2021年6月25日(金)
今日も東京は不安定なお天気の一日でしたが、25日は月に一度の銀行回りの日です。
アナログにも通帳を抱え、ウォーキングがてら、いくつかの銀行を回ってきました。
天気予報では終日曇り。
私も家を出た時は曇り空でした。しかし、梅雨空は連日のように予報を裏切り、突然の雨を降らせるので、折り畳み傘を持って出るのが習慣になりました。
しかし傘も役に立たないほどのゲリラ豪雨ともなれば、どこかに避難でもしない限りは、びしょ濡れになってしまいます。
今日も予想通り、降られました(笑)
銀行回りの後にお買い物でもしようと、商業施設の中をぶらぶらし、しばらくして外に出てみると。。。
いきなりの雨です。
傘は持っていても、結構強く降っていたので、そのまま小降りになるのを待っていると、突然の雨に、たくさんの人が、同じように雨を逃れて飛び込んできました。
あちらこちらで雨宿りをする人の姿が見えます。
雨空を見上げてぼんやりとする人、退屈そうにスマホを見ている人、、、。
雨の中を駆け出していくような人はいません。みんな、雨が収まるのを待っているようでした。
都会では誰も彼もが忙しそうに行き交っていて、私のように時間に縛られない立場の人間からすれば、「ああ、みんな忙しいのだなぁ」などと思っていましたが、実際はそんなに急ぐほど、忙しい人ばかりじゃないのかなと思いました。
そんなに忙しかったら、雨のご機嫌を伺っている暇などありません。
雨宿りできるくらいの余裕がある人は、それだけの時間があるということです。
私も時には「忙しい」と思うことがあります。たくさんやることがあったり、予定が詰まっていたりすると、そう思うのですが、そんな時でもホッとお茶を飲んだり、スマホをのぞいたりする時間があるのですから、実際はまだまだ余裕があるのです。
忙しくてゆっくりする暇もない。
自分がそう思い込んでいるだけか、そう思いたいのか。。。
忙しくあれこれしていると、なんとなく自分の生活が充実しているように感じてしまうことがあります。
逆に暇を持て余していたりすると、つまらない生活をしているような気になったり。。。
特に若い頃はそんなふうに思っていた気がします。
自分の生活が充実していると思うためには、「私は忙しい」と自分自身が思い込む必要があったのかと。。。
歳を重ねて思うのは、忙しいよりも、余裕のある生活こそ、充実を感じられるということです。
空から落ちてくる雨粒を眺めながら、
ああ、よく降るわね。。。
と、雨雲が流れていくのを眺めたり、雨に濡れた木々の緑を「ああ、キレイだな」と思ったり、どこか遠い田舎の街で雨に打たれる稲穂を思い浮かべ、この雨のおかげで美味しいお米ができるかなと想像してみたり。。。
時間があるからこそ、余裕があるからこそ、普段なら見ることのないものに目を向け、思いも及ばないようなことを考えたりできるものです。
道路の向かい側にいる女性が、傍らに咲いている紫陽花を眺めていたと思ったら、指でツンツンしていました(笑)
普段なら見過ごしてしまうかもしれない綺麗な花に触れ、雨上がりを待つ。。。
"忙しい" と思って日々を過ごしている人にとっては、こんな突然の雨でも降らなければ、なかった時間だったかもしれません。
そう考えると、鬱陶しい梅雨の雨も、恵みの雨なのかなと思ったのでした。。。
ちなみに今日は、歌手の沢田研二さんが生まれた日です。
昭和の時代に大変人気のあった方で、愛称「ジュリー」です。
日本人なのに、なぜジュリーなのか?
もしかして、外国から来た人⁉︎
幼い頃、そんなことを思っていたものです。
実際はただのニックネームでした。。。
今年で73歳になったジュリー。当然のことながら、いまは年齢相応のビジュアルですが、若い頃のジュリーはすごくイケメンだったのです!
ハンサムなだけでなく、どこか中性的なセクシーさを兼ねそろえた男性でした。
奥様は女優の田中裕子さん。とても個性的で演技の上手い女優さんですね。
過去には色々ありましたが、現在はお二人ともそれぞれ芸能活動をしながら、夫婦仲良く暮らしてるとのこと。
なによりです!