いいのか、悪いのか。。。
人からの親切はありがたいものですが、それがあまりに過剰だったり先走ったものだったりすると、嬉しいような嬉しくないようなそんな気持ちになります。
それはほとんど夫からのものなのですが…
夫は時々、プレゼントを買ってきてくれます。
それがお菓子のような食べればなくなってしまうものならいいのですが、日々使うもので私があれこれリサーチしながら考えていたものだった場合、素直に喜べなかったりします。
先日、いつも使っている炊飯用の土鍋に小さなヒビが入っているのを見つけました。
何年も使っているものなので、そろそろ買い換えようかしらと思っていました。
「土鍋もいいけど、ストゥブやル・クルーゼからもご飯を炊く専用のものが出ているのよね。今度百貨店で見てこうかしら?」
なんの気無しに夫にそんな話をしていたのですが、それはあくまでも世間話の一つとして…そんなつもりでした。
色々とリサーチし、ストゥブのものにしようかとなかば決めていたのですが、その数日後なんと夫がル・クルーゼのショップバッグを「はい!バースデープレゼント」と渡してきたのです。
今月はお誕生日月ですが、私はそうした記念日には無頓着で、何も特別なことはしてもらわなくてもいいといつも言っています。
しかし、いくら言っても夫はなにかしらプレゼントしたいらしく、毎年決まってウェッジウッドのティーカップ、マグカップを送り続けてきました。
コレクターでも特にそのブランドをご贔屓にしているわけでもないので、そんなにカップばかりあっても仕方ありません。
もう、カップのプレゼントはしないで下さい!そう宣言しました。
それ以降、なにを買っていいかわからないようで、今度はフェイラーのハンカチになりましたが、これも私がすでに持っているものやあまり好みの柄ではなかったりするので、これもやめてくださいとお願いしました。
きっと万策つきていたのでしょう。。。
ル・クルーゼのあのオレンジの包みを見た時、嫌な予感がしました。過去にもそんなことが何度もあったので。。。
当の夫は満面の笑みを浮かべドヤ顔です。
以前、オレンジ色の派手なル・クルーゼを買ってきた時と同じ顔をしています。
嫌な予感は確信に変わりました。
もう中身がわかっていたので、あとはカラーです。ほとんどの場合、夫は私が決して選ばないカラーや柄を選んでくるので。
もしも好みに合わないものだったら、違う色に交換してもらおうかと、包みを開ける前に夫に中身を聞きました。
もちろん「開けて!開けて!」です。
しかし、そうもいきません。ル・クルーゼのごはん用鍋は百貨店で買うと¥36,000以上、インナーリッドをつけると約¥40,000。
そんなお金を払うのならば、気に入った物を使いたい!と正直に「好みのカラーじゃなかったら、交換してもらうから」と伝えました。
夫は外国人なのでそんなことを言っても気を悪くすることはありません。むしろ合理的であると、「なるほどね」とすぐに答えてくれました。
またオレンジや赤を選んだかと思いきや、意外にも黒でした。
ここで安心して包みを開けることができたのです。
色は本当なら白かブルーがよかった…でも黒も許容範囲。
大きさは大きい方の20だったのでよし。
これなら交換は必要なし。
でも。。。
ル・クルーゼじゃなくてストゥブ買うつもりだったのに。。。
百貨店で買うよりネットの方が安かったかも。。。
そんな思いがぐるぐる。。。
もちろん、「ありがとう!大切に使います」と言いましたが、こういうプレゼントって、本当にいいのだか悪いのだか。。。
嬉しい気持ちもありながら、やはりいつも使うものは私なりにこだわりもあるし、長く使うものなら余計に自分で選びたいと思ってしまうのです。
しかし、私を少しでも喜ばせようと思ってしてくれたことなので、やはり感謝するべきですね。
美味しいごはん炊きます。
今日のおやつはいただきものチョコレート。
モンゴルのお土産ですが、初めて食べるものでした。
もう一つは岩手のお土産です。
ちょっと変わった形のかりんとうで、これは大好きなもの。
週末でお菓子のお買い物は控えていたので、家にあるものを楽しみました。
明日は予約したパンを取りにいく予定があるので、ついでにあんこたっぷりの生菓子でも買ってこようかなと考えています。