365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

Sponsored Link

50代の憂鬱。健康第一という暮らしが見える未来がつらすぎる「哀」

2021年7月5日(月)

降ったり止んだり。。。
今日もそんな一日でしたが、私は朝から病院へ行ってきました。

いつもの定期検診ですが、最近はちょっと不調を感じることもあり、今日はその相談もしてきました。
相談といっても、自分では大体の原因はわかっていました。そしてどうしたらいいかも。。。

ただ、それが正しいのか確認し、軽く背中を押して貰うだけ。

予想通りの回答とアドバイスを頂き、やっぱりそうよね。甘いもの食べ過ぎよね。運動不足よね。。。と思いながら病院を出ました。

ちょっとしたお買い物があったので、その足で渋谷まで出ましたが、目的のものを購入した後はすぐに移動です。

とにかく渋谷はいつも人が多くて、ただでさえ歩くのが面倒になるほどなのに、このコロナ禍ではふらふらすることすら少し怖さを感じます。

スクランブルスクエアの前には、開店前からエシレのカヌレ目的の行列ができていました。。
食べたかったけれど、糖分摂り過ぎという自覚があるので、見ないふりをしてその場を離れました。。。





少しウォーキングもしたいと思い、渋谷から表参道まで歩くことにしたのですが、誘惑が多くて困ります(笑)

あちらこちらにあるショップに飛び込んでいきたい気持ちをグッと抑え込み、「最低限、最低限」と心の中で繰り返し唱えながら歩きました。

途中で「最低限」食事用のパンは必要と、パン屋さんに寄ったり、「最低限」の水分補給も不可欠と、カフェでお茶を飲み休憩したり、エナジーチャージをしてから、またテクテクと歩いて帰ってきました。

ウォーキングしても痩せませんし、身体の調子がよくなったという自覚もまだありません。

なんでも継続しなければ結果は出ないとわかりつつ、健康のこととなると、一刻も早く健康体になりたい!と焦ります(笑)

本格的にウォーキングを再開してから、どれくらい経つでしょうか。。。
確認してみたら、2週間半経過していました。
2週間も続けていれば、少しは変化もあるだろうと思っていましたが、今日の検査ではほとんど変化なし。むしろ悪くなっているくらいでした。

これにはさすがにガッカリです。。。





夫曰く、2週間などまだまだ!最低6週間は継続したうえで、その結果を見よ!

だそう。。。

今からだと結果が出るのはちょうど夏の終わりということになります。

その頃に健康な身体を取り戻せれば、秋の味覚を楽しむのに間に合いそうです。
しかし、これ幸いと秋の味覚に理性を失えば、また元に戻ることは容易に想像できます。

ということは。。。

私はこれから一生、健康第一!とあらゆることを諦めて暮らしていくことになるのでしょうか。

そんなのイヤよ!と思いながらも、成人病になるのだけは避けたいので、やはり食欲よりは健康を重視するしかありません。

これからずっと、健康のことばかり考えて生きていくのかと思ったら、なんだか憂鬱な気分になってきました。
せっかくの「花の月曜日」だというのに、シュ〜ッと、元気が萎んでしまった一日なのでした。。。





ちなみに今日は、プロ野球選手の大谷翔平さんの生まれた日です。

もはや説明は不要。野球にはまったくうとい私ですら、メジャーリーグの「ロサンゼルス エンゼルス」で大活躍中の選手!と知っているくらいです。

日本でも連日「打った!投げた!」と大きなニュースとなり、本国以上に盛り上がっていますね!

その実力はもとより、外国人選手にも引けとをとらない大きな身体と、実直そうなお顔、まるで「野球一直線」といった、あの好青年感!
大谷選手を嫌いな人っていないのではないでしょうか。
見ているだけで、清々しい気分になるような人です。

それにしてもすごいですね。
メジャーであれだけの活躍をするのですから、どれだけの身体能力があるのか。
一体何を食べて、どんな風に育ったらあんな立派に?
ついでに、次の契約は?年俸は?
など、下世話にもそんなことばかりが気になってしまいます。

まだ27歳という若さの大谷選手です。今後も活躍する姿を楽しめそうです。

東京都議会議員選挙の投票日だけれど、政治については語れない「哀」

2021年7月4日(日)

昨日は幾分回復したかに見えた東京の空ですが、今日はまた一日中雨でした。
まだ7月が始まったばかりなので、梅雨明けには遠そうですね。

そんな雨の日曜日ですが、東京では都議会議員選挙が行われました。
いつも選挙の時は、朝一にサクッと行ってくるようにしています。
ただでさえ、もう誰に投票していいのだか苦渋の選択(投票したい人がいない)を迫られることから、少しでも遅れると億劫になってしまうのです。

本当ならもう選挙には行きたくないと、諦め半分に思うのが正直なところですが、よほど機嫌を損ねない限りは行きます(笑)

我が家の夫は日本の永住権を取得してから20年以上になりますが、未だに選挙権は頂けません。
外国籍なので当然です!

しかし、本人はいたくご不満な様子。。。

一生懸命に働き、必死で少なくない税金を納めているのに、その税金を思うままにするリーダーを選ぶ権利すら与えてもらえない!

そんなことを選挙のたびにぶちぶちと言っております。

それは一理あるものの、結局は外国人です。この国が嫌になったら、いつでもさっさとこの地を捨て去ることができるのです。
その点は、やはり日本人と同じではないと、私は考えています。

とにかく選挙に行かないと、夫が「権利を放棄するなんて、もったいないことこの上ない行為!」と、とてもうるさいので、いつもさっさと行くことにしています。





選挙のことはそれで終わり。

私は政治、宗教、野球については多くを語らないようにしています。
言いたいことは山ほどありますが、グッと堪えてお口にチャックです。

これはまだ20代の若い頃に決めたことで、30年間守り続けてきたことでもあります(例外もありますが。。。)。

昔々、とてもお世話になった方がいました。仕事で知り合った方でしたが、とにかく色々なことを教えてもらいました。

その一つが、人間関係を円滑にしたければ、政治、宗教、野球、この3つに関して、深く言及しないこと、でした。

世の中には色々な人間がいて、思想も様々です。そこに自分の思想をどーだ!と見せたところで、「ん〜。。。」と思われるだけ。
下手をすればディベートだと思っていたものが、やがては口論に発展する可能性すらあります。
その危険性をもっともはらんでいる話題が、この「政治、宗教、野球」というわけです。

「野球」に関しては、昭和の時代のお話なので、現在では少し違った感覚だと思います。
当時は巨人vs阪神と、まるで東と西の対決かというくらいに、盛り上がったものです。大人から子供まで楽しめる国民的なスポーツだったため、それだけ熱くなる人も多かったのです。
今なら「サッカー」か「ラグビー」と言ったところでしょうか?





昔、ロンドンで暮らしていた頃、サッカーの試合が行われるスタジアムのある沿線に住んでいたことがあります。
たまたま試合後に、その地下鉄に乗り合わせたところ、車中でフーリガン同士が大乱闘。。。などという恐ろしいこともありました。

スポーツとは、それほどに人々を熱狂させるのです。もしかしたら、それは「政治」や「宗教」よりも、もっと激しい意志を持つものかもしれません。

私はこの時も、サッカーなどスポーツに関しては、「興味はありません」で通していました。国民的スポーツとはいっても趣味の範疇ですから、そう言えば、その先はまったくお話が進まないカテゴリーなのです。

しかし、政治はまた違った問題がありました。海外でもよく話題に出るのが政治のお話でしたが、そんな時「私はなにも知れません。。。」と会話に参加しないと、大人としてどうなのよ?と言ったリアクションを受けることになります。
ただでさえ下に見られがちなアジア人ですから、こんな時は大人しくしていてはいけません。
人の国にいるのをいいことに、言いたい放題ハッスルすることにしていました(笑)

宗教に関しては「無宗教」ということで、ひたすらノーコメントを貫き通しました。
様々な人種の集まる国ですから、日本以上にセンシティブな話題です。
それを英語でやりとりするなど、危険極まりない行為だと、とにかく黙して語らずの姿勢で固辞し続けたのでした。。。





イギリスだけではなく、これはどこの外国へ行っても同じように、なるべくそれらの話題は避けてきました。

そのおかげかどうかわかりませんが、思想や趣味の違いから、揉め事に発展したり、人間関係が悪くなるようなことはありませんでした。

これは人と会って話をするときだけでなく、ブログでも同じ。避けて通っている話題です。
たまに我を忘れてポロッと書いてしまうこともあるのですが、行き過ぎる前に引き返すようにはしています(笑)

本来なら選挙の日こそ、政治ついて言いたいことを言ってしまおうか⁉︎ そう思うところですが、これからも政治そのものについて話題にすることはないでしょう。

決して無関心なわけではありません。特にこのコロナ禍での政策ではもどかしい思いの連続です。
しかし、いくら選挙へ行ったからといって、自分の思うよな結果になることばかりではありません。それが民意ならば受け入れるほかありません。

色々と思うところはありますが、とにかく多くを語らないのは、人付き合いにおいて、波風立てないための処世術です。

今後も我慢できるだけ、お口のチャックは閉めておくつもりです。。。





ちなみに今日は、競泳選手である池江璃花子さんの生まれた日です。

白血病を克服した後、長いブランクを経て、先日東京オリンピックの代表選手入りを見事に果たしました。
この精神力と努力に、多くの人が感動したはずです。

池江さんは私の娘とも同じような年頃なので、なんと言えない気持ちになりました。
あれほどの努力をしてきた子が、なぜこのような過酷な運命を突きつけられるのか、とても理不尽な思いでいっぱいでした。

しかし、彼女は強かった!

毅然と病と向き合い、辛い治療にも耐え、その試練を乗り越えました。
それだけでもすごいことなのに、オリンピックの代表選手に選ばれるまでに登り詰めたのですから、頭が下がります。

あの笑顔の裏に、どれだけの涙があったことか。想像するととても切なくなりますが、それを心に留め、これからも彼女の歩みを応援したいと思っています。。。

植物を育てることで得る学び。「楽」して手に入るものはなし。今の自分がどう生きるかで結果は変わる。

2021年7月3日(土)

朝、目覚めた時は雨模様の東京でしたが、昼ごろからお天気も回復し、久しぶりに傘を持たずに外出しました。

外出と言っても、ウォーキングがてらのお買い物です。
土曜日はわりと表参道あたりをぶらぶらすることが多く、パン屋さんや雑貨屋さんなどで必要なものをぐるりとお買い物して帰宅するというのがいつものパターン。

今日は家にパンも少しあり、さらに明日はお取り寄せしたものが届く予定なので、パン屋さんへは寄らず、植木屋さんが出ているかのぞいてきました。

運良くいらしていたので、秋頃に楽しめそうな新しい植木を2本買いました。

ベランダがジャングルになりかけていますが、色々な種類のものを育てたくて、ついついお持ち帰りしてしまいます。

こちらの植木屋さんでお買い物をするのは、ただ植木を買うだけでなく、教えを乞うためでもあります。

どうしたら元気に花をつけ、暑い夏を越し、寒い冬に耐える環境を作ることができるのか、いつもアドバイスしてもらっています。

今日も世間話がてら、色々と教えてもらっていたのですが、私が「子育てによく似ている」と言ったところ、他にも多くのお客さんが同じことを言っていると話してくれました。

「むしろ、コミュニケーションが取れない分、子育てよりも手がかかるし、難しい」

そんな声が多いと言います。





私も自分が子育てを始めとき、育児書もほとんど読みませんでしたし、「どうしたら健全に、立派に育つか?」など、調べようともしませんでした。

人間は一人一人違った個性、特性を持っているのだから、マニュアルなど当てにならない。

そんな風に思っていました。

とにかく、自分のこれまでの経験(成功も失敗も全て含め)によって、答えは導き出せるはずだと子育てしてきました。

人生は長いので、子育ての答えはまだ出ていませんが、二人とも心も体も丈夫、そして現在は夢に向かって努力しているので、とりあえず方向は間違っていなかったのかなと思っています。

こんな風に、子供達のことは自分流に育ててきましたが、植物を育てるのは少し違っていました。

なんとなく感で育ててみたものの、失敗続き。。。

そこで、これは少なからず知識が必要だと、お勉強してみたのです。

桜ならこう、梅ならこう、ジャスミンなら、紫陽花なら、、、そんな風に植物の種類によって、世話の仕方をお勉強し、いわゆるマニュアル通りにお世話をしてみました。

すると、どんどん元気になり、あふれるほどの新芽を次々と芽吹き、私をびっくりさせてくれました。

植木と一緒に育てている苔も、一度は茶色に枯れてしまったものの、しっかりお勉強をし、水やりと光合成を調整した結果、無事に復活。鮮やかなグリーンに蘇りました。

手はかかりますが、このように目に見える結果として現れると、とても励みになります。そして応えてくれた植物に、より愛情が湧いてくるのです。





そんなお話を植木屋さんにしたところ、最近はそのような手間はなるべく省き、インテリアとして購入したいという若者が多い言っていました。

それはなんとなく想像できることです。

私とて、若い頃は植物などにはまったく見向きもしませんでした。
そもそも朝から晩まで何度も、植木鉢の前に座り込んで、じっと観察などしている暇はありませんでした。

若い時というのは、やりたいこと、やらねばならないことがたくさんあるので、植物のお世話にまで手も気持ちも回らないでしょう。

私がこのように植物を育てることに楽しみを覚えたのは、50を過ぎてからですから(笑)
それまでは、花より団子。花も草も木も、全く興味はありませんでした。

インテリアとして部屋に花や緑があるのはいいものですから、置いてみたいと思う気持ちはわかります。

しかし、自分のところへお迎えしたからには、お世話をしなければいけないのです。

犬でも猫でも花でも草でも、同じように命あるものなのですから。

手間をかけずに、美しい姿だけを拝みたい。
そんな都合のよいお話はありません。

それならサボテンでも置いておけば?

そう思うところですが、植木屋さんによると、サボテンのように変化がなさすぎると、それはそれでつまらないそう。。。

つまりは、何の手入れもせず、放ったらかしにしていても、成長する姿が見られ、花を楽しみ、部屋を緑で飾りたい。

そういうことなのです。

欲張りですね。。。





若い頃は自分も十分に傲慢でした。しかし、今は少しだけ謙虚になりました。
それは、

「今ある自分の姿は、すべて自分がしてきたことの答えだ」

ということが分かったからです。

植物を育てることに限らず、自分の行動で未来は作られていくのです。

ただ、まれに不可抗力とも言える不運もあります。なので、努力がすべてだとは思いません。

植物だって、その個体によって、持って生まれた生命力は異なります。同じ環境に身を置いていても、枯れていくものもあれば、葉を茂らせ実をつけるものもあります。

ただ一つ言えるは、トライしてみたかどうかということです。
結果が思った通りのものでなくても、とりあえずやってみれば、そこに必ず学びはあるものです。

何もせずに植物を枯らしてしまうのか、一生懸命にお世話をしたのに枯れてしまったのか、結果は同じでも得るものは違うはずです。

楽に済めばそれに越したことはなし!

若い頃は私もそう思っていましたが、楽をすればそれ相応の答えがあるのみだと、今ならわかります。

何かを手に入れたければ、楽をして手に入るなどと思わずに、手に入れるための努力をすること。それが一番確実な方法です。

植物の世話も然り。素敵な緑でお部屋を飾りたければ、自分でお世話をしてあげることです。

植物によって人生を考える。。。
私も歳をとったものだわ!と、改めて思った週末なのでした。





ちなみに今日は、アメリカの俳優であるトム・クルーズさんの生まれた日です。

トムと言えば『ミッション・イン・ポッシブル』あたりが思い浮かびそうなものですが、昭和世代にとっては、なんと言っても『トップガン』です。

あの頃のトムは素敵だった。。。
今も素敵ですけど、あの映画は役柄の恩恵もあり、より格好よく見えたものです。

昔々、日本にある米軍基地のオープンデーへ行ったことがありました。
たまたま夫の知り合いが戦闘機乗りだったこともあり、色々と案内をしていただいたのですが、あの戦闘機を目の当たりにした時、私の脳内で、あのケニー・ロギンスの名曲、『トップガン』の主題歌である『Danger Zone』がリフレインしたものです。。。
もう、乗ってもいないのに、気分はトム・クルーズです!

やっぱり、格好いいんですよ。
そこには多くの戦闘機オタクが、離着陸を繰り返す戦闘機にバズーカ砲並の望遠レンズを搭載したカメラを構えていました。
撮影が終わった途端に、トップガンたちに走り寄り、サインを求めたり、もうスターのようでした。

あの映画のヒットは、トップガンという存在の潜在的な格好良さも大いに関係していたのだと、その時は思ったものです。

そこにトムのあの爽やかなキャラクターとくれば、もう間違いありません。

トップガン』という映画の印象が強すぎて、トム・クルーズさんという俳優に関しては、未だによいイメージしか持てない私なのでした。。。

空の巣症候群とは無縁の人生。巣の中を“自分の好き”でいっぱいにして毎日を楽しむ「喜」

2021年7月2日(金)

今日もまた、朝から激しい雨の降った東京でした。
時々雨は弱まるものの、終日にわたりしっかりと雨。今もまだシトシトと降っています。

例年に比べると、今年の梅雨は雨が多いような気がします。
日本人にとっては「梅雨だから」と当たり前のように受け止められる雨続きの季節ですが、夫は何十年日本で暮らしていても、「ああ、また雨か。。。」と、鬱陶しそうな顔をします。

この湿度のおかげで、お肌の劣化を遅らせることができている!と、この雨に感謝するよう言って聞かせていますが(笑)

雨のせいで昨日はウォーキングをお休みしましたが、さすがに2日連続で休みたくはなかったので、軽く外を歩くことにしました。

雨だと外出するまでは億劫に感じますが、いざ出てしまえば、たとえ雨降りの日でもスッキリとします。

しかし、途中で雨が激しくなってきたので、近くの商業施設に入り、その中をグルグルと歩いてきました。

途中、脱線して余計なお買い物などをしてしまいましたが、身体を動かせたのはよかったです。

帰宅してからは、完全なる自由時間です。

今夜は次女と夫が二人で食事をして帰ってくるとのことで、晩御飯の支度はなしです。

性格的の似ている夫と次女は、いつも喧嘩ばかりしていますが、何故か一緒に買い物へ行ったり、食事に行くことが多いのです。
性格も嗜好も似ているので、そんな時は息が合うのかも知れません。

私は誘われません(笑)
基本的に夜の外出はしませんし、常に一人の時間を求めているのを知っているので、
「ゆっくりしてね〜」と、二人で出かけてしまいます。





一人の家はとても静かです。

長女が家を出てから1ヶ月以上経ち、彼女不在の生活にもいつの間にか慣れました。
次女も夫も平日は忙しく、朝から夕方まで帰らないので、私は以前にも増して一人で過ごすことが増えました。

よく子育てを終えた主婦が、空の巣症候群になるという話を耳にしますが、空の巣どころか、自分の巣の中に、今度はありとあらゆる「自分の好き」を持ち込んで、ちょっとカオスなくらいです(笑)

そんなところに、中途半端な家事などが入ってくるのですから、鬱々としている暇もありません。

子供が大人になれば、自立するのは当たり前のことです。
いつまでも親の作った巣の中にいられたら、私にとってはそちらの方が心配で鬱々としてしまうでしょう。

私自身、母親が自分の巣に留め置こうと必死になるのを、ひらりとかわして勝手な巣立ちをした過去があるので、自分の子供の自立は決して邪魔をしないと硬く心に誓っていました。

私が自分の人生をエンジョイしていなければ、子供達も心置きなく自立できないかも知れません。
いつまでも振り返り、振り返り、親の姿を見ていなくてもいいのです。
それぞれが前を向いて、自分の人生を生きられれば、それが一番です。

こうして、一人でのんびりできるのは、最高の時間です。
好きな時に好きなものを食べて好きなことをする。
なんという贅沢な時間!

明日からはまた週末です。
1週間経つは本当に早いです。。。

五月蝿い週末の2日間を耐えられるよう、今夜は一人でエナジーチャージです!





ちなみに今日は、フランスのファッションデザイナーである、ピエール・カルダンさんの生まれた日です。

「ピエール」ならマカロンのエルメでしょ⁉︎
お菓子好きならそう言いたいところですが、カルダンさんも好きです。

まだ子供だった頃、ブランドといえばピエール・カルダンを思い浮かべるというくらい、とても印象的なデザイナーさんでした。

どこへ着て行っていいのだか想像もつかないような、斬新な造形美溢れるデザインは宇宙服みたいで、これがファッションデザイナーの作る服なのか。。。などと幼心に思ったものです。

自分で着ることはありませんでしたが、とても好きなデザイナーさんでした。

カルダンさんは80年代には、あのフレンチの名店『マキシム・ド・パリ』のオーナーでもありました。
私も若い頃、歳上のお友達に連れられてよく行ったお店です。
すでに閉店してしまいましたが、銀座SIXではマキシムのナポレオンパイがいただけるとか⁉︎ 密かに人気のようです。

お洋服は着なかったけれど、カルダンさん繋がりのお店で、しっかりと胃袋は満たしていたのでした。。。

カルダンさんは一昨年、98歳というご長寿で亡くなられるまで、現場で働いていたそうです。

元気で長生き、まさに理想的な終りですね。

食品の値上げとかレジ袋有料化一年とか、主婦の心揺れる7月最初の日の「哀」

2021年7月1日(木)

月が変わり、今日から7月がスタートしました。
東京は朝からひどい雨降り。こんな日はさすがにウォーキングはお休みです。

ちょうど宅急便でお取り寄せした食べ物が幾つか届く予定になっていたので、今日は終日ステイホームとしました。

「なんだか、美味しそうだわ。食べてみたいわ」

そう思うと、ついついポチリ、ポチリとお取り寄せをしてしまいますが、最近はお菓子も安くないので最低限のマネー管理は必要です。

主婦たるもの、お金の管理はしっかりしなければいけません!

というのは口ばかり。。。
今も昔もエンゲル係数高し。

今日から小麦粉やマヨネーズが値上げというニュースを見ましたが、今回に限らず「◯◯が値上げ‼︎」などと聞いても、私はあまり気にしないようにしています。

大量に使うお店などは大変だろうと想像できますが、家庭で使用する程度なら、大家族でもない限り、消費量はたかが知れています。

それでも負担が大きい!と感じるなら、「買わなければいいだけ」と思うだけです。





私はお菓子を買うときも、「これはないでしょ?」という、高額なものは買わないようにしています。
その価値に納得したときは、「えい!」っと大枚叩くこともありますが、そのようなことはごくごく稀で、一年に一度あるかないかという頻度です。案外ケチンボなんです(笑)

最近はお菓子でも、べら棒に高額なものも少なくありません。
「食べ物の値段など、たかが知れている」と思っていた時代は過ぎ去ったようです。

そうした高額なお菓子は、ものすごーく美味しいものもあるのは確かです。しかし中には「これが???」というものもあります。
ブランディングやお店の立地のせいでコストがかかり、商品の値段にのせているのか。。。どうだかわかりませんが、少なくとも自分が商品と値段が見合っていないと感じるものには、手を出さないようにしています。

これまで、数々の失敗を繰り返してきたので、自分の好みに関しては鼻が効くのです。

食品の値上げも同じです。
どうしてもそれが欲しければ、高いお金を出しても買いますが、ほとんどの場合はなくても困りません。

何が値上がりしたとしても、他にも食べ物はたくさんあるし!と、あまり気にせず、別の美味しいものに目を向けるようにしています。

ただ、確かに食費は年々少しずつ上がっているようにも感じます。
これが「チリも積もれば」ということなのでしょうか。
食べる量は変わらないか、むしろ少なくなっているのに、食費は以前よりもかかるようになっています。

私は食べることを一番の楽しみにしているので、他にはあまりお金を遣いません。その代わり、食費はリミットなど決めることなく、節約をしたりせず、許される限り自由に遣うようにしています。

ただ、これからは少しは考えた方がよさそうだとも思います。

1年以上経っても、いまだに落ち着く気配さえない新型コロナですが、現在の状況を見ていると、まだまだ安心には程遠いように感じます。

コロナが落ち着かない限り、経済の活性化もその分遅れると思うので、そうなると私達の食卓にも影響が出てくるかも知れません。

「高いと思うものは買わなければいい」

そんな考えは、すべてのものが高騰してしまえば、意味はなくなります。

少しぐらいの値上げは気にしない!
そんなことは言っていられなくなるでしょう。

どんな贅沢品が値上がりしても構わないので、せめて私たちの身体と心を守るために必要な食べ物くらいは、好きなだけ買えるようにしてよ!などと思います。





そういえば、今日でレジ袋有料化から1年になるそうです。なんだかあっという間ですが、私はまだ完全には慣れていません。

外出する際は、エコバッグを必ず2個、持参していますが、いまだにレジ袋を買うことはあります。

昨日も花の土を買った際、エコバッグの汚れを防止するために、レジ袋を買いました。

スーパーの帰りにコンビニへ寄った時なども、エコバッグに入り切らずにレジ袋を購入することは日常茶飯事です。

レジ袋を買うたびに、「やっぱりこの方が楽だわ。。。」と実感します。

「後ろに人が並んでる!早く詰め込まなくちゃ!でも、お金も出さなくちゃ!」

そんな風に焦ることもないからです。

1年経っても、やっぱりレジ袋を完全に手放すことはできません。

今日はメインブログで、「サスティナブル」なスイーツを紹介しました。
いつも環境問題にいち早く反応する「スタバ」の作ったサスティナブルなキャロットケーキについての記事です。

そんなお菓子を食べながら、レジ袋を購入しているのですから、まったく節操がないなと、我ながら思います。

1年経過した現在、レジ袋辞退率75%にもなるそうです。これはなかなか数字だと思います。

食品の値上げやら、レジ袋有料化1周年だとか、そんな主婦にとっては無縁ではない話題で始まった7月。

これからますます、世知辛い社会になっていくなかな。。。と、梅雨空のようにジメッとした気持ちになったのでした。。。





ちなみに今日は、アメリカの元陸上選手であるカール・ルイスさんの生まれた日です。

我ら昭和世代にとって、陸上といえばカール・ルイスです。

1984年のロサンゼルスオリンピック、その4年後のソウルオリンピック、さらにその4年後のバルセロナオリンピック、そして1996年のアトランタオリンピックまで、金メダルを総なめにした歴史に残る選手です。

カール・ルイスさんは速いだけでなく、どこか品のある、スター性も兼ね揃えた選手でした。

獲得したメダルはオリンピックだけで金が9個、銀が1個。世界選手権他すべての大会を合わせたら、一体何個の金メダルを獲得したのでしょうか。。。
それだけで、家が一軒建ちそうです(笑)

あと少しで、ここ東京もオリンピックが始まります。
コロナ禍の中で行われるオリンピックということで賛否両論、いまだにザワザワとしています。
それゆえに、カール・ルイスさんの活躍に歓喜し、純粋にオリンピックを楽しんだあの頃を懐かしく思うのでした。。。

一体、東京オリンピックはどうなるのでしょう。。。そして、その後は。。。

持ち家 vs 賃貸。家賃は損だと言われるけれど、やっぱり自由な賃貸派の「楽」

2021年6月30日(水)

あっという間に6月も終わりです。
日中は曇りで涼しかったので、園芸用品を買うついでに、軽くウォーキングしてきました。

先日、花の種を植えたのですが、種が古かったことと、時期をはずしての種播きだったので、発芽するかどうかわからなかったのですが、昨日元気な芽がニョキニョキと出てきたのを見つけました。

先日は紫陽花の挿し木も10本ほどしたので、これらが育った暁には、確実にポットが足りなくなる!

そんなわけで、植木鉢を用意しておこうとお買い物へ行ったのです。

それにしても、かつては夫のガラクタ以外、何もなかったベランダが、今ではマイジャングルです(笑)

今の家は、とても気に入っていますが、唯一不満なのがベランダが狭いという点です。
植物を育てるようになる前は、なんの不足もありませんでしたが、今はその狭いベランダが不満の種になっています。

庭と呼ばれるほどのスペースまでは求めませんが、ドーンッと広いルーフバルコニーでもあればいいのになぁ。。。などと考えています。

もう売却してしまいましたが、以前所有していたマンションは一階で、そこそこ広い庭がついていました。
実際に住んだことはなく、仕事部屋にしたり、家族に貸したりと、そんな使い方をしていたのですが、今から思えばマンションでありながらガーデニングにピッタリの物件でした。





年齢によって、私達の生活スタイルは変わっていくものです。
家族構成だけでなく、趣味も変われば、理想とする暮らしも変わっていきます。

私も30代の頃と50代の今とでは、その生活もかなり変わりました。
30代の頃は子育てなど、家族の世話に忙しくしていたので、とにかく夫の仕事や子供の学校など、便利な立地であればOKでした。

しかし今は、家族の世話も卒業し、自分のための毎日になっています。趣味を楽しみながら、ゆっくりと日々を楽しむことが一番大切だと思っています。

では、そんな生活をするために、何が必要かと言えば、、、

・お菓子を買いにあちこち行くのに便利な立地。

・韓流ドラマを楽しむための快適な部屋

・ブログを書くための静かな環境

・そして、ガーデニングできるスペース

それくらいでしょうか。。。

この中で、最後のガーデニングができるスペースだけが、満たされていない点です。

もうこれは引っ越しをしようか⁉︎

夫に相談してみたところ、次の更新までに考えれば?と。。。





我が家は賃貸なので、2年に一度契約更新があります。そのたびに家賃1ヶ月分の更新料を支払うことになるので、いつもここで「引っ越す?家買っちゃう?」という議論になるのですが、結局は賃貸がベターという結論になります。

私は昔から自分が住むなら賃貸派です。
投資というか別の目的で物件は買っても、これまで一度も自分が住むために家やマンショを買ったことがありません。
これは、身軽でいたいと、ただそれだけの理由です。

その時々で家族の事情も変われば、気分も変わります。そんな時賃貸ならすぐに環境を変えることができます。

また、いいと思って選んだエリア、家でも、住んでいるうちに、「ん〜。。。」といった、所謂不満のようなものがでてくるもので、そんな時賃貸ならすぐに別のところへ移動できる。そんな自由さが私は気に入っているのです。

高い家賃を支払い続けるのは損だ。
そんな考えもありますが、いくら払うかだけでなく、そこから何が得られるかを考えれば、決して損だとは思いません。

例えば都心の一等地に家やマンションを買うとなれば、何億ものお金が必要になります。
つまりお金持ちしか住宅を所有できないということになります。

しかし、これが賃貸なら何億も払うことなく、その地域で暮らすことができるのです。
もちろんお家賃は安くありませんが、期間限定と考えれば、買うよりはずっと安く住むことができます。





私も老後はまだどこで暮らすかは決めていませんが、子供が全員自立して家を出るまでは、都心暮らしを続けるつもりです。

決して安くはないお家賃ですが、私は無駄であるとか損だとは思ったことがありません。それは、お家賃に見合った、もしかしたらそれ以上の恩恵を受けてきたからです。

具体的な話になると長くなるので控えますが、子供への影響、人間関係など、ここでしか得られなかったであろうことがたくさんあります。

持ち家 vs 賃貸は、もう永遠テーマと言いますか、あちらこちらで話題なることではありますが、この答えは「人によりけり」なのかなと思っています。

私にとっては、あちらこちら、思いついたらすぐに移動できる、自由度の高い賃貸が一番です。
ローンを抱えることもなく、その点でも自由さを感じますし。。。

もちろん、有り余るほどのお金があれば、都心に一つ、地方や海外にそれぞれホリデーハウスを一つずつ。。。というのもありだと思いますが、残念ながらそんなお金はありません(笑)

老後は夫と二人で、デパ地下にすぐ行ける距離にある小さなマンションで暮らすか、長野辺りに移住して、毎日美味しいお蕎麦を食べて暮らすか。。。
私は漠然とそんな夢を持っていたりしますが、どうなるかわかりません。
夫が日本ではない別の国で暮らしたいと言う可能性もありますし、10年先に自分がどこで何をしているのやら。。。

先がわからないのなら、やはり今を存分に楽しんで暮らすのが一番です。
そうなると、やっぱり問題は狭いベランダです。

マンションの更新は一年先です。
夫の言う通り今は我慢して、ゆっくり考えていこうと思っています。





ちなみに今日は、アメリカの実業家で『クリスピー・クリーム・ドーナツ』の創業者、バーノン・ルドルフさんの生まれた日です。

創業は1937年とかなり古いですが、日本上陸は2006年。今から15年前に新宿のサザンテラスにオープンしました。
私も何度通ったかわかりません(笑)
いつ行っても行列ができているような人気のドーナツショップでしたが、その後次々と出店し、並ばずに買えるようになりました。

今では近所のスーパーでも入荷があり、さらに便利になりました。

あのふわふわ、グレーズたっぷりの甘〜いドーナツは、どれだけ食べても飽きない美味しさで、我が家では家族4人で1ダズン(12個)一気に食べ切るくらい大好きなドーナツです。

そんな美味しいドーナツを売るために、創業当時はバーノンさん本人はもちろん、家族までもがドーナツ売りに励んだといいます。

日本に美味しい味を届けてくれ、感謝しております。そして、これからも食べ続けます!

人は創造することが好きな生き物に違いない。パンを捏ねながら感じる「楽」

2021年6月29日(火)

今日の東京は朝から雨でしたが、昼前ごろに雨が一旦止んだので、その隙にウォーキングついでのお買い物へ行ってきました。
お目当てはパンの材料です。

最近、すごく食べたいパンがあるのですが、作っているところがあまりないのです。
あっても少し遠かったり、アクセスが悪かったりで、コロナ禍のいま、積極的に遠出しようという気になりません。

さて、そんな時はどうするか⁉︎

自分で作ればいいのですね!

昔、海外で一人暮らしをしていた頃、手に入らない日本食も多くありました。
かれこれ30年以上も前のことですから、今とは事情が違うのだと思います。

とにかく、食べたいと思ったものは、なんとか似たような材料をかき集め、想像力で作っていました。

若かったので、料理の経験もほとんどありません。日本食のレシピブックなども当然持っておらず、材料が手に入らない以前に、きちんとした作り方さえ知りませんでした。

当時はインターネットもまだ普及していなかったので、「ググる」などということもできませんでしたし、国際電話もとても高かったので、安易に日本へ電話をして、レシピを聞くなどということも考えもしませんでした。

つまり、自力でどうにかするしかなかったのです(笑)
人間、旺盛な食欲の前では、どんな努力もできるということを、その時に知りました。





その後、日本に帰国してからは、反対に海外で食べた食事が恋しくなりました。
その時も「こんな味だったかな?」と、記憶を頼りに、また独自レシピを考えて作っていました。
一度でも経験し成功を味わってしまうと、もはや自分に作れないものはない!というくらいなんでも作れそうな気になります。

そんな経験が活きた!と感じたのは、子供が生まれてからです。
食欲から滲みでてくる想像力を駆使して、少しでも「美味しい!」とたくさん食べてくれるような食事を研究したり、太らないスイーツを日々のおやつに作ったり、ないものを自分で作り出すことが楽しくて仕方ありませんでした。

人は創造することが好きな生き物なのですね。
特別な才能などなくても、何か一つくらいは作り出せるものです。
子供の頃を思い出せば、それがわかります。

今は求めるもののほとんどは手に入るので、わざわざ自分で作る必要もなくなりました。それは食べ物も同じです。
なんだかんだ言っても、プロの作るものは美味しいです。素人がいくら想像力を最大限に発揮しても、土台(基礎)が違いますから(笑)

よほど「作ることが好き!」という人であれば、作る楽しみというものがありますが、私の場合は食べる楽しみのために仕方なく作るのですから、市販で美味しいものがあれば、材料を揃え、手間をかけて作るより、お手軽に楽しめる方を選びます。

しかし、今回のように、欲しくても手に入らないものがあるとなると、「それなら自分で作ってしまおう!」と迷いもなく思うのは、昔と同じです。

あの海外生活の経験から、

「なければ自分で作ればいい!不可能はなし」

自然とそう思うようになりました。

食いしん坊ゆえに、本当にいろいろな料理やお菓子を求め、そのたびに食欲を満足させるためにトライしてきました。
そのおかげで、いざというときでも、自分の胃袋を満足させる程度のものは作れるようになりました。





今日はそんな食べたいもののために、材料を揃え、帰宅してから久しぶりにパンを捏ねました。
実に久しぶりです。。。

私はいつも無駄な早起きばかりしてるので、昔は朝の時間が退屈で、よくパンを焼いていました。
毎朝、食卓に焼き立てのパンが並ぶことを、外国人である夫はたいそう喜んだものです。

病気をしてからは、自分で捏ねるのは大変だと、ホームベーカリーを使ってパンを作り続けました。

しかし、飽きました。。。

元々、パンはたくさん食べられないのです。好きなのですが、勢いに任せて食べると、後でなぜか胸焼けに苦しむので、少ししか食べられないのです。

基本的には、自分の食欲を満たすために料理をしているようなところがあるので、自分が食べられないものに情熱を傾けることに飽きたのです。

そして、挙げ句の果てに邪魔だからと、ホームベーカリーを断捨離。。。

巷には、美味しいパン屋さんがよりどりみどりです。もはや作る必要性は見つかりません。

しかし。。。
最近、どうしても食べたい!でも、手に入らない。。。
そんなパンと出会いました。

そんなわけで、食欲を満足させるための試行錯誤を始めたというわけです。

久しぶりに小麦粉を捏ねるのは、とても楽しいものです。
イーストに悪戯をされて、ぷーっと膨らむのも見ていて愛おしい。。。
なによりも、パンの焼けるいい匂いはたまりません。。。
それだけで食欲が満たされそうです。

お味の方は、まだまだ改良の余地ありですが、形成については、YouTubeでしっかり学んだ成果を存分に発揮しました。
上手くいくと、さらに楽しくなってきます。
これで理想の味に仕上がれば、更なる幸福感に満たされることでしょう。

しばらくは、レシピ作りに忙しくなりそうです。。。





ちなみに今日は、小説家である池永陽さんの生まれた日です。

昨今では10代でデビューする作家さんも珍しくなくなりましたが、池永陽さんは反対に48歳という年齢でデビューした、とても遅咲きの作家です。

48歳といえば、さまざまな人生経験を重ねた年齢です。幸せや不幸、幸運や不運といった出来事、喜びや悲しみ、寂しさといった感情、そんなものがいっぱいに詰まった歳ともいえます。

そのせいでしょうか、池永陽さんの書く小説の世界は、とても優しいのです。
人生の悲哀や厳しさを突きつけながらも、温かさも感じられる、そんな物語が多くあります。

読んだ後に、妙に寂しくなったり、ホッコリと心が温かくなったり、これはつまり「心に響く」ということなのだと思います。

池永さん、遅咲きながら、数多くの作品を発表しています。
私も最近はご無沙汰なので、もっとたくさんの素敵な物語を読んでみたいと思ったのでした。。。