2020年11月19日(木)
今日はまたまた良いお天気で、とても暖かい一日でした。
今日は久しぶりの外出でした。
かなり前から決まっていた友人達との集まりで、冬が来れば新型コロナもまた勢いを盛り返してくるだろうから、今のうちに!と企画したものでした。
ところが冬本番どころか、今日は東京の感染者数は過去最多の500人超えと、驚きの数字が出てしまいました。
また当分は集まりを自粛することになりそうなので、会っておいてよかったです。
よい友人の存在は、とてもパワーをもらえます。昨日までの鬱々とした気持ちもやわらぎ、とっても元気になりました。
よい人間関係とは、何度会おうが、何十年の長い付き合いであろうが、その人達と会った後に、一点の曇りもなく、「楽しかった!」と元気になれる人達なのだとつくづく感じます。
深刻な話をするわけでもなく、ただ美味しい料理に舌鼓を打ちながら、ワイワイと世間話や近況報告をし合うだけのことです。
たったそれだけのことなのに、その人達と会うと、なぜかとってもパワーを貰うことができます。
この歳になれば、みんなそれぞれ事情を抱えています。
健康上の問題であったり、夫婦や子どものこと、親の老いに伴う介護問題など、大なり小なりどんな家庭でもあるものです。
しかし、そんなことすら笑い話として語り、微塵もネガティブな空気を出さないので、自分の抱えている問題さえも、他愛のないことのように思えてきます。
誰か一人が悩みを相談をすれば、共感をして共に泣くのではなく、いかに現状を改善できるか、解決に向けての合理的なアドバイスがあちこちから飛んできます。そして、力になれる人は協力を申し出るなど、どんなことに対しても前向きに挑んでいきます。
現在はみんな、一応専業主婦ということになっていますが、元々は様々な分野で活躍してきた人達です。
全力で働いて、次は子育てに邁進、そして今は残りの人生を楽しむ時間だと、あちこちへ旅をしたり、美味しいものやお酒を楽しんだりと、自由を満喫しています。
つまり、満たされた人達ということです。
過去も現在も含め、失敗はあれど後悔はなしと、自分の人生に満足しているからこそ、人にも優しくなれるのだと思います。
中年の女性が集まると、そこには嫉妬や羨望などネガティブな感情が少なからずつきまとうと言いますが、そんな雰囲気は微塵もありません。
「人がどう思おうが、自分が満足ならそれでいい」
みんな口々にそう言います。
趣味も性格もファッションも嗜好も、まったくてんでんバラバラな友人達ですが、だからこそ面白いのです。
会わなかった間、誰がどこで何をしていたか?
そんな近況報告もまさにまちまち。野暮用で海外にいたという人もいれば、ジムで身体を鍛えていたという人、家にこもってNetflix三昧だった人、コロナの間にお顔のメンテナンスとばかりにエステに勤しむ人などなど、まさに子育てを終えたアラフィフ主婦としての生活を楽しんでいます。
そんな話を聞いていると、とっても元気になってしまうから不思議です。
もうかれこれ20年近い付き合いになりますが、本当に会うたびに元気をもらえます。
世の中、心を暗くするような言動を投げかけてくる人も決して少なくはありません。
そんな人達とのお付き合いは意図的に避け、今は本当に好きな人達としかお付き合いはしていません。
人とのご縁というのは、偶然の先に選択もあるのだと思います。
良いご縁を育むか否かは、その人次第です。また悪縁もしかりで、その悪縁を断ち切るか、断ち切る勇気が持てないか、それによってもまた自分の人生に影響してきます。
ポジティブな人の周りには、概してポジティブな人が集まるもので、そのプラスのパワーはさらに大きくなるように思います。
私はスピリチュアル信奉者ではありませんが、人間関係というのはそこにある空気によって、運すらも変えてしまう力があるのではと感じます。
いつも暗い顔をして愚痴ばかり言っている人と過ごせば、自分の気持ちも重たくなります。
反対に明るくアクティブな人のそばにいると、自然とこちらも溌剌とした気分になるものです。
お天気と同じで、スッキリと晴れた快晴の日はなんとなく気分もウキウキしますが、どんより曇った日は、晴々しい気持ちにはなりません。
だからこそ、どんな人とお付き合いするかは、その人の人生において、大きな意味を持つことになるのです。
会うたびに元気をもらえる。
この歳になって、そんな友人達に囲まれていることは、とても幸せなことだと思っています。
そして、それは良いご縁をいただけた運と、自分自身の選択や振る舞いのおかげでもあります。
昨日の日記に記したように、お家のことでちょっと憂鬱な気分でしたが、友人達のおかげですっかり前向きになれました。
自分がちょっぴり落ち込んでいる時に、こんな友人達と会えたのは、やっぱり私は運がいい!
と、既にポジティブ全開となった一日なのでした。。。
ちなみに今日は、アメリカの女優であるメグ・ライアンさんの生まれた日です。
かつて「ラブコメの女王」の名を欲しいままにしたメグも59歳。還暦まであと一歩となり、昨今ではすっかりおばさん然としていますが、若かりし頃の可愛かったことといったら!
ニューヨークの街をくるぶしまであるざっくりとした黒いロングコートを着て、颯爽と歩く姿はとても素敵で憧れたものでした。
同じコートが欲しい!と探すも、日本ではあのような長いコートってないのです。
そこでニューヨークへ行ったら際、似たようなデザインのダナ・キャランのコートをブラックとブラウン2着買ってみたものの、なんか違う。。。
全然メグじゃない!
東京の街には似合わないのね。そう思っていましたが、成長した娘にお下がりとして与えたところ、メグになったのです。
街が問題ではなかったようです。。。
つまり私の日本人体型の問題なのでした。
あのメグコートは冬になると娘が着て出掛けていきます。
その姿を見るたびに、「めぐになりたかったなぁ。。。」と、敗北感に打ちひしがれるのでした。