365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

Sponsored Link

プロシュートでアレルギー、たけのこごはんで料理のプロセスを楽しんだ一日。

朝食でイタリア産のプロシュートを食べたところ、軽いアレルギーが出てしまいました。
先日はスペイン産のチョリソーでも同じような症状があり、これはいよいよ海外産のものは気をつけなければと思いました。

若い頃はアレルギーなど何一つなく、どんなものでも食べることができましたが、40代になってから、いくつかの食べ物でアレルギー症状が出るようになりました。

何度かアレルギーテストをして、自分の食べられないものを知っていたつもりでしたが、年齢と共にさらに体質が変わってきているのかもしれません。
好きだったものが食べられなくなるのは、食いしん坊にとっては辛いものですが、健康第一です。
これからは加工品、とくに海外産のものは排除していくつもりです。

このようなことがあると、食は完全に日本食にすべきかなと思います。
外国人の夫と暮らすようになってから、30年近くになりますが、日々の食事は洋食中心でした。

しかし、50を過ぎてからは、洋食ばかりの生活は負担になるのか、すっかり胃弱になってしまいました。
ここ最近は家族とは別に日本食をたべるようにしていますが、当然家族と一緒に洋食を食べる機会もあります。
今朝も娘と一緒の朝食だったので、簡単なベーコンエッグにサラダというメニューでしたが、サラダにプロシュートを加えたのがいけませんでした。。。

朝からそんな調子で、お天気の方もシトシトと雨降りだったので、今日は家で休養していました。





アレルギーが治ってから、たけのこご飯を作りました。

昨日言及した有料の糠は、すでに唐辛子なども入っているもので、筍のアク抜き専用の糠でした。これなら有料でもOKです(笑)

糠を入れてまずはアク抜き。これまでは丸々一本、先の方に切り込みを入れてから茹でていましたが、今回は真っ二つにしました。
少し前にネットでフレンチのシェフの方がやっていたのを見て、真似をしてみたのです。

沸騰したら落とし蓋をして、中火で1時間。コンロのタイマーをセットして、その間は韓流ドラマ鑑賞。
今回は1時間ではまだ硬さがあったので、トータル1時間半かかりました。

筍のアク抜きは、とても時間がかかります。最低でも1時間以上は茹で、さらに自然と冷ましと、時間をかけないとアクが抜けません。
今はスーパーであらかじめアク抜きされた水煮も置いてありますが、あえてフレッシュな筍を買うのは、その匂いを楽しみたいせいでもあります。
コトコトとアク抜きをしていると、とてもいい匂いがします。それだけで満足するくらいに、美味しい匂いです。やはり旬のお野菜とはいいものですね。





パン作りでも言えることですが、私の場合は美味しいものが食べたいと同じくらいに、出来上がりまでのプロセスが楽しいと感じます。

ただ、それが全ての料理に対してそう思うわけではないというのが問題です(笑)

義務としての料理ではなく、「好き」を軸とした料理なら、一日中でもキッチンに立っていられます。
丸々一日かけて、ゆっくりそのプロセスを楽しみながら料理をして、最後に美味しい食事をする。
なんとも贅沢なことです。こんな時、お気楽な専業主婦の身分に感謝します。


ようやくアク抜きが終わり、皮を剥いたら、筍はやはりとても小さかったです(笑)

筍ご飯を作るとき、具材は筍とお揚げだけしか入れません。味付けも醤油、酒、お出汁だけ。シンプルに筍を楽しむには、これが一番です。

2合のお米に油揚げ一枚、筍も全部入れてしまってもいいくらいでしたが、そのものも味わいたかったので、一番小さな筍は残しました。

残念ながら筍のバターソテーまではできませんでした。そちらはまたいつか。





そしてメインのたけのこごはんです。
普段、白米は小さな土鍋で炊きますが、今日は具材があったので、ル・クルーゼのお鍋で炊きました。

沸騰してから15分弱火で炊き、さらに15分蒸らすだけで出来るので、とっても手軽です。

わざとお焦げも作ってみました。ここがまた美味しい!

思い切って炊飯器を断捨離してからしばらく経ちますが、ご飯類は全て土鍋とル・クルーゼでできてしまうので、あまり不自由は感じません。

あまり物を置きたくないので、炊飯器を断捨離したのは正解でした。


一日中雨降りだったせいか、出張中の夫以外は早々に帰宅。家で晩御飯だったので、たくさん作ってよかったです。
一年ぶりのたけのこごはんでしたが、子供達も喜んでたくさん食べてくれました。

自分のために作ったものでも、「美味しい」と喜んでくれると嬉しいものです。

今日も美味しいものを楽しんだ、よき一日でした。