365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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パーソナルタイム、パーソナルスペースを失い、疲弊した心をブログに救われる「喜」

2020年12月23日(水)

今日は実母の通院日ではなかったので、一日中家で過ごしました。

母の世話と言っても、四六時中目が離せないという状態ではないので、私は家事をはじめ、普段通り自分がするべきことをしているのですが、これがとにかく疲れます。

もちろんフィジカルな疲れではなく、メンタル面です。。。

頭もしっかりしているし、一人で動くこともできるのですが、母はなにもしません。まさに上げ膳据え膳で、ただ私の前に座っているだけなのです。

何もしないのは今に始まったことではなく、まだ元気な頃からずっとそうだったので、もう慣れきっていますが、一日中目の前に居られることにとてもストレスを感じます。

何をいうわけでもありません。命令もしなければ、苦言を呈するようなこともなく、ただ黙って私のやることを見ているのです。

寝ている時間以外、母は片時も離れず私の視界の隅で私のやることを見ているのです。

今日もそうでした。私がダイニングにいけば、そこに座り。リビングに移動すればまた横で私のやることをじっと見ています。

これはなぜかと言えば、退屈なのです。
母は何もやることがないため、退屈凌ぎに私のやることをテレビを見るように観ているだけなのです。

母が興味を持ちそうな本や雑誌を買ってきても、目が疲れるからと手に取ろうとはしません。
テレビを見ていても最初だけ。次第につまらなくなるのでしょう。するとその視線をまた私に向けるのです。

母はずっと人に頼って生きてきた人なので、ひとりでいることができないのです。





人にはパーソナルな時間や場所が必要です。
自分だけで過ごせる時間や場所のことで、それがないと激しいストレスに見舞われることになります。

小さなお子さんをお持ちの子育て中のママたちから「ひとりの時間が欲しい!」という声をよく聞きますが、それはまさにパーソナルな時間や場所が必要だからなのです。

たとえ家族でも、四六時中そばにくっついていられたら?

息苦しくてたまらなくなります。。。

自分の子供達や夫にでさえ、「ひとりにさせて」と言うことがあるくらい、私はひとりで過ごす時間が大切でした。
ひとりでいることは自由であることです。誰かと一緒にいたら、完全な自由は得られません。

私にとっては、たった一日でもひとりで過ごす時間が持てないことは辛いことなのです。

昨日は娘がいたので、しばし息抜きをすることができました。ほんの少しの時間でも自由を得ることができて、硬くなった気持ちがほどけていくような気がしました。
しかし、今日はみんな各々の用事で朝から晩まで外出しています。

つまり、朝起きてから寝るまで、ずっと母が側にいるのです。

家事をしていても、隙間時間にブログを書いていても、何をしている時でも、母はじっとその様子を見ています。

これが一日やニ日なら、まだ我慢もできましょうが、こんな生活が細切れであれ、かれこれ1ヶ月近く続いています。





明日はクリスマスイブですが、例年のような晴れやかな気持ちにはなれません。
母にも特別なことは何もできないと言ったところ、クリスマス料理を作る気がないのなら、デパ地下に行って子供達にチキンやケーキを買ってくるようにと言われました。

コロナ感染を考えて、デパ地下などには行かないつもりだったのでそう言いましたが、視線を逸らせて黙ったままです。

つまり、何がなんでも行ってこいということです。。。

外出するにはいい口実ですが、こんなコロナ禍では気も進みません。

コロナを恐れながら、人混みに買い物へいき、ひとときのパーソナルタイム、スペースを得るのがいいのか、感染のリスクを回避するために外出せず、、家で母につきまとわれるか、まさに究極の選択です。。。

さてさて、どうするか?

いつまでとも知れぬ、パーソナルタイム、スペースを奪われ続ける恐怖を思えば、感染対策を万全にしてデパ地下へ行き、しばし息抜きをする方が、私にとってはいいのかも知れません。

コロナ以前に、この疲弊しきった心をどうにかしなければ。。。

こうしてブログに悶々とした気持ちを思うまま書いていると、少しは気持ちも落ち着きます。

やっぱりブログがあってよかった。
こんな愚痴めいたことを毎日のように吐き出せる場所はありませんからね。

感謝です。。。





ちなみに今日は、イタリア出身のモデル、歌手、そして元フランス大統領サルコジさんの奥様としても知られるカーラ・ブルーニサルコジさんの生まれた日です。

90年代、スーパーモデルとして活躍したカーラがのちに歌手となったのも「わお!」でしたが、当時フランス大統領だったサルコジさんと結婚した時には、さらにビックリ仰天したものです。

生まれも良家のお嬢様、そして類い稀なる美しさに恵まれた容姿、さらにはシンガーとしての才能、ダメ押しでおフランスファーストレディーにまでなってしまうのですから、カーラったら前世でどれだけの徳を積んだのでしょう⁉︎

結構スキャンダラスな話題もあったり、お騒がせな一面もあったカーラですが、私はシンガーとしてのカーラ・ブルーニが好きでした。
CDだって持ってますよ!
最近はあまり聴きませんが。。。

今でも美しいカーラ、できることならお歌の世界でもう一度、パッと花を咲かせて欲しいと願っています。

苦しい時、忙しい時こそ贅沢な「息抜き」の時間をもつ「楽」

2020年12月22日(火)

今日は少しだけ自由な時間ができたので、近所のお友達と束の間のランチをしてきました。

いつもはランチが終わった後も、場所を移して暗くなるまで話し込むことも珍しくありませんが、今日は実母の世話が待っているので、ランチのあと一杯だけお茶をいただき、急いで帰宅しました。

私は基本的に「ひとり上手」なので、友人とのお付き合いがないと寂しいというタイプではありません。ひとりならひとりで、楽しく過ごす術はいくらでもあります。
それでも、友人と過ごす時間はとても楽しいものです。

話を聞いたり、聞いてもらったり、いくら時間があっても足りないというくらい、いつも話題は尽きません。

そんな中、早々に会話を切り上げてその輪を抜けるのは、なかなか切ないものだなと感じました。

これまで、子供のお迎えがあるとか、旦那さんが帰ってきちゃうからと、急いで帰っていく友人を見ては、自由がないのもつらいだろうな。。。などと思っていましたが、今は私がその立場です。

しかし、たとえ短い時間でも、束の間の自由が得られるだけで、少しは心も軽くなります。
再び力を蓄えて、また苦しい時間と向き合おうという気力も湧いてくるものです。

そんな、しがらみから解放されることを「息抜き」というのなら、まさにその「息抜き」があることで、心の平静を保つことができるのです。





今日は夕方に、もう一つの息抜きをしました。
晩御飯の材料を買うために買い物に出たのですが、留守を娘に任せることができたので、カフェに寄ってコーヒーを一杯だけ頂いてから帰りました。

いつも当たり前のようにしていることですが、いざそれができなくなると、とても贅沢な時間に感じます。

たった10分。カップ一杯のコーヒーを飲むだけの時間ですが、そのひと時の持つ力は想像以上です。

心なしかいつもよりコーヒーも美味しく感じられます。

そして、こんな時に限って、親切な店員さんがあれこれと世話を焼いてくれたりするのです。

人から優しさをもらうと、なんとなく自分も優しい気持ちになれる気がします。

苦しい時こそ、忙しい時こそ、いつと違う空気を吸う「息抜き」が必要なのかも知れません。

たとえその時間分の皺寄せが後から押し寄せてくるとしても。。。笑





ちなみに今日は、フランスの女優、またシンガーでもあるバネッサ・パラディさんの生まれた日です。

俳優のジョニー・デップさんの元パートナー、そしてモデルのリリー・ローズ・デップさんのママと言えば、若い方もおわかりになるでしょう。

思い出すのは数十年前、CHANELのモデルだったバネッサが、黒いチュチュのような衣装を纏い、真っ黒な鳥籠に腰掛けているという広告で見せた姿です。

愛らしさと妖艶さを兼ねそろえた美しきバネッサ。そして、そんな素敵な広告を作るCHANELに感嘆したものでした。

今では、娘のリリー・ローズ・デップさんの姿を見ることが多いので、若い人にとってはバネッサよりもリリーの方が知名度が高そうです。

しかしそんな若い方にも、少女だっ頃のバネッサの姿を見ていただきたい!
リリー以上に素敵だったのですから。
もちろん今でも素敵ですけど。。。

クリスマスを諦めて。。。ストレス発散、鬱回避にはブログを書くことと韓流ドラマ!の「楽」

2020年12月21日(月)

今日も昼間はなかなかよい天気の東京でした。しかし、お天気がどうであろうと、私の一日は変わりません。

いまは実母の病院通いの付き添いと家でのお世話。。。これを中心に過ごす毎日なのですから。

覚悟はしていたものの、これがクリスマス過ぎまで続くと思うと、さすがにテンションも落ちてきます。
あわよくば、クリスマスまでには終わるかも?そう少しの期待があったので、ぼんやりとディナーのメニューなどを考えたりもしていたのです。

しかし、そんな恒例のクリスマスディナーも今年は何もしないことにしました。
もはや、そんな気力すらありません。。。

大きな丸鶏を買ってきて、前日から仕込みをし、長い時間かけてオーブンで焼いたり、クリスマスケーキを作ったり。。。
材料の買い物から下拵え、当日の調理と、時間も手間もたっぷりかけて、毎年クリスマスディナーの用意をしていました。

毎年のように「大変!大変!」と言いながらも、家族を喜ばせようと、ずっと作り続けてきましたが、同じことはできる気がしません。

子供達は大きくなりましたが、今年はコロナのせいで、パーティーなども自粛してもらい、クリスマスは家で過ごすように言ってきました。
それなのに、まともにスペシャルディナーを用意できないとは、とっても残念です。。。

要領よくやればできるかな?とも思いますが、病院通いに加え、家でもお世話があるので、時間のかかるもの、手のかかるものなど、どうしてもできる気がしないのです。

介護などを日常的に担っている人は、どんな生活をしているのだろう?と、ふと思ってしまいました。

親のために、自分の家庭を犠牲にすることって、当たり前なのでしょうか。。。





このようなことを考え始めると、真っ暗迷路をグルグルすることになるので、やめましょう!

しかし、あえて考えないようにしていても、憂鬱を避けて通ろうとすること自体がストレスになり、自然と心が荒んできます。

ストレスは免疫を下げます。免疫力が落ちれば、コロナなどに感染するリスクも高くなります。。。

これはいけません!

なんとか、気持ちを紛らわすためになにかするべきですが、丸鶏を焼く気力もない状態で、一体何ができるというのでしょうか。

どうにか隙間時間を見つけて、こうしてブログを書いてみたり、スマホの小さな画面で韓流ドラマを途切れ途切れでも観ること。

それくらいしか、今は楽しみがありません。
それでも、たったそれだけのことが、ある種の現実逃避に効果があるようで、鬱々とした気持ちを晴らすことに役立っています。

コロナ禍をきっかけに、遅ればせながら韓流ドラマデビューした私ですが、今となっては「ハマってよかった!」と、つくづく思います。

ほんのひと時でも現実から逃れ、楽しい世界に飛び込んでいくことで、なんとかメンタルを正常に保っています。

まだまだ変わらない日々は続きます。
しかし、ブログだって毎日書けばいいし、韓流ドラマだってまだ観ていないものが無数にあります。

しばらくは、それを楽しみにこの生活にも耐えられそうです。





ちなみに今日は、ロックバンド『スピッツ』のヴォーカル、草野マサムネさんの生まれた日です。

あの春風がそよそよと吹いてくるような優しい歌声と曲調、そして難解とも言える歌詞など、多くのファンをもつ『スピッツ』ですが、私も結構好きです。

昔々、『白線流し』というドラマがありました。
青春時代を渋谷や新宿でわちゃわちゃと過ごしてきた東京の人間にとって、岐阜県の高山という舞台で繰り広げられる若者達の日常は、とても目新しく、ちょっぴり羨ましく思ったものでした。

そのドラマの主題歌が『スピッツ』の『空も飛べるはず』という曲で、今でもその曲を耳にすると、自分が体験し得なかった青春を思い、一度でいいからあのドラマみたいな経験がしたかった。。。と思うのです。

人間とは、ないものねだりをするものですので。。。

年代から言えば、少し遅れてやってきた感のある『スピッツ』なので、ずっと歳下なのかと思っていましたが、マサムネさんはほぼ同年代だったのですね。。。

53歳とは思えない、あの少年のような歌声。。。小田和正さんのように年齢不詳の美声をいつまでも届けて欲しいと願っています。

終の住処を持たない老後。ライフスタイルに合わせてあちこちで暮らす遊牧民スタイルを想像する「楽」

2020年12月20日(日)

今日は日曜日です。
師走に入ったと思ったら、あっという間に今年も残すところ10日ばかりとなりました。

例年であれば、クリスマスショッピングやお正月支度に忙しくしている頃ですが、今年はそれもせず、実母の病院通いなどのお世話で終始しています。

今日は日曜なので、久しぶりになんにもない日です。

日曜とはいえ、受験生の娘は朝から予備校がありますし、私も毎日の早起き習慣を崩すことはないので、特に平日とは変わりがないのですが、朝から支度をして外出しなくていいというだけで、少し落ち着いた気持ちでいられるものです。

ところが、気持ち的には落ち着いていても、実際に家の中は人口密度の高さによって、くつろげるとは言い難い状態です。

我が家は4人家族ですが、夫は決して小さくはない外国人であり、二人の子供達も外国人DNAをしっかり引き継いで、とうに私の背丈を追い抜き、それはそれは大きく成長しました。
私も平均的日本人女性よりも背丈はあります。
それに加えて実母が滞在中。。。

子供達が小学生くらいまでは広々と感じていた部屋が、今では鬱陶しいくらいに「密」です(笑)





これは引っ越しを考えた方がよさそうかしら?と思うのですが、あまりに住環境が良過ぎてなかなか動けません。

私は引っ越し好きで、今のマンションに入るまでは、2年に一度は引っ越しをしていました。

同じところに一生留まっていることなど想像もできないので、家を購入するくらいなら、好きな時に好きなところへ移動できる自由に対してお金を遣いたいと思ってきたのです。

まだ独身の若い頃、都内に不動産を購入したことがありました。
その時は気に入って買っても、結局自分の環境が変わればそれは不都合なところとなり、後に売却したのですが、その時に「暮らしが変われば、求める住環境も変わる」と、つくづく思ったものです。

以来その時々のライフスタイルに合わせた家に移り住めばいいと考え、日本でも海外でも賃貸でと暮らしてきました。

それが今の住居に来てから、あまりに利便性よく、居心地もいいので2年おきの引っ越しはずっと見送ってきましたが、そろそろ潮時か?と思い始めています。

子供達も一人はすでに成人。もう一人もあと数年すれば社会人になります。

そうなると子供達は家を出て行く可能性もあり、数年後には夫と二人になります。
広々と使えるようになるのはいいけれど、今度は逆に広すぎて無駄ではないか?

そうあれこれ考えていたのですが。。。

どうやら子供達は社会人になっても、結婚するまでは家に居座るようなのです。

確かに自宅にいれば楽です。家賃を払うことなく都心で暮らし、おまけに食事、洗濯、掃除はほぼフリーで得られます。
つまり自分の稼いだお金は、自分のためだけに遣えるのですから、こんな美味しいお話はありません。

これは親子といえどもあまりにアンフェアです。





私は考えました。。。
もっと小さなところへ夫と二人で引っ越すのと、このまま今のところに留まること、どちらがお得か?

そこで導き出したプランが、大学卒業後も子供達がここで暮らしたければ、生活費として月々一人8万円を申し受けることにしてはどうかということです。

家賃・光熱費・食費込み、掃除・洗濯付きであれば、破格です!

子供達からは「阿漕だ!」「守銭奴!」などの悲鳴が上がりましたが、相場から言えば10万円でも安いくらいなので、とても良心的です。

二人合わせて月々16万円の収入です。このうち半分は私の家事労働に対して支払われるものと理解して、私は月々8万円の収入を得るのです(笑)

これはすべて第二の人生を謳歌するための娯楽に充てるつもりです。

そして、子供達が結婚などで家を出た時には、夫と二人で小さな部屋に移り住み、質素に暮らすか、湯治場のようなところや、ホテル、ウィークリーマンション住まいでもいいかも。。。などと思ったりもしています。

それが無理なら夫の家族の住む海外にでも行くか、キャンピングカーで全国を彷徨い歩き暮らすか。。。

知恵を絞れば、チョイスは結構ありそうです。

いずれにしても、若い頃に考えていた通り、「終の住処(ついのすみか)」を得ることなく、あちこちとその時々のライフスタイルに合わせて移動する遊牧民のような暮らしになりそうです。

それもすべて健康ありきですが、いずれにしてもそんな未来を想像するのはなかなか楽しいものです。。。





ちなみに今日は、戦前の日本画家、竹内栖鳳さんの生まれた日です。

日本画などまったく興味のない方にとっては、だれそれ?的な方でしょうが、近代日本画の巨匠として「西の栖鳳、東の大観」と、横山大観さんなんかと肩を並べるくらいの大家なのです。

私も日本画にはまったく興味がないのですが、実家の応接間にはこの方の絵が飾られていて、亡き父がいつも「いい絵だろ!」と、自慢していたために、なんとなく知っていたのです。

しかし、私にとっては他の骨董品と同じく、「ただのアンティーク」です。興味もなんにもないものであり、別に好きな絵でもなかったので、形見分けの際も手を伸ばすことはありませんでした。

しかし、よくよくその価値を考えてみれば、やっぱりもらうべきだったか?と後々後悔したのです。

悔しいので、もうこの方の名前は思い出すのはやめようと思ったのですが、本日がお誕生日ということで、久々に思い出してしまったのでした。。。

あの絵を売ったら、子供の教育費くらいになっただろうか。。。などと考えると、またしても悔しさが湧き上がってくるので、「竹内栖鳳」の名を思い出すのはこれが最後にします(笑)

スマホの機種変に伴うデータ移行など、アナログ人間にとっては毎度てんやわんやの「哀」

2020年12月19日(土)

今日はちょっと急いでいます!

というのも、夕方に予約していた新しいスマホが用意できたと連絡を受け、早速機種変してきたのですが、アナログ世代にとっては毎度毎度機種変となると、勝手が分からず、とっても苦労するのです。

スマホにはいくつものアプリが入っています。LINEやらメールやら、それらも移行したはいいものの、再度ログインし直したり。。。
その度に、あのパスワードはなんだっけ?
このパスワードは?
などと、その時々気分で設定したパスワードが思い出せずに、あちらのメモをひっくり返し、こちらもチェックして探したりと、もうてんやわんやです(笑)

何度か説明を読んでもデータ移行できないものがあったり、完全に使えるようになるまでは、2台持ちも仕方なし。。。といった状況。





そんなアナログな母を不憫に思って、子供達が手を差し伸べてくれたおかげで、なんとか不自由なく使えるようになりましたが、今度は操作方法などが以前使用していたものとはガラリと変わり、これがまた慣れるのに一苦労なのです。。。

それでも、気になっていたキーボードの不具合からも解放され、サクサクと文字が打てるようになりました。

このまま使っていれば、そのうち慣れることでしょう。
それまでは、あちこちいじくり回してみようと思うのでした。

なんだかんだと、新iPhoneに翻弄されているうちに、こんな時間になってしまいました。
日付が変わるまでにはなんとか投稿!ということで、本日はサラリと終わります。





ちなみに今日は、フランスの女優であるベアトリス・ダルさんの生まれた日です。

この方の代表作といえば、やはり『ベティ・ブルー』ではないでしょうか。

初めて観た時は、軽い衝撃を受け、その後も何度となく繰り返し観た大好きな映画です。

主人公であるベティのエキセントリックな振る舞いは、まさにベアトレスそのもの⁉︎と思えるほどで、彼女以外の人が演じていたら、まったく違ったものになっていたのでは?とおもうほど、ドンピシャリでした。

『ナイト・オン・ザ・プラネット』で演じた盲目の女性も印象深く、こちらもかなり好きな映画でした。

まさに個性派ともいえる女優さん。かつてのフランス映画にはこのような素敵な女優さんがいたんだわと、改めて思いだしたのでした。。。

本は時代を映す鏡。元祖昭和のひとり行動好き女子がおひとりさま推奨の時代到来に感じた「喜」

2020年12月18日(金)

今日は朝から病院でした。
実母が簡単な日帰り手術を受けることになり、そのための付き添いです。

手術とはいってもそれほど大掛かりなものではないので、高齢であっても命に関わるようなことはありません。

ほとんどの家族は手術中、ずっと待ち合い室で待機しているようですが、私が待っていたところでなにができるわけでもありません。
むしろ、病院の待合室を密にすることに加担するだけです。

自分が患者の立場の時も、限られたスペースの待合室に、家族大勢で押し寄せている人をよく見かけました。他の患者さんの待つべき場所を陣取り、身内のことしか目に入らない様子をみるにつけ、苦々しく思っていたので、自分が付き添いの立場になったときは、他の患者さんの邪魔にならないようにと、いつも気をつけるようにしています。

看護師さんと話をしたところ、待ち合い室で待機していなくても問題なしということだったので、手術が済むまでの間は病院の外で時間を潰すことにしました。

前回の付き添いのときも、病院のすぐ近くにあるカフェにいたので、今回もそうしようと思いましたが、たまたま本屋さんが開店した時間だったので、カフェに行く前に覗いてみることにしました。





昔は毎日のように本屋さんの中をフラフラしていました。読書量もかなり多かったものですが、最近はサッパリです。

ゆっくりと本を読んでいる時間が取れないというのではありません。時間は作ろうと思えば作れます。

ただ、限られた時間の中で何を優先して行うか?それを考えたとき、今は読書が優先順位の後ろに追いやられている状態なのです。
おまけに老眼のため、すぐに眼が疲れてしまったり、万年寝不足なので読み始めてすぐに眠ってしまったりで、なかなか進みません。

本を買うときは一度に何冊も買うので、読むペースが遅いと、途端に未読の本の山ができてしまうのです。
そんなこともあり、あまり頻繁に本屋さんへ立ち寄ることがなくなりました。


久しぶりに本屋さんへ行き、あれこれと色々なジャンルの本を見て歩きましたが、やはり面白いですね。

本屋さんはその時代の流行や風潮といったものを映す鏡のようなものです。
よく売れている本はもちろんですが、かつてはなかったようことを題材としたものが複数並んでいたりと、見ていると、なんとなく今の時代が見えてくるようです。

たとえば、一昔前によく見かけた「なせばなる」といった成功や啓発といったものは徐々に影を潜め、代わりに台頭してきたのが「頑張らない」「無理をしない」「ゆるり」系の本です。

お料理などにしても、「プロのレシピ的」なものよりは、「時短」「手抜き」と言った文字が目立ちます。

私のように長年専業主婦をやり、日々飯炊三昧の日々を送ってきた人間としては、時短や手抜きなど本を見るまでもありません。まるで息をするようにできてしまいます(笑)
これはやはり働く女性が増えたという時世を表しているのですね。

そして、今回目を引いたのは、「おひとりさま」系の本です。

一人で行きたい店、一人で泊まれる宿などなど、一人で行動することを前提とした生活を題材としたものが数多く見受けられました。

今はそれほど「おひとりさま」を好む人が増えているのでしょうか。。。
私が若い頃、いつもひとりで蕎麦屋さん、ラーメン屋さん、居酒屋から焼肉まで、どこでもひとりメシを楽しんでいましたが、よく「みっともないからやめた方がいいよ」と言われたものでした。

食べたいものを食べたい時にサクッと行くには、おひとりさまが最も都合がよく気楽だったのですが、当時は女性がひとりで行動することは奇異に映ったのか、変人扱いというよりは「オッサンみたい」と言われていました。

それが今は、おひとりさまを推奨するような本がたくさん並ぶ時代となりました!


ほらね、やっぱりひとりが最高でしょ?

自分のしてきたことを社会が肯定しているわ!と、深く頷くのでした。。。

いずれにしても、元祖昭和のおひとりさま女子の一人としては、第二の人生に向けての「おひとりさま活動」の参考書がたくさん出ているのは嬉しい限りです。





いまの風潮はまさに今の私にしっくりときます。
ブルドーザーの如く、そこら中にあるものを薙ぎ倒すかのように突き進むという生き方は、もう終わりだと思っています。

これからは、まさに無理せず、頑張らず、ゆるりと自分の生活を楽しんでこうというステージにきています。

こんな時代は若者にとって、物足りないんじゃないかしら?
などと思わないこともありませんが、そんな若者が今の風潮を作っているのだとしたら、それはそれでいいのかしらね。。。と、思うのでした。

今日の収穫は、人気のご当地お菓子をラインナップした雑誌、そして食関係のエッセイ、温泉関係の本を購入。

ちょっとした隙間時間に早速読み始めたのですが。。。
夕方18時過ぎに、突然の地震警報が鳴り響きました。

あの音を聞くと、ヒヤリとします。

今か今かと怯えながら揺れるのを待ちましたが、結局は何も起こりませんでした。

震源伊豆大島近海、揺れたのは新島あたりだけで、都内で揺れを感じたところはなかったようです。

そして今度は20時半過ぎに、2度目の警報。こちらも震源は伊豆諸島でしたが、都内は揺れず。。。

何事もなかったけれど、コロナだけでなく、日本は常に地震という自然災害とも隣り合わせなのだと、改めてその怖さを思い出したのでした。。。





ちなみに今日は、漫画家である池田理代子さんの生まれた日です。

昭和女子にとっては誰もが一度は手にしたことがあると言ってもいいくらいに、大人気の漫画家さんでした。

有名なところでは、やはり「ベルばら」。
「オスカール‼︎」の『ベルサイユのばら』ですね!

しかし、池田理代子さんの作品はそれだけではありません。
史実を元にした漫画を数多く世に送り出しています。

女帝エカテリーナ』『栄光のナポレオン』『女王エリザベス』『春日局』『聖徳太子』『オルフェウスの窓』『天の涯まで』など有名どころを挙げてもキリがありません。

それら、みんな私の本棚に大切に並べてあります。

いま読んでも十分に楽しめる内容、そして時代を映すかの如きコテコテの作画。
これくらい大袈裟でなければ、もはや昭和女子は楽しめないのです。

池田理代子さんの生み出した作品は、まさに永久保存ものと言ってもいいでしょう。

そんな彼女も73歳。まだまだお若いです!

東京の年末年始。静寂の街も買い出しも神社でのお詣りも自粛することになりそうな「哀」

2020年12月17日(木)

今日も寒かったです。
東京はまだ気温が下がった程度ですが、雪の多い地区では大変なことになっている様子をニュースで観ました。

そしてコロナといえば、東京での感染者数は800人を超えるという驚きの数字。。。

もうこれでもか!というくらいの状況になっていますね。

午後、娘の予備校関連の用事で新宿まで出ましたが、駅周辺は相変わらずたくさんの人で溢れていました。
ステイホームは重々承知の上で、それでも人には外出しなければいけない事情があるものです。普通の生活を送ろうと思ったら、おこもりばかりしてはいられないという訳です。

私もそんな子供関連のこと、そしてまた今日から始まった実母の世話など、コロナを恐れて家にこもっているわけにはいきません。

明日も実母の付き添いで、病院へ行かなければなりません。
少なくとも、来週いっぱいは、そんな感じで、家でじっとおこもりはしていられないでしょう。

いつものように年末年始になれば、少し静かに過ごせる?と思いたいところですが、今年の年末年始は、その様子も例年とはガラリと変わりそうです。





年末年始、そしてお盆の東京は、一年で最も静かな時期になります。
多くの人が帰省をしたり旅行へ出かけたりするので、都心部でも大晦日や元旦などはほとんど車も走らず、人の姿もまばらといった状態になります。

よく元旦の早朝にぶらぶらと街歩きをしますが、本当に街はガランと静まりかえっていて、とても不思議な気持ちになります。

そんな年に二度だけ訪れる静寂の東京が好きで、なるべくその時期は家に留まろうと思っていますが、たまに夫から旅行に連れ出されるなどするので、そんな時は少し残念な気持ちになります。

今年も年末には旅行を計画していましたが、仕事柄やその立場上、リスクを取ることはできないと、早々に断念。。。
旅に出られないことは少し残念に思うものの、静かな東京も好きなので、それはそれで楽しみかも!と、思ったものの。。。

もしかしたら、今年はいつものような静かな東京は見られないのではないかとも思っています。

コロナの感染者数がここまで膨れ上がれば、さすがにほとんどの人が旅行や帰省を控えることでしょう。

ネットでみた調査で、70%以上の人が帰省はしない予定とのことです。
それに加えて、旅行をあきらめてステイホームのお正月を過ごそうとする人など、年末年始はほとんどの人が大きな移動を避ける予定であるようです。





しかし、ただでさえ退屈なお正月です。三ヶ日家の中に家族揃っておこもりというもの、なかなかキツイかなと想像します。

百貨店などは元旦から営業するところもあるようで、都心部ではそれなりに楽しめるところもあるでしょう、
お店が開いているとなれば、せめて東京都内で楽しもうと外出する人も増えるはずです。

つまり、例年のように静かな東京とはいかないだろうということです。

そこで考えなければいけないのが、年末年始のお正月支度です。

我が家ではほとんど30日に朝5時に築地へ買い出しに行き、そのあと朝食を取ってから銀座のデパ地下でお正月料理のまとめ買いをします。
毎年繰り返していることなので、混雑具合など備忘録としてメインブログの方に記事としてアップしていますが、今回はそれも参考にならないでしょう。

加えてこのコロナ禍では、果たして密の発生する年末のお買い物などするべきか否か?

その辺りも頭の痛い問題です。。。

さりとて、お正月のお支度は、ただ食欲を満たすだけのものではなく、「祝膳」という新年を迎えたお祝いのお食事でもあります。

毎年、好きなものを好きなだけ!
そう思って、楽しみにしている買い出しですが、どうしたものか。。。

本当に悩ましいものです。

受験生がいるので、本来ならお正月には湯島天神神田明神巡りをするところですが、こちらも控えた方がよさそうです。

今回はちょっと哀しいけれど、お正月支度も最小限、そして元旦の街歩きもお詣りもお預けにするしかないかなと思っています。





ちなみに今日は、女優である牧瀬里穂さんの生まれた日です。

突然ですが、もうすぐクリスマスです。
昭和の人間にとって、クリスマスソングと言えば、外国勢はさておき、日本では山下達郎さんの『クリスマスイブ』の右に並ぶものはないと思われます。

「きっと君は来ない〜」のフレーズで目に浮かぶのは、JR東海のCMです。

牧瀬里穂さん扮する豹柄のお帽子を被った女の子が、彼氏のお出迎えに駅の構内を走り、改札前で待ち伏せするといった有名なCMですが、この牧瀬里穂さんの可愛いさはまさにマグナム級でした。

普通であれば真っ赤なジャケットに豹柄の帽子をかぶり、同じく豹柄のバッグなど手に、駅の中を爆走していたら、すれ違う人からギョッとされそうですが、やっぱり可愛い子は何をしても可愛いのです。

私が若い男の子であったら、「あんな子を彼女にしたい!」と振り返って何度もガン見してしまったでしょう。

最近はあまりその姿を見ることが少なくなりましたが、有名ファッションプロデューサーのNIGOさんとご結婚なされ、お幸せそうです。

時節柄、街にはクリスマスソングが流れていますが、この曲を耳にするたびに、あのCMで見た派手派手ファッションに身を包んだ、可愛い牧瀬里穂さんを思い出すのでした。

あ〜、懐かしや。。。