365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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夫に乱された朝のルーティーン。計画、リズム、導線、全て奪われた「怒」

2021年5月12日(水)

昨日で終わるはずだった緊急事態宣言も延長となり、今日もこれまで通り、ステイホームの一日でした。

昨日は何故かやる気が出ず、なにもできなかったので、今日は朝から張り切って色々やろう!と思っていました。

しかし、そんなやる気を朝から根こそぎ削がれるような出来事がありました。。。

大したことではありません。しかし、私にとっては、大きなダメージとなるようなことでした。

まずは、起きて一杯のコーヒーを飲んでから、私の仕事である「家事」にとりかかるのですが、これは一日の始まりにあるルーティーンのようなものです。
これを円滑に済ませることで、その日一日の充実度が変わると言っても過言ではありません。

朝は主婦にとって、ちょっとばかり忙しい時間です。
朝食やらお弁当やら、キッチンであれこれやりながら、洗濯機を回したり。。。

とにかく、少しでも早く家事を済ませ、自分の時間を確保しようと朝早くからフル稼働するのです。

これを円滑に進めるために必要なのは、正しい順序とリズム、導線の確保です。

少しでも早く正確にことを成し遂げるため、合理性を考えた私なりのルーティーンというものがあります。

2015年のラグビーワールドカップで、五郎丸選手がゴールキック前に見せた独特のポーズが注目されましたが、私の場合はそんなパフォーマンスルーティーンではなく、朝の家事をトータルでこなすこと丸ごとが、ルーティーンとなっているのです。

これを、リズムに乗ってポンポン!と片付けるためには、しっかりとした導線をなぞった動きが不可欠です。





今朝もいつものように、ポンポンと動いていると、いつもよりも早起きをした夫がキッチンへ入ってきました。

水でも飲みにきたのだろうと思ったら、突然ミキサーなどを出してきて、フルーツやオートミール、野菜などを並べ始めました。

その時、私は娘に持たせるおにぎりを握っていたのですが、それもお構いなしに、横でガ〜ッとやり始めたのです。。。

「ちょっと!狭いんだから、こっちの仕事が終わってからにしてくれない?」

当然、私はムッとして言いました。

しかし夫は「すぐ終わるから」と、いつまでもガ〜ッ!をやめません。

おにぎりを入れるケースを取るのも、夫が立ち塞がっていて動けません。

完全に導線をブロックされ、リズムが狂いました。。。

仕方なく、その間に洗濯を干し、ついでに2ラウンド目の洗濯を回してから、おにぎりに戻ろう。そう計画を変更しました。

洗濯物を干してから戻ると、キッチンに夫の姿はなく、フルーツや野菜の残り、そして汚れたミキサーだけが残されていました。。。





とりあえず、何はともあれ、洗濯の2ラウンド目だ!と、取り掛かろうとすると、すでに洗濯機は稼働中。。。

はぁ?と、思ったら、夫が趣味かなにかに使ったボロ布を洗濯機に入れて回していたのです。

今日はお天気も終日曇りの予報です。厚手のものを優先して洗い、早い時間に干したいのに、ハンカチ程度の大きさのボロ布2枚が、洗濯機の中でグルグルと回っていました。

ここでもまた計画が崩れたのです。。。

仕方がなく、キッチンに戻り、おにぎりに戻る前に、まずは片付けをと思ったら、再びキッチンに舞い戻ってきた夫。

何をするかと思いきや、オートミールと牛乳を入れた鍋を火にかけ、今度は大量の卵を溶き始め、その横のコンロでオムレツを作り始めたのです。

我が家のコンロは三口ですが、空いている一つはとても小さな種火用です。

私が調理する場所は完全に奪われました。

おにぎりの次は、娘の朝食を用意する予定になっていましたが、できません。。。

「なんで、いきなりそんなこと始めるのよ⁉︎」

ことごとく予定を狂わされ、いい加減、堪忍袋の緒も切れました。

しかし、夫には私が怒っている理由が理解できないようです。

「えっ?自分で自分の朝ごはん作ってるんだよ!助かるでしょ?」





確かに助かります。
ただし、毎日同じように、自分でやるのなら!です。

たまたま早く起きて、たまたま食べたいものがあったから。。。
そんな気まぐれによって、朝の貴重な時間を乱されまくった私にとっては大迷惑です。

広くもないキッチンの中、大きな身体をした外国人がウロウロしていることの鬱陶しさ!

そして、使ったものは使いっぱなし、やりっぱなしで、余計な仕事を増やされ、朝からイライラが止まりませんでした。

いつもよりも洗い物が多く、食洗機には一度に収まらず、2回転させることになり、洗濯もまたボロ布のせいで、2ラウンド目が1時間の遅れです。

どれだけのことをしてくれたか⁉︎

懇々と説明しましたが、夫には理解してもらえませんでした。

「なんで?こんなのすぐ終わるじゃん。しかも洗濯機も食洗機も自動だよ?」

そう平然としています。

確かに自動なので手間はかかりません。しかし、問題は時間です。一日の家事を何時までにコンプリートするか⁉︎
それが、私にとっては重要なことなのです。

なんでもその時の思いつき、閃きに頼って、事をなす夫と、全て計画ありきでその通りに動こうとする私。

根っこが違えば分かり合える訳がないのです。。。

せっかく朝から気分も良く、軽快に動ける!と思っていたのに、すっかりやる気を削がれ、またしても怠さを感じながら過ごした一日なのでした。





ちなみに今日は、漫画家である萩尾望都さんの生まれた日です。

昭和生まれの乙女にとって、『ポーの一族』は一度は通ったことのある道ではないでしょうか。

高校生の頃、お友達の家の本棚に『ポーの一族』が並んでいて、遊びに行くたび、何度となく読み返していた作品です。

あまりにも『ポーの一族』の印象が強すぎて、他はあまり憶えていないのですが、唯一所有しているのが、『フラワーフェスティバル』というバレエを題材とした漫画です。

こちらは『ポーの一族』とはまた違った面白さがあり、子供達がずっとバレエをやっていたこともあり、私もそれでお勉強させてもらっていました(笑)

今ではすっかり少女漫画など読まなくなりましたが、10代の頃は、私も人並みに読んでいたのです。
今でも、あの頃のように、楽しむことができるでしょうか?

どこか、鄙びた温泉地にでもこもり、湯上がりに少女漫画を読み耽る。。。いつかやってみたいことです。