365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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外国人夫の優しさに「楽」

2020年9月26日(土)

今朝も朝からぐずついたお天気。まるで冬のように寒く、気持ちまでもが温かい毛布の中に隠れてしまいたくなるような日でした。

おまけに昨日はお買い物をしすぎ、重たい荷物を肩から提げていたせいか、肩が痛くてたまりません。

治ったと思っていた五十肩ですが、まだしぶとくチャンスを伺っているようで、ちょっとでも無理をすると、「隙あり!」とばかりに痛みが出てきます。

私は痛みに強い方ですが、お産の時を除いては、わりと「痛い!痛い!」と騒ぐタイプの人間です。

それを承知している夫は、まったく心配する風でもなく、「Hello!」と同じ感覚で、「大丈夫?」と明後日の方を向いて言います。尋ねるのではなく、言うだけです。

それが不満な私はさらに「痛い!痛い!」と騒ぎ、子供たちに至っては、完全無視。

しかし、よほど鬱陶しいのでしょうか。夫は渋々「ご飯は私が作るので、あなたはゆっくり休んで下さい」と私を黙らせるためだけに家事を肩代わりしてくれます。

こうして今日も、夫が食事を作ってくれました。

これは割と日常茶飯事のことで、稀に友達などに話すと、決まって「やっぱり外国人の旦那さんは優しい」などと、夫が聞いたらそれこそ鼻が天まで届くほどに鼻高々となるようなことを真剣な顔で言います。

日本人の旦那さまがいる人には、わからない「外国人の優しさ」は、私にとってもはや優しさの部類には入りません。
私からすれば、日本人男性の方が、よほど思いやりの心を持っていると思っています。

詳しく言えば、外国人男性の優しさとは、ドアを開けてくれるとか、バッグや荷物を持ってくれるとか、甘い言葉を日常的に吐くとか、そんな表面的なことなのです。

若い頃はそれを優しさとははき違えてしまうものですが、歳を重ねるごとに、本当の優しさとは、陰ながら支え見守ってくれ、いざという時は身体を張って守ってくれる。つまり、自分が一番必要としている時にこそ、その優しさを発揮してくれることなのです。

このような心の動きを汲み取らねばならぬような繊細な優しさを外国人に求めるのは無理なことでしょう。

それは、基本的に相手を思いやる前に、自分の損得を考えるという習慣、習性を持っているからに他なりません。





外国人というのは、徹底した個人主義です。妻や家族よりもまずは自分ありきで行動する傾向にあるので、いざという時にも身体を張ってなどというのは、期待できません。
日本人の美徳とする義理や人情などを求めると、落胆させられるのがおちです。

それはあなたの旦那さんだけじゃない?

そういう声もあるかと想像しますが、幸いなことに私の周りには検証サンプルがたくさんいます。

友人知人を見渡せば、その半分以上が国際結婚です。みなさん結婚してから20年以上も外国人夫と暮らしてきた人たちです。
そんな国際結婚ベテラン主婦たちが、こぞって私のいうことに、首がもぎれるのではないかというほど「うん!うん!」と同意するので、これは我が家の夫だけではないことがわかります。

私の夫はそんなことない!という方、最低でも20年以上は連れ添ってから、もう一度考えてみてください。
それでも尚「私の夫は優しい」と言えるなら、当たりくじを引いたのです。

ただし、以上の見解は日本に住んでいる外国人夫と限定させていただきます。環境が変われば人間性も多少なり変化するものなので、この限りではないと言わせて頂きます。





昨日、お給料のことで感謝していると言った同じ口で、優しくない!とダメ出しをしていますが、夫婦の関係性とは一面だけを見て判断できるものではありません。そこには少なからず相性というものがあるものです。

私も夫ほどではないにしろ、個人主義なところがあり、なんでも一人でやることが気楽という性格です。

そんな私にとって、外国人の表面的な優しさは鬱陶しいだけですが、同時に身勝手とも思える個人主義も時には気楽に思えるのです。

日本では定年退職した男性が何をしていいか時間を持て余し、妻の後をついて回るなどという話も聞きます。
これは私にとっては拷問に等しいものです。その点、我が家の夫は私の自由行動を当然の権利として認めています。

いざというときには、ポイッとゴミ屑扱いされるリスクをはらみながらも、この保証された自由は私にとっては必要不可欠なものです。

どんなに義理人情に深く、思いやりあふれる夫でも、金魚の●のように終生ついて廻られたらたまりません。

パートナーに何を求めるか?

そこを明確にすることは大切ですが、やはりお互いに相手に対して求めすぎない、期待しすぎないことが一番です。

いざというとき、とんでもない冷酷さを見せる夫ですが、これはアングロサクソン系外国人にはありがちだと言った友人がいます。DNAの為せる技だそうです。

血がそうさせるのなら、これ仕方がありません。

とりあえずは「痛い!と騒いだときに、たいして心配もせず、とりあえずはと家事を肩代わりし、私を黙らせようとする外国人夫の優しさを理解し、そして感謝せねばならないでしょう。

今日は家事から解放され、「楽しい」ではなく、「楽」をさせてもらった一日でした。





ちなみに今日はアメリカの女優でありシンガーであったジュリー・ロンドン(Julie London)さんの生まれた日です。

もう20年も前にお亡くなりになられた方ではありますが、いまでもYouTubeなどでその姿を拝見することができます。

往年のハリウッド女優のように、姿が美しいのはもちろんですが、なんといってもこの方は歌です。

ちょっとかすれた気怠い感じが、大人のムーディーな曲と溶け合い、それはそれはロマンチックな響きとなって私達をうっとりとさせます。

有名な『Fry Me To The Moon』を始め、『Cry Me A River 『More』や『The End Of The World』といった名曲を聴いていただければ、その魅力がどれほどのものかわかることでしょう。

もう塵一つ残さないかのように、無機質に修正された音ではなく、当時はレコードであったため、ノイズはもちろんその声も素朴な響きを持っていました。

これがまた彼女の生まれたての声と融合し、私たちを惹きつけて離さない磁石のような役割をしています。

レトロ感覚満載ではありますが、何年、何十年経とうが、素敵なものは素敵ですし、美しいものも変わらず美しいのです。

今はもうニュースを見るのさえ嫌ですが、昔のアメリカは、素敵なものがたくさんあり、子供だった私は憧れたものでした。

京和菓子とお給料の「喜」

2020年9月25日(金)

今日の東京は朝からシトシト雨降り、肌寒い一日でした。

25日といえばお給料日です。毎月この日は朝から銀行回りをします。
お給料といっても私は働いていないので、夫の稼いできたお金です。

毎日毎日、雨でも雪でも猛暑でも、そしてコロナ禍の中でも、頑張って働いてくれるおかげで、家族はなに不足ない生活を送れます。

どんなに「怒」カテゴリーの主役でも、それだけは変わらず感謝しています。

と、そんな風に感謝する日でもあるのです。

しかし、そんなお給料もおそらくは半分近く税金や保険、年金で差し引かれ、さらには家賃、光熱費、子供達の学費、通信費、食費、貯蓄、私のお菓子代などを差し引くと、残りはそう多くはありません。

それでも、私はそれで十分です。
屋根のあるところで眠れて、好きなものがお腹いっぱい食べられて、ちゃんとお洗濯をした清潔な身なりをして、家族みんなが健康であれば、それで満足です。

欲を言えばキリがないので、昔からそう思うようにしています。
多くを望まなければ、いまが幸せに感じられるものです。
欲張ってもろくなことはありません。

でも、それは私が50を過ぎたおばさんだから思うことで、若い人はもっと野心を持つべきです。

欲しいものを手に入れるために、どんどん行動することです。そんな風に生きていけば、きっと50歳くらいになったときには、幸せだと思う日々を送れることでしょう(多分。。。)。



さて、25日の給料日ですが、いつもは銀行が混み合う前にと、朝一番で行くのですが、今日は午後から外出予定があったので、出掛けたついで済ませようと遅くに家を出ました。

混んでいると思っていた銀行は、ガラガラで思ったよりも早く終わったので、そのまま日本橋へGOです。

乗り換えがあるので少し面倒ですが、割と近い日本橋

まずは「三越前」で下車し、日本橋三越のデパ地下を攻め、美味しそうなものをいくつか買いました。
時間があったので、次はCOREDO室町です。ここでもお菓子と晩のおかずを買いました。

本当は近隣の和菓子屋さんでも回りたいところでしたが、天気もよろしくない上、今日は高島屋さんで予約してある京都の和菓子を取りに行く予定になっていたので、デパ地下巡りだけで我慢しました。

ちょうど雨も止んだので、テクテクと歩いて高島屋さんへ移動。

ここでもデパ地下攻めです。あれこれ欲しいお菓子はありましたが、生菓子などは今日中に消費できそうにないので諦め、日持ちのするものを少しだけ買いました。

4時半から予約した和菓子の引き渡しがあるので、少し早めに売り場を覗いてみると、すでに人が並んでいました。

おっと!遅れをとっては帰りが遅くなる!

今日は5時までには家に帰りたかったので、そのまま並び、めでたくお菓子をピックアップ。ダッシュで帰宅したのでした。

本日の戦利品であるお菓子を並べると、自然と笑がこぼれます。

嬉しい。。。

予約したお菓子受け取りの日が給料日と重なったことで、ちょっと気が大きくなり、いつも以上にデパ地下フィーバーすることができました。

本当に嬉しい。。。

消費期限順に、どれから食べるか並べてみます。

まずは、当日消費分の京都の和菓子です。

遠路遥々やってきた和菓子たち、遠いところ東京まできてくれてありがとう!

お疲れ様です!

そして、ごちそうさまでした。。。





ちなみに、今日は韓国人俳優であるヒョンビンさんの生まれた日です。

ヒョンビンさんと言えば、今年は主演作である『愛の不時着』というは韓流ドラマが大ヒットしました。

私も観ました。ちょうどコロナによる自粛が始まった頃でしょうか、Netflixにある韓流ドラマを片っ端から観ていたのです。

その中の一つが『愛の不時着』でした。

特にヒョンビンさんファンというわけではありませんが、あの長身に小顔というボディーバランス、引き締まった体躯は、「あら、素敵。。。」と、思うに十分過ぎるものでした。

ドラマでの役柄もヒョンビンさんを素敵に見せるのに大いに役立っていたように思います。

木訥で真面目でシャイ。優しくて、惚れた女には一途、おまけに頭も良く、音楽の才能もあり(ピアノ弾き)、戦闘をさせれば敵なしに強いという、まるで絵に描いたような理想的な男性です。

こんな人いないわよ!と思いながらも、ここまで極端に素敵過ぎるキャラクターを作ってしまうところが、韓流ドラマの中毒性と密接な関係があるのは間違いありません。

私達はそんな実在しない素敵過ぎる主人公を見て、現実からしばし逃避し、甘い夢を見るのです。

所詮ドラマです。とことん夢を見させていただきましょう。

素敵なヒョンビンさん、とても落ち着いて見えますが、まだ38歳とお若いのですね。

今後もとんでもなく素敵な役柄をゲットして、世の女性を楽しませて欲しいものです。

私を太らせるありがた迷惑の「怒」

2020年9月24日(木)

今日の東京は台風の影響で朝から雨。
進路がそれたとのことで、それほど荒れた天気にはなりませんでしたが、一日中シトシト。。。低気圧のおかげでとても気怠い一日でした。

そんな朝でもいつも通り5時前に起床。

起きたらまずやるのは、コロナ太りを解消すべくダイエットを始めてから日課となった朝の計量。
これまで体重よりも体型重視だったので、あまり体重を測ることはなかったのですが、コロナ禍では尋常ではない太り方、まさに5キロ増という、自分でもビックリの増量を経験し、さすがに計量を始めました。

幸いなことに、今では元の体型に戻すことができましたが、朝の体重測定は日課となり、依然として監視の目を光らせています。


今朝、しばらく安定していた体重が1.5キロも増えていました。

この歳になると、1キロ太るのは息をするように容易いものですが、その1キロを落とすには、想像を絶する苦労が伴います。

たかが1キロとあなどるなかれ。。。

これはお彼岸を理由に食べ続けていた連日のおはぎが原因か?

いやいや、よくよく考えてみると、もっと大きな理由があるではないか⁉︎

昨夜の出来事を思い出し、恨めしい気持ちになりました。。。

それは夫からもてなされる、ありがた迷惑な夜中のスイーツたち。

BMAL1軽視の恐ろしい行為のこと。


時計遺伝子とも言われるタンパク質の一種であるBMAL1は、糖質の吸収を高め、脂肪を蓄積される働きがあるとされています。

私はこの原理を利用し、太りやすい時間を避け、BMAL1がもっとも活発になる夜はなるべく食べず、逆に甘いものはBMAL1がもっともおとなしくなる時間、午後3時に食べるという、テクニックを実践していたのです。

しかし、早いうちに晩ご飯を済ませてしまうと、当然夜になるとお腹が空きます。
ちょっと何かつまみたくなりますが、ここで食べてしまうと確実に脂肪が増えるので、そんな時は早く寝てしまうことに決めていました。

自分自身の身体へ少なからずの気遣いをしているというわけです。


ところが、ダイエットのために全ての生活をコントロールするのもどうなのか?という思いもあります。
色々とやりたいことなどがあり、いつまでも起きていたい夜もあるのです。

そんな時は「今日はチートデーよ!」と、少しだけ、ナッツなんかを摘んで、グーグーと文句を言う胃袋をなだめます。

こんなに一生懸命に摂生しているのに、この精神を崩壊させようと、夜ごと甘いものを持って、私をダメにしようとする人がいます。


もちろん夫です。。。

もはや、「怒」カテゴリーの常連になりつつある我が家の要注意人物。

外国人である夫はとにかく甘いものでも底無しに食べます。

彼の生まれ育ったフードカルチャーは、現代の日本人にとっては、もはや当たり前に浸透しているケーキ、クッキー、チョコレート、そしてアイスクリームといったものですが、私も大好きなものばかり。。。

昨夜も私がソファーで本などパラパラとめくっていると、目の前に黙ってクッキーを置いていった夫。。。

眉をしかめながらも、ちょうど小腹が空いていたので、とりあえず「Thank you」と、その好意を受けることにしました。

少しなら大丈夫だろう。。。

しかし、それでは終わりませんでした。

少しすると、今度はアイスクリームをまた目の前に置いていったのです。

さすがに「太るからいらない」と言いましたが、「あなたの大好きなあずきペーストが入った新発売のアイスですよ!」と。。。

もはや理性崩壊。

まったりと濃厚なあずきペーストにミルキーでこってりとしたアイスクリーム。。。

「いらない」とは言ったものの、その後は無言でアイスクリームを食べてしまったのです。

夜中に食べる禁断のスイーツは、この上なく美味しく、止まりません。

ここまでくると、もうどうでもよくなります。
その後に運ばれてきたポッキーや柿の種、もうなんでもごされで全て食べ尽くしました。


なければないで食べずに済んだものを、わざわざ目の前に置いていくという、その悪魔の所業!

その美味しさに比例するとんでもないカロリーを肩代わりしてくれるのなら、いくらでも食べましょう!
しかし、それは不可能なのです。美味しい思いをしたら、その代償は全て自分の身体で払わねばなりません。

だからこそ我慢しているというのに!


夫にとっては私の「太った、痩せた」などとるに足らないことなのです。
彼の従姉妹など親類の女性達は、若い頃の美しさをどこへ置き去りにしてきたのか、中年になったいま、まわしをつければ横綱かと見間違うほど立派に成長してしまっています。

日本人は実際にそこまで太るのは難しいというくらい、アングロサクソンというのは尋常ではない太り方をします。

あの従姉妹達と比較すれば、私など小鳥のごとき華奢な身体と映るのでしょう。

比較対象を思い浮かべると、なにも最低なものと比べることはないじゃないのよ!と、失礼承知で悪態をつきたくなります。


夫はと言えば、エクセサイズオタクと言ってもいいくらいの運動好きです。毎日仕事を終えて帰宅すると、必ず運動しに出かけます。
そして、定期的に徹底した食事摂生で、若い頃と大して変わらない体型を維持しているのです。

そんな人間と同じように、夜中にスイーツなど食べていたら、たまったものではありません。

私は運動などしたくないので、軽いウォーキング以外は、食べないことで体型維持してきたのですから。

結局、自分が強い意志をもって拒否すればいいことなので、この怒りは理不尽とも言えないことはありませんが、まるで私のダイエットを妨害するかのような、夜のアイスクリーム、チョコレート攻撃は、翌朝の体重測定で大きな怒りとなるのでした。

もう絶対に食べない!

そして、今度生まれ変わってきたときは、食べても太らない体質、もしくは無類の運動好きに生まれてきたいと思うのでした。





ちなみに、今日は大御所SF作家である筒井康隆さんの生まれた日です。

アラフィフエイジにとっては、誰もが一度は通る読書道ではないでしょうか。

数多くの作品を世に送り出してきた筒井康隆さんですが、私にとってもっとも印象に残っているのが、「七瀬三部作」です。

家族八景』『七瀬ふたたび』『エディプスの恋人』という3冊からなるストーリーは、人の心が読めるという超能力をもった火田七瀬を主人公としたSF小説です。

これがまたよくできたストーリーで、超能力否定派だった私を大いに迷わせました。

親兄弟、友達、街ですれ違う人にさえも、

「もしや、私の心を読んでいるではないのか⁉︎」

など疑心暗鬼になったくらいです。

私は信じ始めていました。実際にそんな超能力を持った人間が存在するのではないかと。。。

つまり、疑うことを忘れるほどに夢中になってしまったのです。

小学生であったか、中学に上がってすぐのころか、とにかくそれくらいの年齢だったため、こんな私でもまだまだ純粋な心というものを持っていたのです。

アラフィフになったいまでは、

「はぁ?心を読む?別に読んでもいいけどさ、あなた本当はそんなことできやしないんでしょ?」

などと、冷ややかに笑い飛ばすでしょう。

ああ、汚れた心。

今でも何年かにいっぺんくらいは、この「七瀬三部作」を読み返すことがあります。
年がら年中断捨離している私ですが、表紙に至るまで紙がすっかり変色してしまったその文庫本を捨てることはできません。

何冊かある永久保存本として、何十年もの間、本棚に鎮座している、まさに大御所なのです。

お菓子お取り寄せ争奪戦快勝の「喜」

2020年9月23日(水)

今日は台風の影響か、朝から一日中雨模様の東京でした。

ようやく4連休も終わり、我が家の面々も仕事や学校といういつもの生活に戻りました。
同じなのは無職の私だけ。。。

しかし、今日はちょっとしたイベントがある日でした。どんなイベントかといえば、お菓子のお取り寄せです。


メインブログを見れば一目瞭然ですが、毎日お菓子ばかり食べていて、暇さえあれば和菓子屋さん、洋菓子屋さん、デパ地下、お取り寄せと、めぼしいお菓子を買っては、楽しむのがライフワークとなっています。


好きなお菓子はそれこそ数え上げたら片手では足りないくらい、いえ両手の指、さらには足の指まで使っても足りないくらいです。

しかし、自分の中で「殿堂入り」としているお菓子はほんのわずかです。

その中でも、トップに君臨するお菓子が、本日某お取り寄せサイトに出てくるというので、私は朝からソワソワ。その時間に合わせ、スマホ片手に待機していたのです。


販売開始は16時ジャストです。
しかし、開始と同時に目的の商品を買い物カゴに入れることができなければ、逃すこと間違いなし。まさに瞬殺なのです。

限定150個。。。

一見多そうに思えますが、どれほどのライバルがパソコンの前に、またスマホの画面を凝視しているのかわかりません。

これまでも、人気店のお菓子などを気楽な気持ちでお取り寄せしようと思っていたら、あっという間に完売、完敗したということが何度かあったのです。

その苦い過去を思えば、油断は禁物です。

しかも、今回は「殿堂入り」「食べたいお菓子No.1」に君臨するお菓子です。
決して失敗は許されません。


そのお店のお菓子を食べたのはもう3ヶ月前です。あれ以来、すっかりその店のお菓子に魅了された私は、毎日インスタにアップされる美しくも美味しそうなお菓子を指をくわえて見ているしかありませんでした。

いっそのこと、新幹線に乗ってその店まで行きたいくらいでしたが、新型コロナのせいで、身動きもできませんでした。

あの日から今日まで、たった一度だけその店のお菓子を購入するチャンスがありました。しかし、生憎なことに所用があり外出中だったため、ネット争奪戦に加わることができませんでした。

あの時の悔しい気持ちといったら!

しかし、お菓子を食べるためだけに生きているわけでもなく、お菓子ファーストの生活を送っているわけでもありません。

次のチャンスを待つべし。。。

そのチャンスが今日だったのです。


そして、16時ジャスト、販売開始のゴングが鳴りました。

スマホの画面をタップするも、重たいです。。。
うんともすんとも画面が動きません。
多くの人が同時にアクセスしているのでしょう。まさにサーバーは火を噴く寸前か⁉︎

しかし、ここで焦ってはいけません。過去の数々の失敗を思い出します。

動かない画面に苛立って、前ページに戻ったり、余計なことをしたばかりに遅れをとったことを。

昔を思い出すのだ!あの頃のように辛抱強く!
遡れば30年以上前、チケットぴあでライブチケット争奪戦に参戦した時もそうでした。トライ&エラーで冷静にダイヤルし続けたではありませんか。

ただ、今回は電話ではありません。ネットです。IT時代に生まれ育った若い方々に比べれば、アラフィフのアナログ世代はハンデがあります。
しかし、すぐ諦めず、なんでも前向きにチャレンジするという強さや無鉄砲さは人一倍です。

為せば成る!何事も!の精神です。


待つことは苦手ですが、ジリジリと私の指先が示した指令をネットが汲み取ってくれるのを待ちます。。。

やっとのことで、次の画面に。
すでに配達先住所や支払い方法は登録済み。
すかさず「購入」をタップ!

またしても固まる私のスマホ。。。

ここからは神のみぞ知る領域です。

誰の送った指令がいち早くそのサイトに潜り込むことができるか。。。

次に現れる画面が「売り切れました」か、「ありがとうございます」か。

プリーズ!

心で何故か英語で懇願してしまいます。混乱の証でしょう。

そして、ようやく画面が変わりました。

そこには。。。

「ありがとうございます。ご注文をお受けしました」

そんな一文が表示されたのです。


やったわ。勝った。。。


念願のお菓子は来月早々に届きます。

1日15個ずつの発送ですが、私に割り振られたのは初日でした。

これは快勝といってもいい出来です。


ほくそ笑みながら、他のお菓子でも見ようとホーム画面に戻った時には、そのお菓子はすでに売り切れ表示になっていました。

まさに一瞬の完売でした。


喉から手が出るほど食べたいと切望したお店のお菓子です。これほど嬉しいことはありません。

今日はよい一日でした。





ちなみに、今日は叶姉妹の妹さん、叶美香さんの生まれた日です。

最近はコミケなどアニメ方面で話題になることも多い叶姉妹ですが、妹の美香さんはとうに50を超えていたのですね。

あの方と自分が同じような年齢とは。。。

以前、西麻布の某レストランの前でお見かけしたことがありましたが、それはそれはお綺麗でした。

テレビで見る豊満な印象とは裏腹に、思ったよりもプチ。しかし、メリハリボディーという、体型だけで言えば外国人が好む日本人女性と言った感じでした。

別に誰からも好まれなくてもいいから、自分自身がうれしくなるような、あんなボディーが欲しいものだと思ったのでした。。。

真夜中にクッキーやおはぎを食べてたら、無理ですが。。。

ガスコンロのSiセンサーの「哀」

2020年9月22日(火)

今日は連休最終日。お疲れ休みということで、家族揃って在宅でした。

そうなると、当然家事も発生するわけで、主婦は連休と言えど休んでいるわけにはいきません。

せめて食事くらいは外食かデリバリーで済ませようかと考えていましたが、冷蔵庫の中には食材がたくさん入っています。

買ったものは必ず使い切る!をモットーとしているので、腐らせて廃棄などもってのほか。

そんなわけで、昼ごはんに昨日秋葉原で買ってきたナスと唐辛子を使い焼きナスカレーを作ることにしたのです。

手順は飴色玉ねぎを作り、そこに微塵切りにしたニンニク、生姜、青唐辛子丸ごと数本を加えます。

同時進行でナスを焼きます。皮が真っ黒に焦げ、ふつふつと中までしっかり火が通るまで焼かねばなりません。

そして、焼いたナスを水の中に水没させ、スルスルと皮を剥き、水気を切って炒めた前記の玉ねぎなどの入ったフライパンに投入。

最後に塩、そしてクミンやカルダモン、コリアンダーなどなど、お好みスパイスを加え、ぐつぐつしたら出来上がり。

このレシピは今から30年ほど前、私がロンドンで暮らしていた頃に、友達の友達の、またその友達という中東出身のよくわからない人から教えてもらったものです。

以来、レシピに忠実とはいかないまでも(スパイスの調合が難しいため)、我が家では定番のカレーとして、たびたび食卓に登場しています。

さて、問題は「ナスを焼く」という、作業です。
本来なら飴色玉ねぎができる前には焼き上がっているはずのナスですが、ガスコンロのSiセンサーなる安全装置のため、たびたびピーッ!という音と共に火が消えてしまうのです。

つい最近、ガスコンロを最新型に変更したせいで、感度がこれまで以上によくなっていたのです。
本来なら喜ぶべきところでしょうが、焼きナスカレーにとっては敵です。

強火で思い切り焼くせいで、高温になり過ぎるようです。しかし、高温でこんがりと焦がすくらいに焼かなければいけないのです。

これは上のコンロではなく、魚焼き用コンロを使った方がよさそうだと判断し、ナスを移動させたものの、大きなナス6本も入らないので3本ずつ焼くことに。

ここでもまたあの「ピーッ!」が鳴ります。

上のコンロよりは幾分マシですが、下もまたSiセンサーの管理下にあるのです。
どれだけ幅をきかせているのでしょうか⁉︎

いつになってもまる焦げにならないナス。。。

時間がかかり過ぎる。。。

「ピーッ」が鳴ったら、コンロを止め、また火をつける。まるでSiセンサーと根比べをしているように、この動作を何度も繰り返し、ようやく3本が焼き上がりましたが、ナスはもう3本控えています。

次の3本も同じように、打倒Siセンサー!で消えてはつけるを繰り返し、どうにか6本のナスをまる焦げにしたのでした。

おかげで12時に出来上がるはずのランチが30分近くも遅れてしまいました。

予定通りに事が運ばなかったことに対する敗北感。。。
私はとても苦手です。エゴイストなのか、自分の計画した通りに物事が決着しないと、ものすごく気を病みます。

Siセンサーさえなければ、すべてはうまくいったはずなのに。。。

Siセンサー、このありがた迷惑ともいえる装置のおかげで、調理がより困難に、不便になったのは紛れもない事実です。

怒りに任せ、「こんなもの必要ない!」と取り外してしまうこともできそうですが、よくよくその存在意義を考えてみれば、それは危険な行為です。

私も中年になり、時折ものが思い出せないということがあります。
そう考えると、いつかこのSiセンサーは私を守る大切なものになり得ることは大いに想像できます。

料理が捗らないのも哀しい。

歳をとり、物忘れをするようになるのも哀しい。

なにより、食事の時間が予定通りいかないのが哀しい。

いくつもの「哀しい」をもたらしたSiセンサーですが、どうやらその効力を消し去る道具もあるようです。

一瞬、やった!とすぐさま購入しようと思ったものの、それは取り外すか、取り付けるかの違いだけで、結局のところ安全を脅かす行為には変わりないと考え、哀しいけれど購入案は却下することにしました。

いつか私にもSiセンサーに感謝する日がくるのでしょうか?

それは自分自身の老化をまるごと認めるということです。素直に白旗を上げるのは癪ですが、安全には変えられません。

それもまた哀しいものです。。。





ちなみに、今日は米米CLUBのヴォーカル、カールスモーキー石井さんの生まれた日です。

このグループも石井さんのことも、私はよく知りませんが、一曲だけ昔よく聴いていた曲があります。

1990年にリリースされた『浪漫飛行』という曲です。

当時、私は海外で暮らしていました。そんな私に「異国の地で一人、寂しかろう」と、日本にいる友人が流行りの曲を録音したカセットテープを送ってきてくれたのです。

そのカセットに入っていた曲の中に『浪漫飛行』がありました。

まるで英語も話せない状態での渡英だったため、最初の頃は普通に生活するのも大変でした。
英語ばかりの生活に心が疲れ切ってしまうこともありました。
そんな時、日本から届いたカセットテープを聞いては、癒されていたものです。

とりわけ『浪漫飛行』は優しくも清々しい曲調で、気持ちを前向きに保つことに適していました。

そのせいか、たくさんの曲が入っていたカセットテープの中で、唯一記憶に残っている曲なのです。

今でもごくごくたまに、テレビなどからこの曲が流れてくることがあります。その度に思い出すのは異国の地の小さな部屋の中で、必死に英和辞典を引きまくる自分なのでした。。。

秋葉原散策で1万歩の「楽」

2020年9月21日(月)

昨日の天気予報によれば、今日は雨のはずでした。そのせいもあって、今日こそは家にいるつもりでしたが、晴れているなら今日のうちに買い物を済ませてしまおう!という夫の口車にのり、またしても出かけてしまいました。

パソコン周りのツールや、メインブログに掲載する写真撮影用の道具、子供部屋に置く電化製品など、買おうと思っていたものをまとめて買いに行こうと、秋葉原まで行きました。

学生時代にはたまに来ていた秋葉原ですが、大人になってからはゆっくり歩くこともない街でした。

久しぶりに降り立った秋葉原ですが、隅々まで歩いてみて、その変貌振りに目を見張りました。


なによりも驚いたのが、飲食店の多さです。かつてはお蕎麦屋さんか、肉の万世くらいのものだったと記憶していますが、現在ではラーメン屋さんからトンカツ屋さん、洋食屋さんからカフェまで、もう和洋折衷あらゆる飲食店がひしめき合い、そこかしこで行列を作っていました。

おまけにアパホテルまであり、いっそアパホテルに一泊して、可能な限りの飲食店で食べ歩きをしたい。。。などと思ったくらいです。

オタクの聖地といったイメージのある秋葉原ですが、これはオタクだけのものにしておくのは惜しい!ということか、若いファミリーから年配の夫婦まで、あらゆる層の人々が集っていたのでした。


買い物の方も、とにかくお店が多い分、チョイスもあり、価格も安いときているので、あれやこれやと予定にないものまで買い込み、しまいには偶然見つけたスーパーで、パソコンや電化製品とは全く関係のない、野菜や調味料、パンやお菓子まで買い込む始末。最後にはダメ押しでスニーカーを三足買い込んだのでした。

これが自分一人だとそうはいきませんが、夫という「荷物持ち」がいたため、容赦なく買い物欲を満たすことができました。

この歳になり、すっかり物欲も消え失せ、デパ地下で食欲を満たすのだけが楽しみになっていると思っていましたが、秋葉原マジックに目を眩まされたのか、若い頃にあった物欲の残り火に火がついたのでした。。。


一番のお目当てであったブログ写真撮影用BOXも、リーズナブルで良いものが見つかり、すっかりご機嫌な一日でした。

日がとっぷりと暮れた頃に帰宅したときには、すでにスマホの万歩計は1万歩越え。

よしよし!今日もしっかり運動したわ!

そして疲れた!

ということで、晩ご飯の支度はパス。ピザをお届けしてもらいました。

朝から晩まで秋葉原を歩き回り、とても疲れたけれど、楽しい一日でした。





ちなみに、今日はアメリカのホラー小説家、スティーブン・キングさんの生まれた日です。

私にとってのスティーブン・キングといえば、なんと言っても『キャリー』です。
原作は読んでいませんが、映画で観た映像があまりに衝撃で、「こんな怖い物語をよくぞ作ったものだ」とプルプルと震えたものでした。

その後、あの名作『シャイニング』が登場しましたが、こちらも映画先行でした。
しかし、あまりに映画が素晴らしかったので、その後原作も読んでみました。

映画の方が先というと、時に原作に物足りなさを感じるものですが(逆のパターンも多々ありですが)、『シャイニング』は小説の方も、映画と同じベクトルで読了したのを覚えています。

それでも、やっぱりスティーブン・キングといえば、映画が思い浮かんでしまうのです。

少し前には『ドクタースリープ』を鑑賞しましたが、こちらはまた続編として納得できるものでした。

それでも、若い頃に観た『キャリー』で主人公が全身に血を浴びるシーンや、『シャイニング』の中で観られるあらゆる恐怖の場面をしのぐまではいきませんでした。

今はもうホラー小説を読もうという気にはなりませんが、やはりスティーブン・キング氏の紡ぎ出す恐怖のストーリーを無視することはできません。

若い頃に受けた恐怖という衝撃は、トラウマともいえるほどに鮮烈なものだったのです。
それを映像化する人もすごいけれど、無から一つのストーリーを組み立て、別の誰かにあれほどの映画を作り出すほどの力を与えたことは、スティーブン・キング氏のペンの力によるものなのでしょう。

恐怖です。。。

『猫目小僧』グラスの「喜」

2020年9月20日(日)

4連休の日曜日、当然街は混雑が予想され、おまけにあいにくの雨模様。
こんな日は家で過ごすに限りますが、受験生の娘にとっては唯一のお休み。気晴らしにお買い物がしたいと言うので、表参道から渋谷まで雑貨屋さん巡りをしてきました。

新型コロナの脅威は何処に?

というくらいの人、人、人。

表参道も渋谷も多くの人でごった返していました。

密です!
超密です!

もう明日から連休が終わるまでは引きこもろうなどと考えながら、どうせ出てきたのなら、何かしらお買い物をしなくちゃ!と、物色していると、とあるお店で娘が「マミー‼︎ これ!」と声をあげました。

指差す方を見てみると、なんと大好きな梅津和夫先生グッズが!

とても怖い顔をした女の子が「召し上がれ!」と言っているイラスト入りのお皿、『まことちゃん』のメモ用紙、缶バッジなど、数こそ少ないけれど、他では見たことのないシュールなグッズが並んでいました。

その中に、あの『猫目小僧』のグラスを発見したのです!

昭和の懐かしいグッズ。

周りの人たちは、目もくれていませんでしたが、私にとってはこの上ないお宝同然の品です。

そしてなによりそのお値段が、安いときたら買わないわけにはいきません。

今日はキッチングッズや食器、文具など、私も娘と一緒になってお買い物を楽しみましたが、なによりも嬉しかったのが、この『猫目小僧』グラスなのでした。

その帰りに、たっぷりおはぎも買い、頭の中にあった「お彼岸=おはぎ」のモヤモヤも吹き飛びました。





ちなみに今日は麻生太郎議員が生まれた日です。

麻生グループの御曹司であり、祖父は元内閣総理大臣吉田茂氏というおぼっちゃま。

それ故か、毒舌でたびたび炎上していています。感覚が庶民とは一線を画しているのは見ての通りですが、それを微塵も隠そうとはしないところが、またおぼっちゃまだと思わせるところで、怒りよりも笑いが出てしまうのは私だけでしょうか。

葉巻愛好家で白いスーツ、ボルサリーノハットなどを斜めにかぶり、「和製ボギーですか?」といったいで立ち。
こんなお爺ちゃん、あまり見かけませんものね。

これが政治家でなく、毒舌実業家くらいであったら粋なお爺ちゃん!と思われていたでしょうに。

そして、ワイドショーなどでお茶の間コメンテーターとして、『アパホテル』の本谷社長なんかとお帽子対決しながら、言いたい放題しくれていたら面白かったのに!と残念でなりません。

もう80歳というお年ですが、まだまだお元気そうです。
内閣は安倍さんから菅さんに分かりましたが、その後ろにはあのボギーがいることを承知した上で、新内閣に期待したいものです。