365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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人間は心が疲れると、本能的に自然を求めるもの。草木の世話で癒された日曜日の「喜」

2021年6月27日(日)

今日は日曜日です。
相変わらず我が家は人口密度も高く、普段は私の定位置であるソファーも占領されています。

鬱陶しいので、外出したいところですが、昨日の日記で書いた通り、「デルタ株」が怖いので、今日も自粛です。

東京はふたたび緊急事態宣言に逆戻り !?
そんな話もチラチラ出ているくらい、どこもかしこも混雑していて、感染者数も増加傾向にあります。感染リスクも高いので、当分の間、週末は家で過ごすことにしました。

そこで、今日はまたしてもベランダの模様替えをしていました。
少し前にも一度したのですが、失敗したのです。

エアコンの室外機の脇にミニ盆栽コレクションが並ぶような配置になっていました。
このミニ盆栽は、鉢植えの盆栽ではなく、苔玉の盆栽なのです。
エアコンを稼働させるたび、室外機の熱が苔玉の表面を乾燥させてしまうようで、あっという間にカラカラと乾燥し、苔を枯らしてしまいます。とても危険です。。。

マメに水をやったりして、なんとか枯れた苔を復活させましたが(苔、強い!)、真夏になる前に、暑さ対策を考えた模様替えをすることにしました。





我が家のベランダはとにかく陽当たりがいいので、お洗濯物を干すには最高なのですが、植木にとっては、この直射日光が辛いようなのです。

昨年の猛暑では、油断と知識不足から、長年大切に育てていた花や木をたくさんダメにしてしまいました。。。涙

今年は同じ失敗をしてはならぬ!と、それぞれの植物の特性などを勉強し、狭いベランダの中でも、より良い環境を作ろうと頑張っています。

小ぶりの鉢を並べている棚を移動し、室外機側に小さな物置を設置。そこに道具や土、肥料などを保存します。

反対側のスペースに棚を置き、日除けをつける準備をしました。
直射日光を嫌う植物はそこで頑張ってもらうつもりです。

比較的背の高い木は、大きな鉢植えなので、そのままです。あんまり無理をするとギックリ腰にでもなりかねませんから。。。

作業をしながら、まだ余っていた種があったなと思い、空いていたプランターが幾つかあったので、ちょっと時期外れではありますが、花の種も植えました。
最近は気温もあまり高くないので、うまくすれば発芽してくれるかもしれません。

そして、終わりそうな紫陽花の挿木もしてみました。
今年、夫がくれた3株の紫陽花ですが、花が終わりそうなものは切って、挿木をしておけば、来年にはさらに紫陽花が増えることでしょう。


しかし、なにぶん園芸は初心者です。
とりあえず、太陽の光と水さえあればご機嫌だろう!などと思っていたくらいです。

でも、それではダメなのです。。。

その植物によって好む環境は千差万別、その子に合った環境と世話が必要になります。

まるで子育てと同じだなと、いつも思うのですが、口をきいてくれないので、お水が必要なのか、そうでないのか、また暑いのが嬉しいのか、辛いのか、サッパリ分からないのが難しいところです。

こんな時、会話ができれば。。。

などとよく思うのですが、考えてみたら、我が子たちのように、こちらが何かを言えば、ああでもない!こうでもない!と言い返してこられると、可愛くありません。。。

どちらがいいかと言えば、やっぱり静かに、そして健気に育って欲しい。。。

家族だけでもあれやこれやとうるさいのに、これでベランダの子たちまでもが、

「マミー、お水欲しい〜!」

「マミー、暑いよ〜」

「マミー、根っこが育ち過ぎてウザいよ〜」

「マミー、この土、好みじゃないわ!」

「マミー、疲れたから肥料ちょうだい!」

そんな風に、それぞれが言いたいことを言ってきたら、癒しどころか、ベランダガーデニングがストレスになりそうです(笑)

うるさいのは人間の子供達だけで十分!





でも、物言わぬからこそ、じっくり観察して、手をかけてあげなければと思っています。

ペットと同じ、人間とは言葉が通じないからこそ、しっかりと見て、ケアしてあげないといけません。

一生懸命にお世話をすれば、新緑の芽を出し、やがては綺麗な花を咲かせ、えもいわれぬ達成感と癒しを運んできてくれます。

土いじりをしていると無心になれるのも、ストレス解消になります。

人間は本能的に自然を求めているのかもしれません。
都会で暮らしていても、緑の豊かな公園には、いつも多くの人が集っています。

我が家の隣にあるお屋敷には、大きな庭があり、何本もの木が周りをぐるりと囲んでいるのですが、すぐお隣なので、まるで我が家も緑に囲まれているような環境なのです。

窓の外に緑が見えるのは、都会ではとても贅沢なことです。おまけに、毎朝そこに色々な鳥たちがやってきて、美しい鳴き声が聴こえてきたり。。。
それだけで、とても清々しい気持ちになります。

また、少し疲れた時には、緑の多い山の温泉にでも行きたいなぁ。。。と漠然と思ったり。。。
人間は自然から癒やされることを本能的に知っているのでしょう。

このコロナ禍では、なかなか山の温泉にもいけないので、心がざわざわと落ち着かない週末は、草花や木といった自然にお相手してもらうのが、良い過ごし方なのかなと思いました。。。





ちなみに今日は、アメリカのファッションデザイナーである、ノーマ・カマリさんの生まれた日です。

言わずと知れたファッションブランド、『NORMA KAMALI』を創設した方です。

懐かしですね〜。現在日本ではあまりお名前を聞くこともなくなりましたが、バブル世代には馴染みのファッションブランドでした。

当時のトレンドである肩パッドが、ドーンっと入ったジャージー素材のワンピースは、デザインも個性的なものが多かったですね。

とくに、上半身がわりとゆったり、ウエストをキュッと絞ったフレアーのロングワンピースは、とっても楽そうなのにエレガントに見えて素敵でした。
お値段的にも確かレナウンライセンス生産していたので、ブランドものにしてはリーズナブルだった記憶があります。

そんな「ノーマ・カマリ」でしたが、私は着られませんでした。
あのデザインは長身の人のみに許されたエレガントだったからです!

私の身長は現在の日本人女性の平均よりも高めではありますが、それでも不十分だと、当時は思っていました。
170センチくらいでなければ、美しくは見えない服であると固く信じていたのです。

今から思えば、そんなくだらないことをあれこれ考えていないで、着たいお洋服を楽しめばよかったなと思います。。。

しかし、もう遅い。。。
あのような肩パッドの入った服は、もう2度と着られることはないと思います。
惜しいことをしました。。。