昨夜もそうでしたが、こんな非日常の中にいると、ついついブログを書くのを忘れてしまいそうになります。
習慣になっているおかげで、なんとなくやらなければいけないことがあったような?
そこで「ああ、そうだった!」と、この日記ブログの存在を思い出すのです。
そんな温泉宿で過ごす2日目。
昨夜は本を読んでいたら、そのまま眠ってしまったらしく、今朝は6時すぎに目覚めました。
昨日、たくさん湯浴みしたので疲れが出たせいか、いつもよりもゆっくりと眠れたようです。
起きがけの温泉。
お部屋にお風呂があると、とっても楽です。
熱い湯に浸り、極楽極楽。
朝食では白米大盛り二膳も食べて満腹。
そしてまた腹ごなしの温泉。
朝から浸かりっぱなしです(笑)
さて、今日はなにをしようか。。。
ずっとお籠りするつもりでしたが、普段の癖で動きたくなってきます。
よせばいいのに、昨日駅前でパンフレットなんぞをもらったせいで、それを見ていたら、どこか行きたいような、行きたくないような。。。
とりあえず、近所を散歩でもしようとロビーへ出ると、大女将がいらして、しばし世間話を。
「少し温泉街でも散歩してきたらいいのでは?」
そんな提案を受け、歩いて30分弱のところにある栄えた温泉街へ行くことに。
雄大な景色を眺めながら、山道を下ったり登ったり。結構な運動になります。
途中途中で写真を撮りながらゆっくり歩いて、30分ほどで到着。
しかし、昼間の温泉街は閑散としていました。
通常旅館、ホテルのチェックインは午後3時なので、温泉街が動き出すのはその頃なのでしょう。
お昼ごはんにお蕎麦でもと思っていましたが、朝ごはんを食べ過ぎて、昼になってもお腹がまったく空きません。
無理して食べるのはやめ、おやつになりそうなパンを買ってから、水分補給にとたまたまあった喫茶店に入りました。
予想通りお客さんは誰もいません。
音量大きめのBGMは、いきなりの井上陽水メドレー。
しかし心配はご無用。フォークソングは守備範囲外ですが、昭和世代は対応できます(笑)
とりあえずアイスティーで喉を潤し、またお宿へ戻るために来た道をトコトコ30分。
これがまさに「行きはよいよい、帰りは怖い」で、来た時と同じ道なのですが、昼過ぎで日差しが強くなり暑いのなんの。。。
熱中症にでもなったら困るので、途中途中の木陰で休みながら、ゆっくりと戻りました。
宿について一休みしたら、また温泉です。
宿泊客が到着する前の時間なので、大浴場はまさに貸切状態。
24時間入れるのは、とてもありがたいですね。
ゆっくりと温泉に浸かったあとは、部屋でのんびりと持ってきた本を読みました。
ほどなくして、ようやくお腹が空いてきたので、昼食兼おやつのパンを。
パンとおまんじゅうを平らげると、敷きっぱなしのお布団にゴロリと寝そべり、本の続きを読んでいましたが、いつの間にかの寝落ち。。。
夕方、ゴロゴロと雷の鳴る音で目覚めました。外を見るとつよい雨が降り出していました。
静かな宿の窓から、緑を濡らす雨を眺めるのも、またいいもの。
そして、雷の音をBGMにまた部屋の温泉へ。
しっかりと温まり、湯から上がり、広縁の椅子で涼んでいたところ、身体に異変が。。。
首筋からポタポタ、胸元から大量の汗がツツーッと流れてくるではありませんか。
決して暑いわけではなく、むしろ暑くも寒くもなく快適なのに、何故か汗だけがダラダラと出てきます。
これまで顔が真っ赤になるほど熱い湯に浸かっても、こんなことはありませんでした。
これはひょっとして、繰り返し温泉で身体を温めたせいで、代謝がよくなった?
滞っていた細胞が動き出したか⁉︎
心なしか身体の凝りが取れ、スッキリとした感じもあります。
「ああ、やはり温泉湯治は必要だったのね」
そう嬉しく思いながら、汗が引いてからまたお布団に寝転んで本の続きを読んでいるうちに、お夕食の時間になりました。
今宵も満腹になるまで、出されたお食事を完食。美味しいということもあるのですが、出されたものは残さずいただきたいので。
あまりに満腹だったので、少しだけ食休みをした後に、お部屋のお風呂ではなく大浴場へ。
またしても貸切状態でした。
小さなお宿だからこそでしょう。中規模以上のお宿ではなかなか独泉とは行きません。
明日は一応、東京へ戻る予定ですが、その前に善光寺へ寄るか思案中。。。
7年に一度の御開帳ということで、寄ってみようと思ったものの、かなり混雑しているようなので、腰がひけています。
湯治ということで、ゆっくり静かな温泉宿を選んだのに、人混みにまみれに行くのもどうかと。。。
長野駅周辺にもう一泊くらいして、早朝か夕方の空いた時間に善光寺参りという手もありますが、そこまでしていかなくても。。。と、心は揺れております。
余り家を空けると、ベランダの植木と冷蔵庫のスターター(パンの発酵種)が気になってきます。
とりあえず、寝る前にまた部屋風呂の温泉に浸かりながら、ゆっくり考えるとしましょう。。。