365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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年間でいくら貯金できるか?デパ地下禁止令と老後貯蓄ゲーム化の「楽」

2020年11月11日(水)

1が並んだゾロ目の日ですね。
特に何かあるわけではありませんが、ゾロ目というだけで、なんとなく特別な日に感じます。。。

今日も朝晩の冷え込みはなかなかでしたが、日中は陽射しが強く、とてもよいお天気だったので、ベランダに出て花の苗を植えたり、花台をおくためのスペースを作ったりと作業をしていました。

本当はぶらりと百貨店にでも行こうかと思いましたが、思いとどまりました。。。

なぜかと言えば、目標達成までの道のりが果てしなく遠いと知ったからです。

どんな目標かといえば、貯蓄目標です。

昨年の今頃だったでしょうか、私は自分なりに高いハードルを掲げ、貯蓄を誓ったのでした。。。
しかし、昨日家計簿を見ていたら、目標額には程遠いことが判明。。。

これまでは特に「毎月◯◯万円貯金する」という決め事を作ったことはありませんでした。

遣いたい時は遣うし、そうでない時は遣わない。余ればそれが貯金と、この30年ばかりはそんなゆるゆる貯蓄でした。

しかし、いざ目標を設定してみると、きちんと意識して管理しない限り、思ったよりも貯まらないのだと今更ながら唖然としたのです。
どれだけどんぶり家計なのでしょうか。





自分の好きなものには散財しますが、それ以外のものに対してはこだわりがないので、たいしてお金は必要ありません。
これまで、それでバランスがとれていたと思っていました。

私の「好き」といえば、ひとり旅と食べることくらいのものです。
ひとり旅はまだ学生の子供がいるので、今は自由にはできないのでお金はかかりません。
食に関しては全般興味はありますが、病気をしたことですっかり胃腸が弱くなり、この10年ばかりはフレンチだ、イタリアンだなどと、あちこちのレストランへ行くことはほとんどなくなりました。
その代わり、好きなお菓子にはお金を遣いますが、月に何十万も遣うわけではありません。

ファッションも多少高価でも、質の良いオーソドックスなものを買えば何年も使えるので、服も靴もバッグなども、滅多に買いません。

美容に関しても必要最小限。エステにもジムにも行かないので、美容院へ行くくらいです。これも毎月ではないので、大した額にはなりません。
グッズや化粧品は美容オタクの長女から「使わないからあげる」と様々なものが回ってくるので、自分で買うのは年に数回で事足ります。

お友達とのお付き合いもディナーではなくランチばかりなので、それほど高額にはなりません。

こんな質素に暮らしているのに、なぜ貯蓄目標が達成できない⁉︎





理由を探ってみたところ、2つありました。
まず、子供達の教育費。受験生を抱えているため、通常の学費2人分だけでなく、予備校や模試、参考書類などの費用が加算されていたのですね。
しかし、これは必要なものなので仕方がありません。

問題はもう一つの理由。
私の無駄遣いです。。。

本人は質素に暮らしているつもりでも、実は知らず知らずのうちに散財しているものです。

私は長年家計簿をつけていますが、これは節約などのためではなく、ただの記録好き、そして1年間でどれだけのお金が入ってきて、どれだけのお金が出て行ったのか?
単純に知りたいだけなのです。
年末に一年の総支出を見るのが楽しみで、家計簿をつけているようなものです(笑)

家計簿をしっかり見れば、何に対してどれだけの支出があるか一目瞭然です。

私の無駄遣いは全て食べ物。。。しかもデパ地下での散財が原因です。

好きでふらふらと出かけたくせに、「疲れちゃったわ」と、惣菜を山ほど買って帰り、おまけに目についた美味しそうなお菓子を金額関係なく買うという暴挙。。。

以前はこのお菓子代くらいはGoogleアドセンス広告で充分にまかなえていましたが、5月あたりだったでしょうか、情け容赦ないアップデートにより、アクセス半減、収益半減となっていたのです。

それでも構わずにデパ地下で大盤振る舞いを繰り返しているうち、塵も積もればで、結構な散財をしていました。。。

これが目標額に届かなかった原因です。





しかし、まだ2ヶ月あります!
この2ヶ月でどれだけ挽回することができるか⁉︎
目標額には届かなくても、貯蓄は1円でも多いに越したことはありません。

しかし。。。
ひとたびデパ地下へ足を踏み入れれば、そこは私のワンダーランドです。小さな子供がディズニーランドでおかしくなってしまうように、私もデパ地下へ行くと理性を保つことが難しくなるのです。

ひょっとしたら、目に見えない、聞こえない「食べたくなる」効果を出すなにかが、そこら中に撒き散らされているのではないかとの疑惑を持っているほどです(笑)

「食べる贅沢などたかが知れているのだから、生きているうちに美味しいものをたくさん食べよ!」

今は亡き父にそう言われて育った私は、その呪縛から未だ逃れられずにいるのです。。。

子供達がいれば「もういいでしょ?そんなに食べられないよ」などと止めてくれますが、一人では無理なのです。

ちなみに夫が一緒ではさらに状況は悪化します。夫も私と同じで食べることがとても好きなのです。外国人にとってデパ地下はとても魅力的に映るようで、私以上にフィーバーし、「お値段がおかしくありませんか?」という舶来物に手を出すので危険です。

とはいえ、服やアクセサリーなどはとても高価なものもありますが、食べ物はたとえ百貨店であっても、よほどのものでなければ一つ何万円もするわけではありません。。。

そんな油断といいますか習慣が、私の貯蓄を邪魔していたのです。。。

お金を遣ったなら、その分また稼げばいいだけのこと。

若い頃からずっとそう思ってきました。実際にそれで回っていました。

しかし、今はもうそんなことを言ってはいられません。
時代も変わりました。おまけに新型コロナのせいで経済も悪くなることはあっても、よくなる希望は見えません。

なにより、私も夫も歳をとったのです。
若い時のように、必要なだけ稼ぐ!と、そんな気概も能力も体力も、もはやありません。

遣った分以上に稼ぐことができないのなら、支出を減らすしかありません。そして、老後のために少しでも貯蓄を増やしておく。

私も人並みにそんなことを考えるようになりました。

そのためには、鬼門であるデパ地下へは行かないに限ります。

家にいれば支出は0円!

これからさらに寒くなるので、それは家に籠るいい口実になります。
わざわざ用事を作ったり、暇だからとふらふら出かけることはあらためて、少し堅実になろうと思いました。

昨日、家計簿を見ながら、「さて、クリスマスから年始にかけての予算はいかほどに?」などと考えていたのですが、今年の年末年始は旅行に出かけるので、お正月のお支度は必要ありません。

いつもよりも、予算が少なく済みそうなので、その分を貯蓄に加算し、ラストスパートです。

あと2ヶ月でどれだけ貯金できるか⁉︎

ゲームのようにやれば少しは楽しめるのでしょうかね。。。





ちなみに今日は、女優であると同時に随筆家としても知られた沢村貞子さんの生まれた日です。

多分、若い方はご存知ないと思います。50代の私でさえも、あまり馴染みのない方ですので。。。

ただ、実家の本棚にはこの方のエッセイ本などがたくさん並んでいたのを覚えています。
特に母は沢村貞子さんの『わたしの献立日記』が好きだったようで、その影響が我が家の食卓にもあらわれていました。

主婦となった今ならわかります。日々の献立を考えることがどれだけ大変か。。。
一日3食、毎日毎日違ったものを作り続けるのは、本当に骨が折れます。
私など、作るよりも献立を考える方が面倒に感じるほどです。

外国人と結婚したことで、和食よりは洋食寄りの食生活が当たり前となりましたが、歳を重ねるうちに、実家でいつも味わっていたような和食を恋しく思うようになりました。

今度実家へ行くことでがあれば、本棚から『わたしの献立日記』をもらってきましょうか。。。
和食を見つめ直す上での、よい参考書となりそうや気がします。