365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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相性の悪い実母との関係。罪悪感を回避するために受け入れた自己犠牲の「哀」

2021年5月18日(火)

今日の東京は、昨日ほど蒸し蒸しとした感じもなく、どちらかと言えばひんやりとした肌寒い一日でした。

昨日は朝から絶不調でしたが、昨夜早寝をして、たっぷりと睡眠をとったせいか、今日は通常モードに戻りました。

今週後半は、なにかとやることがあり、バタバタとしそうなので、回復してよかったです。

しかし、一つストレスの種が。。。

以前もこの日記で散々愚痴った実家問題です。
今日からまた実母が我が家に来ています。
昨日来ると言っていたのですが、お天気が悪くて億劫になったのか、今日突然現れました。

本当なら緊急事態宣言中ですし、高齢のため外出は控えるべきであると言ってきました。
また、今週は私も予定があるため遠慮していただきたかったのですが、相変わらずこちらの都合は関係がないようです。

これから一週間、またストレスフルな時間を過ごすことになるでしょう。

実の親子でも相性というものはあります。
性格的に合わない親子というものです。

過去の日記でも散々書いているので、詳しくは語りませんが、子供は自分の生活を犠牲にしてでも、親のために尽くすべき。そんな価値観を無理矢理押し通し、依存してくる実母が私のストレスの種なのです。





若い頃は大いに反発したものですが、母が80を過ぎた頃に、私は考えを変えることにしました。

どんなにイライラしても、些細な言葉で傷つけられたとしても、酷い扱いを受けようとも、親に対する情は簡単に捨てられるものではありません。

「なんて身勝手な人なのだろう。。。」
そう思いながらも、そんな母に背中を向けることの罪悪感は小さいものではありませんでした。

その罪悪感に耐え続けるよりも、自分が傷つく方がずっと気持ちが軽いと気づいたのです。

以来、実母の望むようにしています。
何も期待せず、ただ母が満足するよう、言われたことはやり、どんな無理難題も理不尽なことも受け入れることにしました。

ストレスは大いに感じますが、おかげで罪悪感はなくなりました。

もしも私がそんな母に反発し続けていたら、きっといつの日か大きな後悔が残ると思います。

なぜ、もっと優しくできなかったのだろう?

なぜ、もっと面倒をみてあげなかった?

なぜ、もっといい関係を築く努力をしなかった?

そんなことを延々と回想しては後悔することがわかりきっているのです。





あと何年、実母が元気でいるかはわかりませんが、そう遠くない将来、必ずお別れの日はきます。

その時に、取り返しのつかないことで苦しむことがないように、自分の気持ちは別のところに置いておくことにしました。

そう決めてから、以前よりも少しずつですがストレスも軽減してきているように感じます。

80歳をとうに過ぎていますが、まだ自分の身の回りのこともできますし、同居してくれている家族もいます。

年に何度かは面倒をみなければいけないことはありますが、つきっきりで介護生活をすることもなく、その点では恵まれていると思わなければいけないと思っています。

世の中には、子育てが終わったと思ったら、今度は介護。。。そんな生活をしている人はたくさんいます。
私の周りでもそんな声が聞こえてくるようになりました。

実母のその身勝手さは、自分を大切にし過ぎるくらいしているようにも映ります。
つらいこと、大変なことはすべて娘に丸投げ。面倒なこと、厄介事も娘に送りつけ、あらゆるストレスを回避してきました。そして今もそれは変わりません。

私にとっては腹立たしいことこの上ありませんが、考え方を変えてみれば、そのおかげで母はストレスを抱えることもなく、元気でいられるとも考えられます。

色々と思うところはありますが、今はそれだけで充分だと、感謝しなければいけないと思えるようになりました。

今日から一週間、なんとか頑張ります。。。





ちなみに今日は、ロシアのフィギュアスケーターアリーナ・ザギトワさんの生まれた日です。

ご存知のとおり、数々のタイトルを総なめにした、歴史に残るフィギュアスケート選手の一人です。

また秋田犬好きを公言したことで、秋田犬保存会会長さんから、秋田犬を贈られ、「マサル」と名付けたことも大きなニュースになっていました。

マサル」なぜ、「マサル」なのか?

「勝る」からとったようです。。。
さすが勝つか負けるの勝負の世界で生きてきた方ですね。

どれだけの努力を重ねてきたか、スケーティングの美しさを見ていると忘れてしまいそうになりますが、「マサル」がそれを物語っているようです。

19歳になったザキトワさん、まだまだその美しい姿を楽しませてくれることでしょう。