365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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贈り物は自分では買わない贅沢品という価値観がジェンダーの波に飲み込まれ、デパ地下を歩き続けることになった「哀」

2021年3月24日(水)

今日もよいお天気の東京でした。桜も満開で気分は晴れ晴れということで、運動をしてきました。

運動といってもエクセサイズではありません。お買い物がてらのウォーキングです(笑)

まずは娘がお世話になった方々への贈り物探しに、日本橋まで足を伸ばし、お決まりのデパ地下巡り。

ダイエット中の身としては、決して足を踏み入れてはいけないスイーツの宝庫ですが、そこはグッと堪えて、自分用には桜餅だけにしました。これは季節ものに加え、ずっと食べてみたかったものなので、ダイエット中でも仕方がありません。例外として認めます。

自分のお菓子欲を押し殺し、ギフト探しのためだけに行くのよ!
そう心していましたが、食べたいものがあり過ぎて、ついついギフト選びからは心が外れてしまいそうになります。

しかし、2週間で元の体型に戻すという目的を果たすためです。心を鬼にして、デパ地下内を徘徊しました。





贈り物を選ぶのは、とても難しいものです。
相手の趣味、嗜好がわかっていればいいのですが、そうではないこともよくあります。

よくわからない人の場合は、消えてなくなるものが無難だと、結局はお菓子などにする事が多いのですが、日持ちがするとか、持ち運びに気を遣わせないとか、とにかくあれこれ考えていると、本当に迷ってしまいます。

基本的には「自分では贅沢だからと買わない、ちょっぴり贅沢なもの」を選ぶようにしています。

これは若い頃に、お世話になっていた目上の方から教えてもらったことです。

自分では決して買おうとは思わない贅沢品を思いもよらず頂くと、とても嬉しいものだと。

私の過去の経験からも、それは確かな事です。

私自身も、普段自分がちょこっと摘むようなお菓子は、それほど高価なものは選びません。贅沢品はほとんど頂き物です。

そんなものを頂くと「これ、食べたかったけど、贅沢だわと思って見送ったのよ!」と、たいそう嬉しく思うものです。

ただ、もしかしたら、これは昭和の価値観なのかもしれない。。。そう思う出来事が最近ありました。





あるお菓子屋さんの期間限定品を求め、列に並んでいた時のことです。

このような時は、待ち時間が暇なので、前後に並んでいる方々と、お菓子談義などをする事があるのですが、その時も後ろに並んでいた30代くらいの若い女性とお話しする機会がありました。

バレンタインデー前ということもあり、すぐそばには別の行列ができていました。そこは高級チョコレートの期間限定販売を待つ人達が長い行列を作っていたのです。

それを見た私が、

「あんなに高価なチョコレートを買うなんて、よほど大好きな人がいるのね。若いっていいわー」

などと、おばさん発言をしたところ、30代女性が「まさか!」と、笑うではありませんか⁉︎

「高価なものこそ、自分へのご褒美として買うんですよ!」

聞けば、彼女自身も周りの友人達も、高価なお菓子などは、自分のために買うと言います。

それって、本当なのかしら?
時代は変われど、高価なものは貰うものであり、あげるものでしょ⁉︎

どうも納得できずモヤモヤしたので、その後はその真意を確かめるために、デパ地下や高価なお菓子屋さんへ買い物に行くたび、店員さんなどに聞くことにしました。

その結果、やはりその30代女性の話は、あながち嘘ではないという事がわかりました。。。

「いまは、若い女性が自分のために買っていかれる方が多いですよ」

そんな意見が方々から聞こえてきたのです。

昭和の価値観がガラガラと音を立てて崩れていきました。。。





私達が若い頃は、自分へのご褒美なんて考えたことがあったかしら?

自分のために贅沢品を買ったことなど、まったく記憶にありません。

そんな話を帰宅してから家族に話してみたところ、娘から明確な答えが返ってきました。

「マミーの若い頃はバブルでみんなお金があったから、他の人がたくさんご褒美をくれたでしょ?でも、今はそんなに気前よくポンポン買ってくれる人なんていないから、自分で買うんだよ」

なるほど。。。
そういうわけだったのですか。

言われてみればその通りで、食べるものはもちろん、身につけるものまで、自分でお金を出す必要のなかった時代です。

ジェンダーが叫ばれる今の時代とはまったく逆で、若い女の子であれば、自分のお財布を開かなくてもいいような時代でした。

「平等」というのは、そういうことなのですね。
贈り物の流儀にもジェンダーの波が押し寄せているということなのでしょうか。。。

そうなると、ますます贈り物を選ぶのが困難になってきます。
基本を根本から覆えされたせいか、最近はますます贈り物を探すのが難しくなりました。





結局、これというものを選ぶこともできず、日本橋から銀座へ移動しました。

しかし、銀座でもまた同じ。。。
迷ってばかりでしっくりとくるものが見つかりません。

何時間も歩き通しで、足も痛くなる、腰にもきたりとガタガタでしたが、「これも運動!ダイエットのためよ」と、自分を励まし、銀座でもあちこちを歩き回りました。

そして選んだ贈り物はといえば。。。

やっぱり昭和の価値観を持ち込んだ、「ちょっと贅沢な物」でした。

疲れ過ぎて、もうジェンダーなんて、どうでもいいわ!
とにかく、さっさと買い物を済ませて、家の快適なソファーに横になりたい!

ということで、ランチにいただくお惣菜などは、しっかりデパ地下で調達して帰ってきたのでした。。。

とても疲れた一日でしたが、ダイエットの効果はしっかり出ていました。

やはり運動は効果が高いです。。。





ちなみに今日は、女優である綾瀬はるかさんの生まれた日です。

とても可愛らしい人ですが、もう36歳になるとは驚きです。
アラフォーですよ!アラサーではないんです!
これは石田ゆり子さんの奇跡の50歳に匹敵するのではないでしょうか⁉︎

私はあまり日本のTVドラマは観ませんが、綾瀬はるかさんの「ペニシリンでございます〜」で有名な『仁』は何度か観ました。

綾瀬はるかさんをはじめ、キャスティングが素晴らしいドラマで、とても印象深かったこともあり、以来綾瀬はるかさんを見るたびに、頭の中に「ペニシリンでございます〜」が駆け巡るのでした。。。

長電話が苦手なのは時間を無駄にしている罪悪感があるからか。メールなど電話以外の連絡ツールがある今の時代に「喜」

2021年3月23日(火)

今日はとってもよいお天気の東京でした。
ベランダにある紅白の梅もきれいに咲きました。

とてもお天気がよかったので、買い物にでも出かけようかと思いましたが、ダイエット中につき、免疫力が下がっているといけないので、感染防止ということで不要不急の外出はしないことにしました。

こんなときは、やっぱりブログを書くべし!と、取り掛かった途端、珍しくお友達から電話がかかってきました。

コロナ禍以降、約1年ご無沙汰していたお友達です。

「暇だから、どうしているかな?」と思って連絡をくれたとのことですが、最近では珍しいことです。

ちょっとした用事も世間話も、最近ではLINEなどでやり取りをすることが増えましたが、それはそれでとても便利なものだと思います。

忙しいときなど、していることを中断することもなく、手が空いたときにメッセージを見ればいいので、急ぎではない用事の時などは助かります。
これが電話であったら、手を止めて、少しの間は電話に足止めされてしまいますから。





私は昔から電話不精として知られていました(笑)
とにかく電話が嫌いだったのです。
自分からかけるのはいいのですが、受けるのが嫌いという身勝手な割には、自分からもよほどの用事がなければかけないので、無精者だと思われていたのです。

遊ぶ約束をするときも、電話不精ゆえ、自分からお誘いすることは稀でした。それでもマメな友人たちのおかげで、遊び相手には事欠きませんでした。

それは今も同じです。
用事がなければこちらから電話をすることはありません。
電話のみならず、メールやLINEでさえも自分からはほとんどしません。

メッセージがくれば、すぐにレスポンスしますが、自分から働きかけることはしないのです。

多分、すごく面倒くさがり屋であり、基本的には一人でいることが好きなせいなのだと思います。

特に中年女性というのは話し好きなので、一度でも電話で話し始めると、どんなに短くても1時間は電話を切ることができません。

よほど他にやる事でもあれば、「忙しいから」と電話を切りますが、これといって急ぎの用事がなければ、久しぶりだし。。。と、長話に付き合うことになります。





今日も久しぶりに電話で話しをしましたが、やはり直接声を聞くと、LINEなどでチャットするのとは違い、より近しい感じがします。

相手の元気な様子もわかり、文字だけよりも、たまにはこんな風に声を聞くのもいいものだわと思ったりもしました。

しかし、同時にどうしても時間を無駄にしているような気になってしまうのです。
別にすぐにしなければいけない事があったわけではありません。

ただ、メインブログの方のネタが溜まってしまっているため、少しでも書き進めておこうと思っていただけです。
1時間もあれば2、3本ぐらいのトピックは下書きに収めておくことができます。

そう思うと、なんでもない世間話で時間を費やしてしまったことに罪悪感を感じてしまうのです。
別に仕事でもなんでもない、ただの趣味ブログなので、そんなにあくせくとする必要はないのですが(笑)

暇だからと言ってはいましたが、わざわざ連絡をくれたのですから感謝しなければいけません。
電話不精からは連絡をすることはまずないので、お友達の方がしてくれたことで疎遠になることもありません。

そうわかってはいますが、やっぱり電話は苦手だわ。。。
そう思ってしまうのです。





最近の若い人達は、LINEやSNSなどで連絡を取り合うことが当たり前になっているせいか、電話が苦手だという人が多いといいます。

会社などで電話が鳴ってもとれない、また電話を受けること自体ストレスになる人もいるそうです。

私が仕事をしていた頃は、メールなどもなかったので、電話がなければ仕事ができませんでした。
こちらからかけるのも、受けるのも、当たり前のようにしていました。
仕事の電話であれば、明確な目的があるので、その案件についての話しのみです。いつまでもダラダラとお喋りをしている必要もないので、電話が苦手な私でもストレスにはなりませんでした。

私が苦手なのは、長電話のような、とりとめなく続く電話のことです。

一度電話をすれば長くなるかも?

そんな思いが不精にさせる理由なのかなと思います。

昭和の人間の中には、いまだにメールやLINEよりも電話!という人が少なからずいます。

それはそれで、たまにはいいかなと思いますが、やっぱり私は自分の都合で見ることのできるメールなどの方がありがたいです。

昭和気質な私ですが、電話に限っては、電話以外の連絡ツールのある今の時代の方が、ずっと心地よいと感じています。

不精なのは相変わらずですが。。。





ちなみに今日は、イギリスの評論家であり、学者でもあるマークス寿子さんの生まれた日です。

日本でも数々の著書を出版している方ですが、あの有名なマークス&スペンサーの共同創設者のお孫さんと結婚し(のちに離婚)、男爵夫人という儀礼称号を受けた日本人女性でもあります。

以前も「林望」さんの話題で書いたように、私は1990年に渡英する際、参考資料としてイギリス関連の本をたくさん読みました。
その中にマークス寿子さんの著書がありました。
英国貴族に嫁いだ日本人女性の生活を描いたものなど、とても楽しく読んだのを覚えています。

残念ながら今となっては内容も忘れてしまいましたが、イギリスで生活する上で役に立ったことは間違いありません。

満開の桜に思う。花や草木など自然に対して心が動くのは歳をとった証拠。しかし、それもまた「楽」しき人生かな。

2021年3月22日(月)

今日の東京は曇り空の肌寒い一日でしたが、夜になってまた雨が降り出しました。

夫に頼まれていたお買い物があったので、お散歩がてら外に出ましたが、どこも桜が満開でとても綺麗でした。

我が家にも小さな桜の木がベランダにありますが、そちらは一足お先に満開となり、昨日の強い風にさらわれたのか、今朝見ると丸坊主になっていました。。。

しかし、近所には大きな桜の木が植えられているお宅もあるので、まだまだお花見は楽しめます。

数日前まではまったく花開いていなかったお隣の桜も、今日は満開でした。

東京の緊急事態宣言もようやく解除となったので、これからお花見をする人が増えるのかなと思います。

私は一人でぶらぶらしながらのお花見はしますが、大勢で桜の下で酒盛りのようなことはしたことがありません。

若い頃から、あまりお花見自体に興味がなかったのです。

桜が咲いたり、散ったりすることに心を動かされるのは、老人だけじゃない?

長いことそう思っていました。

若者にはもっと心ときめくようなことがたくさんあります。
日々、刺激にあふれ、常に新しいことと出会うような新鮮な毎日を送っているのですから、桜の蕾が開こうが開くまいが、そんなことに頓着している暇はありません。

若い人たちがお花見をするのだって、きっと花を愛でるのではなく、みんなでワイワイと騒ぐのが目的では?と思っています。





歳をとると、経験が増えた分、心がドキドキするような「初めて」が少なくなります。
きっと冒険をしなくなるせいなのかもしれません。

50年以上も生きていれば、色々なことを経験します。いいこともあれば最悪なこともありと、ほっと一息つく暇もないような日常をただただ懸命に走り続ける日々です。

そして、ある時ふと思うのです。
刺激的なことよりも、心穏やかに過ごしたいと。

そんな気持ちになると、不思議と人は自然というものに心を寄せるようになるものです。

私はいま、ベランダにたくさんの花や植木を置いて、季節の花を楽しんでいます。
毎朝、起きるとすぐベランダに出て、その一つ一つを観察するのが日課になっています。

蕾が大きくなった、花が開いた、新芽が出てきた。。。ただそれだけのことなのに、とても心が明るくなります。

ベランダの手すりにとまった大きな鳥が、美しい声で鳴いているのを聴いたり、窓から気持ちのよい風がサラサラと入ってきて、そこに季節の匂いを感じたり。。。

そんな当たり前のことが、とても素晴らしいものに感じられるのです。

美しく描写しようとしていますが、はっきり言ってしまえば、これは明らかに老化現象でしょう。





「人は勢いを失うと、土をいじりたくなる」

昔、誰かがそう言っていました。

その時はよくわかりませんでしたが、もしも私が家庭菜園など始めたら、勢いを失った証拠になるのね。。。などと思ったものです。

そして、今は実感できます。
家庭菜園こそしませんが、私が草花や木、苔などでベランダをいっぱいにするなど、誰が想像できたでしょうか。。。

「あなたが自然の素晴らしさを理解できるようになったとは、歳をとったんだね」

夫にそんな風に言われると、ちょっと癪ですが、反論できません。

自然との戯れが癒しとなっているのは確かで、それがまた楽しいのですから。

歳をとるのは嬉しいことではありませんが、人生フルスロットルで突き進むだけでは、見えていないものもあるはずです。

コンコルドでパーっと通り過ぎるのではなく、ガタンゴトンと鈍行列車に乗って、のんびりと自然に触れながら生きていくのもいいかもしれません。

明日の東京は雨の予報が出ています。
もう少し、お花見を楽しみたいので、どうか散りませんように。。。





ちなみに今日は、芸術家である草間彌生さんの生まれた日です。

カラフルな水玉模様のカボチャなど、誰もが一度は草間さんの作品を見たことがあるというくらい、昨今ではとても有名な芸術家ですね。

子供の頃から悩まされてきた幻覚や幻聴を絵にしたことから、アーティストの道へいったという草間さんですが、抱える苦悩をアートに昇華させることは、誰もができることではありません。

そして、あのビジュアル。ピンク色のおかっぱ頭に赤や黄色といった原色の服を纏い、その眼光鋭く、凄まじくインパクトある姿を見せてくれています。

もう、彼女自体がアートと言ってもいいでしょう。

私は芸術についてはあまり明るくないので、難しいことはわかりませんが、その生き方には何かしら学ぶべき点があるように感じます。

私も70歳になったら真っ赤な水玉模様のワンピースを着たいと思います(笑)

お一人さまを脅かす夫の存在に、第二の人生はどうなる⁉︎と危機感を覚える日曜日の「哀」

2021年3月21日(日)

今日の東京は朝から雨でした。午後には風も強くなり、先週の土曜日のようでした。
夜になってもまだ風が強く吹いています。

先週は暴風雨と雷にさらされ、大変な思いをしたので、今日は家でおとなしくしていました。

娘が高校を卒業したので、教科書やプリント類、PTAの資料など、学校関係のものはきれいサッパリ断捨離するつもりが、なんとなくやる気になれなかったので、今日のところは手をつけませんでした。

いつも暇さえあればしている、お菓子屋ネットサーフィンもとりあえず脇に置いて、久しぶりに「脱ネット」を試みることに。

代わりになにをしていたかと言えば、ソファーにゴロリとしながら、旅の雑誌をペラペラと見て、漠然と旅のプランをたてていたのです。(笑)

緊急事態宣言が解除となったら、一人でぶらりとどこかへ行きたいなと常々思っていました。

基本的に旅は一人が一番!という考えは、若い頃から変わりません。
国内も海外も一人が一番気楽で充実した旅ができます。





唯一、一緒に旅をしてもいいかなと思うのは長女です。夫も次女もペースも旅のスタイルも全く好みが異なるので、気楽な旅とはいかないからです。

長女とはその辺の波長がピッタリでストレスなく楽しく過ごせるのですが、お年頃なのでなにかと忙しく、なかなかスケジュールが合いません。

そうなると、やっぱり一人が一番!となるのです。

しかし。。。
ペラペラと旅行雑誌をめくっている私をみた夫。

「いつがいい?週末ならいつでもOKだよ」

などと横から覗き込んできます。

もう30年も一緒に過ごしているというのに、まったく私のことがわかっていません。
結婚してからだって、何度私が一人旅に出るのを見送ったでしょう。すべて忘れてしまったというのでしょうか。。。

夫は私とはまったく逆で、友人同士連れ立ってワイワイと出かけるのが好きな人なので、好んでの一人旅が理解できないのかもしれません。

そういえば、最近は週末になると私の用事にくっついてくることが増えました。

これもコロナのせいです。。。





夫はコロナ以前は毎週末、平日でも週のうち何度も、お友達と出かけていましたが、コロナでそれもできなくなり、渋々家で過ごしてきましたが、それが1年も続くとさすがに慣れたようです。

それでも、基本的には動いていなければストレスになる回遊魚体質なので、私が出かけると言えば、喜び勇んでついてくるようになりました。

私は一人の方がいいので、最初はお断りしていましたが、「荷物持ちがいると、たくさん買い物できるよ!」との言葉に気持ちが揺れ、隔週ぐらいで同行を黙認するようになったのです。

これがまた大変なのです。
一人であれば、さっさと用事を済ませ、必要なものだけお買い物をしてさっと帰ってくることができますが、夫がいると脱線しっぱなしです。

「お腹すいたから、何か食べよう!」

「たくさん歩いたから、ケーキでも食べながらお茶を飲んでから帰ろう」

「ついでにあれも買おうかな。。。」

などなど、時間もお金もかかるような提案ばかりなのです。





却下してしまえばいいのでしょうが、平日は一生懸命に働いてくれているので、週末くらいは好きに過ごさせてあげたいとも思い、ついついお付き合いしてしまうのです。

やはり、これは今のうちにどうにかした方がいいのかも。。。

今日は改めてそう思いました。

私がどこかへ旅行に行こうとするたびについてこられたら、自分のスタイルで旅をすることはできないでしょう。

たまにならいいのですが、10回のうち8回くらいは一人でのんびりしたい。。。

コロナが一段落すれば、きっと夫もまたお友達との社交に忙しくなると思うのですが、そのコロナがどうなるのか、まだまだ先が見えないので、とても不安です。

私の夢見た老後、私の輝くべき第二の人生はどうなってしまうのでしょうか⁉︎

なんだか旅行雑誌を見る気もなくし、再びネットの世界に戻ったのでした。。。

別に夫を邪魔にしているわけでも、邪険にしているわけでもないのですが、やっぱり自由が欲しい!

あからさまに言うと、揉めて面倒なことになるので、ブログの中だけに留めておきます。

夫は私が毎日せっせとブログを書いているのは知っていますが、日本語が読めないので、なにを書いても問題になることはありません。愚痴であろうが悪口であろうが書きたい放題なのでした(笑)





ちなみに今日は、小説家の江國香織さんが生まれた日です。

直木賞をはじめ数々の文学賞を受賞、作品の映像化もされている有名な女流作家さんです。

江國さんの小説は何冊か読んだことがあります。タイトルに興味を惹かれて手に取ったのですが、正直言って苦手でした。。。
ひらがなをよく使う文体も、あの薄ぼんやりとした空気感も、私にはよく理解できなかったのです。若かったせいかと思っていましたが、娘はとても好きだと言いますから、やはり感性の違いなのかもしれません。

ただ一冊だけ、好きな作品があります。
辻仁成さんとの共著である『冷静と情熱の間』という小説です。
辻さんが男性側から書いた「Blue 」と江國さんが女性の視点で書いた「Rosso」の2冊で、それはとても好きな小説で、今でも断捨離せずに本棚に並んでいます。

映画化もされているので、ご存知の方も多いかと思いますが、江國香織さんの作品といえば、それオンリーです。

小説のみならず児童文学作家、翻訳家としても活躍されていますが、実父はエッセイストの江國滋さんです。蛙の子は蛙、お父様と同じような道へいったのですね。

ダイエット中の外食。夫と好みが合わないとか大行列とか色々あったけれど、結果よければすべてよしの「喜」

2021年3月20日(土)

本日はお彼岸の中日、春分の日です。
早起きは三文の徳で、先日抽選に外れたお菓子が予告なしに販売されているのを見つけ、ポチッとでき、上々な一日の始まりでした。

これで狙っていたお菓子はすべてクリアです。
毎日ポチポチとお菓子のお取り寄せに励んでいますが、ダイエット中でしょ?という心配はありません。

人気のお菓子などはすぐに到着しないのです。長いものだと2ヶ月待ちなどというものもあるので、その頃にはダイエットも終了、めでたく元の体型に戻っている予定なので、躊躇することなくポチポチできるという訳なのです。

そんなお菓子を心置きなく堪能するためにも、ダイエットを頑張らねばなりません。

今日は先週に続き、また表参道まで出かけてきました。私の育てている植木が不調で、相談と簡単な治療をしてもらうためです。

いつも一人でさっと行き、ついでに必要な買い物だけして帰宅するのですが、今日は夫が一緒についてきました。

用事が済んだのがちょうど昼時でした。
案の定、夫が「お腹すいた。なんか食べたい」と騒ぎ始めました。





夫が提案してくるのは、ハンバーガー、ラーメン、トンカツなど、ダイエットの敵のようなものばかりです。

ラーメンば絶対イヤ、バーガーもできれば避けたい。思い切り妥協してトンカツ?
まぁ、ご飯は半分にして、大好きな牡蠣フライを少しならいいかも。。。

そう思い、行きつけのトンカツ屋さんへ行きました。
ところが、店に着いてみると予期せぬ行列ができていてビックリです。
これまで並ぶほど混んだのを見たことがなかったので。。。
おまけに牡蠣フライは期間限定メニューだったのですが、すでに終了したとわかり、並ぶのも嫌だったのか、夫は「別のところにしよう」とトンカツを諦めたのでした。
私はヘビーなものを食べずに済むと、ちょっとホッとしました。

しかし、その後も夫が提案してくるのは、ヘビーなものばかり。。。
ラーメンやバーガーが嫌なら、フレンチビストロがいいと言います。

バターをたっぷりと使ったようなお料理は避けたい私は、さすがに「それ無理!」と却下。
それならなにがいいの?と聞かれれば、「お蕎麦屋さん!」と即答ですが、それだと夫がの方が不満なようです。

まったく好みが合いません。。。
普段はよほど食べたいものでもない限りは夫に合わせますが、なんと言っても今はダイエット中です。

仕方がないので、イタリアンであっさりパスタならと妥協し、昔何度か行ったことのあるイタリアンレストランへ行くも、そこも大行列。。。





週末の表参道で食事をするのは大変です。
最近はコロナ禍以前よりもさらに混んでいて、あまり足を踏み入れたい場所ではなくなりました。

結局、あちらをふらふら、こちらをふらふらと歩き回った末、空腹に耐えかねた夫をうまく誘導して、和定食のお店へ入ったのでした。

お魚の西京焼き、筍ご飯、春菊の白和、豚汁など、胃腸にも優しく、かつダイエット中にも罪悪感なくいただけるランチとなりました。

帰りには、夫のリクエストで某パン屋さんへ寄ったのですが、こちらも予想以上の大行列。。。
私はあまりパンを食べないのですが、こちらのパンは大好きなので、ついつい夫の誘いにのってしまいましたが、大行列に並んでまで食べようと思わないので、こちらはパスしました。

パンはダイエット中にはご法度なので、これまた結果的にはよかったということでしょう。

一日中あちこち歩き回ったおかげで、今日は1万歩を軽くクリアーしました。いつも表参道コースでは、1万歩には届かないのですが、しっかり運動もできました。

結果的にはダイエットに支障のない外出となりましたが、家族といえども、ダイエット中の食事を自分以外の人間と一緒にとるのは難しいものだと改めて思いました。

このダイエットが終了するまでは、おひとり様行動をしようと思ったのでした。。。





ちなみに今日は、アメリカの俳優であるウィリアム・ハートさんの生まれた日です。

アカデミー主演男優賞を受賞した素晴らしい役者さんですが、私は特に40代のウィリアム・ハートさんが大好きでした。

1991年に発表されたヴィム・ベンダース監督による『夢の涯てまでも』という映画は、まさにウィリアムの神期ではないか⁉︎というほどに素敵でした。
当時、数え切れないほど繰り返し繰り返し観た映画で、私の好きな映画ベスト5にランクインする作品です。

ちょっと面白い作品にもキャスティングされたりしますが、その役を我がものとしてしまう演技力!さすがなのです。

今ではもう「おじいちゃま」という年齢になりかけていますが、今でも大好きな俳優さんです。

脳が理性を取り戻し、食べなくても平気になった不思議。ダイエットに明るい兆しを見た「喜」

2021年3月19日(金)

今日も暖かい一日でした。
少しは身体を動かそうと、わざと遠いスーパーを何軒か回ってきました。

昨日からダイエットを始めたので、それに相応しい食料品を買いに行ったのです。

たくさん食べていないせいか、少し疲れを感じました。。。
多分、気のせいだと思いますが、たくさん食べないとまったく元気がでません(気持ちが)。

もしかしたら、免疫力も低下しているかもしれません。。。

東京ではようやく緊急事態宣言が解除となりそうですが、私は逆におこもりした方が良さそうです。

今回のダイエット計画は2週間です。
それだけあれば、きっと5キロや6キロくらいは痩せて、元の体型に戻せそうなので、その間はあまり外出はせず、小鳥並みの食事で頑張ります。

「頑張る」と言っても、それほど苦痛ではないのですが。。。





食べられないと思うと、不思議と食べ物を欲しなくなります。
以前であれば、三食満腹になるまで食べ、さらに3時のおやつ。そして夜遅くに韓流ドラマなどを見ながら、チップスやクッキーをポリポリ。。。
まさに、ノーリミットであらゆる食べ物を胃袋に送り込んできました。

満腹の時が過ぎると、たとえお腹が減っていなくても、脳が「なんか食べたいわ」と、私を誘ってきます。

これは一説に、脳が誤作動を起こしている状態であると聞いたことがあります。

正常に動いている脳であれば、お腹が空いた時に「食べよ」という指令を出すところが、正常に働らかなくなると、四六時中「食べよ」と信号を送り続けるといいます。

本当かどうか知りませんが、確かに昨日からそんなことがなくなりました。

食べる時間も量も決まっているので、「食べたい」と思っても食べません。
昨日から「食べよ」と指令を出しても、一向に従わないので、脳も悪あがきをやめたのかもしれません。

やっと、真っ当になってくれたということでしょうか。

脳が誤作動を起こす原因は知りません。
多分、理性の崩壊というものだと思いますが、標準を逸脱すると「まあ、いいや」「どうでもいいや」と、まるでお酒を飲んだ時のように、何もかもがどうでもよくなることがあります。

それを繰り返すうち、いつしか理性は崩壊し、脳が狂ったように食べる信号を出してくるのでしょう。





このように書いていると、なんだかおかしい人みたいです(笑)

まるで普通ではないと思うと、食べる気も失せてきます。
これはダイエット期にとっては、喜ばしいことです。

私の脳はおかしかったのよ。

誤作動を起こしてたのよ。

そう自分に繰り返し囁きかけ、私はスッキリ痩せるつもりです。

思い込みは大切です。

いま、私の脳は「正常だから、食べなくても大丈夫!」「ストレスなんて溜まるはずもない!」という思い込みにより、プラシーボ効果を発揮、食べ物に手が伸びなくなったのです。
きっとその調子で脂肪も燃焼してくれているでしょう。

身体って不思議です。

いつも鶏のササミばかりでは体力がつかないので、今夜は牛肉を少し食べてみたのですが、食べ終わった後に、身体がホカホカと熱くなりました。
身体がエネルギーチャージしているのでしょうか。

本当に身体って不思議です。

もしかしたら、更年期のホットフラッシュという可能性もありますが。。。





ちなみに今日は、アメリカの女優、グレン・クローズさんの生まれた日です。

ガープの世界』でデビュー、その後『危険な情事』でとっても怖い演技を披露し、とっても話題になりました。
それは共演のマイケル・ダグラスさんが霞むほどで、すっかり「怖い女性」としてのイメージが定着したものです。

ところで私は昔、グレン・クローズさんとメリル・ストリープさんの区別がつきませんでした。
なんとなく似ていませんか?
プライベートでも仲良しだというお二人ですが、並んでいるところを見たら、きっと姉妹に見えるのではないでしょうか。
さすがに今は区別がつくようになりましたが。

演技派として数々の作品に出演していますが、私にとってのグレン・クローズさんといえば、やっぱり『ガープの世界』なのでした。

50代のダイエットは無理なく健康に。わかりながらも難しさとストレスを感じつつ、ゴールを「楽」しみに頑張る決意。

2021年3月18日(木)

今日の東京は安定によいお天気でした。
朝からシーツなど大物を洗濯しまくりとても元気でしたが、寝不足気味だったせいか、午後になると軽く頭痛がして、不調になりました。

昨日も書いたように、今日からダイエットなので、これまでのように好きな時に好きなものを好きなだけ食べるという生活はできません。

朝は茹で卵1個に野菜サラダ。

昼は牡蠣フライ6個に山盛りの千切りキャベツ。

夜は蒸し鶏と茹でブロッコリーを少しだけ。

お3時のおやつには、レーズンバターサンドをたった一つだけ。。。

まるで小鳥のようなお食事です。。。

このような食生活を元の体型に戻るまで続けなければいけないと思うと、悲しくなります。

中年になるとよく「食べることしか楽しみがない」と言う人がいますが、その気持ちよくわかります。

美味しいものを探すこと、食べることこそ趣味と言えるのに、それができなくなると思うと、寝不足以前に頭痛がします。





「無理なダイエットはやめましょう」

ごもっともな意見です。
バランスのとれた食事内容で、しっかり運動も取り入れ、健康的に痩せるのが一番です。

しかし、それが出来る人は、急激に体重を増やすようなことにはなりません。
それが出来ないからこそ、太るのです。

食事だけでなく、私には日々お菓子を食べる習慣があります。
本来ならこれをやめることが痩せることへの近道であるとわかっていますが、これをやめるというのとは、趣味を一つなくすということになるのです。

お菓子とブログが唯一の趣味ですが、お菓子をやめたら、メインブログも立ち行かなくなり、二つの趣味を同時に失うことになります。

それはストレスになる!ということで、今日もレーズンバターサンドを一つだけ食べました。
本来なら3つ食べるところを1つにしたのですから頑張りました、私。

それでも少しは「無理なく」を意識しています。
これまでのダイエット経験から、究極「食べなければ痩せる」というのはわかっています。

何事においても極端な性格なので、食べずに痩せようと思えば、きっと食べなくてもいられるでしょう。
栄養はこれまで蓄えた贅肉から摂取せよ!
そう身体に言い聞かせ、日々白湯を飲み、断食まがいのことをすることもできます。

しかし、それをすると身体のみならず美容にもよくないのです。
爪や髪を見ればわかります。艶がなくなり乾いた感じになります。肌の調子も同じく、乾燥が酷くなり、化粧のノリも悪くなるのです。

いくら痩せても枯れ枝のようになっては、逆にこの年齢になるとみすぼらしいだけなので、そのような極端なダイエットはもうできません。

今回は、朝は白湯をたくさん飲んで、軽い食事をして、昼は好きなものをしっかり食べてお腹と心を満たし、夜は空腹を感じた時だけ温野菜とお肉を少しだけ摘まむ。
そんな作戦です。





炭水化物は元々それほど多くは摂らないほうですが、おかずによっては白米が食べたくなることもあれば、お蕎麦やパスタなどの麺類が無性に食べたくなることもあります。
しかし、ここは我慢です。お昼ならいいですが、朝と夜は炭水化物は抜きます。

ちょうどいま観ている韓流ドラマで、16歳年上のお金持ちお爺ちゃんと結婚した後妻が、夫に早く逝っていただこうと、日々炭水化物責めにし、とうとう夫であるお爺ちゃんは心臓発作で亡くなってしまいました。後妻、ニンマリです。

その後妻が参考にしていた糖尿病について説明する動画が、ちょっと怖いのです。
「炭水化物を摂取するたびに、血管が傷つき。。。」と、炭水化物のとり過ぎに対する恐怖を植え付けていくのです。

これを観たせいか、炭水化物に対する欲が薄れました。

ローカーボダイエットは確かに痩せますが、私はそれが最善とも思っていないので、お昼にはご飯もめん類も食べるつもりですが。。。

そして、おやつも必ず3時に一つだけ。
3時は甘いものを食べても最も太らない時間帯だということなので、これまでもなるべくそうしていましたが、これからは時間厳守で量も最小限です。

ドリンク類も朝に一杯コーヒーを飲む以外は、ずっと白湯。とても暑い時だけソーダ水を飲むのは可。

このように、一日一食はしっかりと食べ、おやつも少しだけと、なるべく「無理なダイエット」にならないように気をつけていくつもりです。





昨日の日記に書いたように、免疫力アップのために毎年冬が終わるとダイエットしてきたので、どうすれば痩せるかはわかっています。
長年やっていればそのノウハウは身につくものです。

年齢的に痩せにくくなっているのは当然のこと。おまけに更年期エイジなので、ホルモンバランスの悪戯で、さらに痩せにくくなっているのも確かです。

それでも、食べなければ痩せるのです。

これまで120%食べていたものを、30%にすれば、確実に痩せます。

食べなければいいのです!

というところに、性格がでています(笑)

なんでも極端にやり過ぎる!と、夫からはよく苦言を呈されますが、中途半端にやって結局目的が達成できなければ、無駄な時間を過ごしたことになります。

ダイエットに関しては、ストイックであることが何よりも必要です。
食べるか食べないか、痩せるか痩せないか、
そのどちらかしかありません。

どうせまた元の体型に戻れば、これまでのように好きなものが食べられるのですから、人生終わったわけではありません。

「好きなものを好きなように食べる」

そんなゴールが用意されているのですから、それに向かってさっさと体型を戻せばいいのだわ!

そう考えたら、頑張る元気が出てきました。

空腹になる前にさっさと寝てしまえば、朝の茹で卵も美味しくいただけるでしょう(笑)





ちなみに今日は、フランスの映画監督であるリュック・ベッソンさんの生まれた日です。

1980年代後半に公開された『グランブルー』が、初めて観たリュック・ベッソン監督の作品でした。
映像の美しさ、そこはかとなく漂う物悲しさに、なんて素敵な世界なのだろうと、すっかり魅了されたものです。

その後に観た『ニキータ』や『レオン』も、アクションありのまた違った魅力を見せてくれました。
そんな数々の作品から、女性を美しくかつ格好よく見せてることにおいては、天下一品の才能を持った監督ということがわかります。

私生活では、『ニキータ』の主演女優だったアンヌ・パリローさんや『フィフス・エレメント』のミラ・ジョヴォヴィッチさんという、美人女優と結婚されていました。
あっという間に離婚していますが、それでもこれだけの美女のハートを射止めるのですから、きっとリュック・ベッソンさんも魅力溢れた人なのだろうと思います。

あの頃のフランス映画は、リュック・ベッソンさんをはじめ、『ディーバ』のジャン・ジャック・べネックスさん、『ポンヌフの恋人』のレオス・カラックスさんなど、素晴らしい才能を持った監督のおかげで、本当に勢いがありました。

感受性強き若かりし頃に、あのような作品を数多く観ることができたこと、とても幸せであったと今にして思うのでした。。。