再びのバナナブレッド。

ゴールデンウィーク最終日は、初夏のように暑い一日でした。
まさにパン作り日和です。

昨日、新しい全粒粉を買ったので、今日はそちらを使った全粒粉100%のカンパーニュを作る予定でした。
ところが朝になって、夫が「バタールにして」というので、先日買っておいた新しいお粉をお試しすることに。

オーベルジュ」という準強力粉です。
初見としては、かなりもちもちとした力強い印象なので、フランスパンなどにはよさそうです。

リスドォルに比べると、それほどベタベタとしていない感じで、割と扱いやすいお粉といった感じ。かなりまとまりがいい小麦粉ですね。

真っ白なバタールというイメージで作り始めたのですが、いざスターター(発酵種)を加えるところで、「ああ。。。」と。
私が今育てているスターターは、すべて全粒粉かライ麦で、小麦粉100%のものがありません。





最初に作ったものは小麦粉100%でしたが、なかなかうまく育たなかったため、破棄してしまいました。次に作った全粒粉のスターターがとてもうまくいったので、以来そちらを使用しています。


こちらは全粒粉とライ麦をミックスしたスターターです。

たまたま夫のリクエストで焼いていたパンが全粒粉やライ麦を使ったものだったので、スターターが小麦粉でなくてもいいかなと、小麦粉のスターターはそれきりになっていました。

ただ、バタールなどはやっぱり真っ白なスターターを使いたいので、そのうち小麦粉を使ったものを作ろうかなと考えています。
白い方が、なんとなく「ルヴァン種」って感じもするので(笑)
気温が安定した頃を見計らって、再トライします。
とりあえず、今日のところは、ちょっぴり茶色いバタールを焼きましょう。





ところで、前回バゲットを作るはずが、失敗しました。
本来、バゲットなどは形成する際に、フランスパン用のキャンパス布のマットなどを使用しますが、私は持っていなかったので、普通の厚手の布に並べてみたのですが、加水多めで生地が柔らかいこともあり、よれよれになってうまく成形できませんでした。
おまけにオーブンの大きさをはみ出すサイズになってしまい、どうにも焼けないということで、一度形成した生地を二分し、形成し直したため、なんだか生地がおかしな状態になってしまいました。

焼き上がりは思ったほどひどいものではなく、なかなか美味しかったのですが、やっぱり思い描いていたものと違いすぎて。。。

道具というのは、すべてではありませんが、大切なのだと思いました。

そこで買ったのがこちら。





フランスパン用の天板です。
たまたま富澤商店へ小麦粉を買いに行った際に見つけたものです。

キャンパス地のマットとどちらにしようか迷いましたが、こちらの方が簡単に洗えるので、お手入れも楽かなと天板にしました。

こちらは小さなサイズで、268×241。
大きなものは、我が家のオーブンにはギリギリ入らないので、残念ながらミニです。

このままオーブンへ入れることも可能だそうですが、耐熱温度が230℃までなので、残念ながら高温で焼くハード系ではやめておいた方がよさそうです。
そこのところが残念ですが、ストレスなく形成できるので、買ってよかったです!

とはいえ、なかなか難しいです。。。

サワードウなので、かなりゆるゆるの生地。おまけにかなり太っちょ。それでもしっかりホールドしてくれています。

天板のままでは焼けないので、下にクッキングシートを敷いてみました。

しばらくおいて、膨らんだら、クッキングシートのままオーブンの天板に移し、クープを入れてから焼きます。

それまでの間にブログアップ(笑)






今日のおやつは、またバナナブレッドを焼きました。
一昨日、2台も焼いたのですが、次女がほとんど食べないまま、いつの間にかなくなっていたと、とても悔しがるので、完熟ではありませんがバナナがあったので、急きょ焼いてあげました。

前回と同じレシピですが、今日の方が美味しいような。。。完熟バナナではなかったのに、謎です。

パン作りやお菓子作りが難しいのはこんなところです。
材料としっかりしたレシピがあればそれなりに美味しいものは作れますが、いつも安定して同じものを作るのは、案外難しいものです。。。
独学というのはやはり限界があるのかなと思います。きちんと専門の修行をした方の作るものは、やはりお味、見た目、そして安定感と、すべてにおいてすごいです。。。

私の場合は「独学」というより、「実験」に近い、なんちゃってベーキングなので、家庭でしか通用しないでしょう。

しかし、家庭で作るパンにも、優れている点があります。それは自分好みのアレンジができること、そして何よりもフレッシュブレッドがいただけることに尽きます。
新鮮だとなんでも美味しく感じます。

私はパンは食べるよりも、作ることが好きなのですけれど(笑)

今日も一日、ゆっくりと小麦粉と戯れ、楽しい時間を過ごしました。
さて、明日はどんなパンにしましょうか?
あれこれ考えているだけで楽しいです。