365の喜怒哀楽

1日2トピック型日記

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ギリギリで出された年末調整書類。書き方苦戦で寝不足&税の取り立てキツさが「哀」

2020年11月27日(金)

今日も寒い一日でした。
東京のコロナ感染者数も過去最高の570人という数字。予想はしていましたが、いよいよ深刻になってきた感じがします。
家に居られる私のような人間は、不要不急の外出は一旦控えた方がよさそうです。

コロナのせいではありませんが、今日は一日家に居ました。
昨日に続き、またしても寝不足で迎えた朝だったので、外出する気になれませんでした。

一度睡眠のリズムが崩れると、どうも身体がスッキリしなくて困ります。
早いうちに修正すべく、昨日は早々に床につくつもりが、そんな日に限って遅く帰ってきた夫が一言。

「これ、いつものやつ。明日締め切りなのでお願いします」

差し出された封筒の中を確認すると、年末調整の用紙でした。

そういえば今年は遅いなと思っていたのです。いつもならとっくに貰っているはずなのにと。

聞けば、貰ってからしばらく鞄の中に入れっぱなしだったといいます。

これはとんでもないことです!

年末調整書類は、毎年夫に代わって私が書くことになっているので、夫のことでは済まされません。
できることなら自分で勝手にやってよと思いますが、何十年日本で暮らしていようが、ろくに漢字も読めない外国人にやってみよと言っても無理な話です。

日本人でさえ、難解ともいえる申告書類。
それでも毎年やっていれば少しは覚えてくるものですが、令和2年からはさらに書式が変わりました。

まるで、せっかくマスターした技を使用禁止にされ、ここからまた精進せよと振り出しに戻されたような気分です。。。

しかし、ここで気持ちが折れてはこちらが損をします。
少しくらいの損なら見ないふりもしましょうが、十万単位での還付金を見逃すほどおひとよしでもありません。

どんなに難解であろうが、頑張るしかないのです。。。





毎年、「さあ!やるわよ!」と、腰を据えてゆっくり調べながら記入するので、余裕がありましたが、今回のように突然夜遅くに「今すぐ書いて」と出され、それが例年見てきた書式と違っていたりすると、本当に気持ちが萎えます。。。

それでも期限は翌日です。これを逃せば還付金が泡と消えると、夫への文句を炸裂させながらも書類を広げ、同時に国税庁のホームページを読むのです。

しかし、お役所の作るものって、何故にこんなにわかりづらい書き方をするのでしょうか?
これは「すべてわかっている人」が、「読み手もわかっている」ことを前提として書いているとしか思えません。
まるでパソコンの解説本のようです。

しかし、読み手である私はわかっていません。

な〜んにもわかっていないのです。

長らく仕事という仕事はしていないせいで、理解力が著しく減退している中年専業主婦です。日々、国民からいかに多くの税金を取り立てようかと頭を巡らせている国税庁とはもっともかけ離れた存在です。

所詮分かり合えない私達。。。

そこで国税庁ではなく、どこぞの誰かわからないけれど、とても親切に解説してくれる個人サイトなどを巡ることになります。

そこでは、な〜んにもわかってない?
大丈夫さ!心配いらないよ。
キミにもできるように僕が図解して見せるね!サンプルもつけちゃうよ!

そんな優しさ溢れた解説により、ようやく理解できるのです。





新書式によって、改めて収入と税金を計算してみると、思わず溜息がでました。。。
会社員は否応なしに丸々収入から強制的に税を納めなければなりません。

ちょっと誇張して言えば、半分近く納めてるんじゃないの⁉︎

というくらい、ごっそり持っていかれているのです。
頑張って収入を上げて豊かな生活をしよう!と、日々身を粉にして働く人生がいいのか悪いのかわからなくなります。

額面がそこそこあっても、そこからごっそり税金を納めた残りといえば、微々たるもの。

収入が高くなればなるほど、所得制限がつきまとい、恩恵もなくなる一方です。

普通であれば、年齢と共に年収も上がってくるケースが多いものですが、年齢が上がれば教育費も当然跳ね上がります。しかし、所得制限によって学費の無償化などはどこのお話?ということになるのです。

周りの高額所得者の方々を見ていても、決して楽をしているわけではありません。
それどころか、若い頃から寝る間も惜しんで勉強し働きまくり、ようやく安定した収入を得られるようになった人も少なくありません。

よく理想年収1000万などと例にあげられますが、全てさっ引いて手取りともなれば、残りはわずか。その中から高額な学費を満額支払い、家族で生活していくとなると、贅沢をする余裕などまったくない!そう言っている人はゴロゴロしています。





昨今では「女性も輝ける社会」といわれ、女性もどんどん外で働くことが推奨されています。

女性だって家事、子育てだけではなく、仕事のやり甲斐や達成感を得て、生き生きと暮らしましょう!というのはわかります。

しかし実際は家事育児の担い手は、常に母親である女性に負担がきます。
朝から子供の世話に追われ、ようやく出勤し、夕方まで仕事をしたと思ったら、また子供の世話と家事。。。

想像しただけで目眩がします。


夫婦二人で稼げば稼ぐほど仕事は大変になり、税金も重くなります。

私などはもう50も過ぎ、望むような仕事につくこともできないでしょうし、働いたところで大したメリットはありません。

働いていない=無能と思われる

働いていない=他者に依存するが故の不安

そんなデメリットはありますが、働くことと働かないことを天秤にかけてみれば、明らかに後者の方が楽です。

ただ、それは50を過ぎた年齢の専業主婦だからであり、長年働いてきた方や若い方は別です。

つまり、年寄りが今更働いたところで。。。

ということです。

夫も「中途半端に働かれても、税金が重くなるし、こちらに家事の分担が回るのは嫌だから、働かないほうがいいよ」
いつもそんなことばかり言っています。

数年前に働きたくなった時期があったのですが、そんな時にたまたま知人から繁忙期だけ仕事を手伝って欲しいと言われ、喜び勇んでパートに出たことがありました。
久しぶりの仕事があまりにも楽しくて、毎日フルタイム、休日出勤までして働いてしまったため当然家事はおざなり。
夫にも家事分担を強いる結果となりました。
その時のことを思い出すのでしょう。

私もしばらくは「また若い頃のように働きたい」という気持ちを強く持っていましたが、いまはそんな気持ちも薄れました。

これから子供達が独立したら、ひとりでぶらぶらと自由に旅をするという暮らし方もいいかもと、気持ちが傾いてきたのです。





今後、ますます税金の取り立ては厳しくなっていくのだろうと想像できます。
消費税など私達の生活に直接影響することも含め、共働き家庭に対しても、とにかく「取れるところから取る」という流れになるのは必然です。

普段、社会から離れて暮らしている主婦でさえも、年々支出が増えていくのがわかるほどですが、こうして年末調整書類などを書くついでに、あれこれと調べていると、ますますそんな思いは強くなります。
それに追い討ちをかけるように新型コロナですから、明るい要素は全く見えません。

大方の人は国の福祉に頼ることなく、「自助努力で」ということになっていくのでしょう。
それを前提とすれば、働く働かないの選択は各々家庭の事情と相談して判断しなければいけません。
もはや、「やり甲斐」だとか「女性も輝く社会」などという耳障りのいい言葉を鵜呑みにしてはいられません。

働くこと、お金を稼ぐことを目的として生きているわけではありません。
たとえ世帯年収が300万アップしたところで、そこに苦痛が伴っては意味がありません。

私が夫に常々言っているのは、家族4人が屋根のあるところで眠り、毎日ご飯がお腹いっぱい食べられて、清潔な身なりができる生活ならそれでいいということです。

そんな生活が危うくなれば、どんな年齢だろうが健康な限りはどんどん働こうと思いますが、今以上の生活を望むが故、贅沢をするためであれば、大変な思いをして働こうとは思いません。

働くこと、お金を稼ぐことが生きる目的ではなく、幸せに暮らすことこそが目的です。

自助努力せよと言われるのなら、税金をたくさん納めて社会貢献などとは言っていられません。
自身の生活を守ることにフォーカスして、残りの人生を考えていく必要があります。

子供達にはよくそんな話をしているので、自分なりに進路を考えているようですが、もはや昭和バブル世代の私には、有益なアドバイスを与えることはできない気がします。

時代は変わっています。しかも今年のように新型コロナによって、経済がガタリと傾くということもあります。
バブル崩壊リーマンショックと続き、新型コロナ。。。
なんだかこの30年余りでズタズタになっていくような気さえしますが、だからこそ子供達は自分で考えなければなりません。

30年後、私は生きているかどうかもわかりません。生きていたとしてもヨボヨボのお婆ちゃんになっているのですから(笑)

突然出された年末調整書類に悪戦苦闘し、寝不足ですっかり不機嫌になりましたが、そのおかげでお金に対して考える機会にもなりました。

50を過ぎてから少しは考えるようになったかなとは思いますが、依然としてお金に関してかなりどんぶり勘定な部分があるので、「自助努力」を念頭にあれこれと老後計画を立てようと思ったのでした。。。





ちなみに今日は、パナソニックの創設者であり、偉大なる実業家として知られる松下幸之助さんの生まれた日です。

もう30年以上も前にお亡くなりになっている方ですが、未だに経営の神様としてあらゆるビジネスパーソンに影響を与え続けています。

私の実家の本棚には、この方の著書がたくさん並んでいたので、私も子供の頃からあれこれ読んでいました。

手にとっていたのは、いわゆる啓発本というのでしょうか、「心得帖」のようなものや格言集など、ビジネスに対する姿勢のようなものが主たる内容の本でしたが、それは子供でもわかるくらいに簡潔で、ちょっと夢中になって読んだりした記憶があります。

そんな子供からビジネスパーソンまで、なぜこの方の言葉に感銘を受けるのか?

それは、まさに「希望が見える」という点ではないかと思うのです。

努力を怠ってはならない、

倒れたら起き上がれ、

失敗したらやり直せばいい、

つまり、「頑張れば道は開ける」、また「よき志あれば、結果はついてくる」というような、精神論と言えばそうなのですが、そんなシンプルな正攻法が、誰でも可能性があるのだ!と、思わせてくれるのです。

私のポジティブシンキングは、父の本棚にあったマーフィー博士や松下幸之助さんを始めとする著書によって培われたといっても過言ではありません。

ちょっと気分が落ちたとき、やる気が出ないとき、気持ちが荒れたときなどに読むと、大変よい薬となります。

今でも本屋さんなどへいくと、ビジネス書のコーナーにはこの方の本が並んでいます。
まさにこんな辛い時代だからこそ、この方の言葉が気持ちを立て直す一助になるのではと思います。
私も久しぶりに手に取ってみたくなりました。