365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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東京オリンピック開催まであと少し。1ヶ月先が気になるのも暑さのせいにするしかない「哀」

2021年7月12日(月)

あと10日ほどで東京オリンピックです。
とても盛り下がっているので、実感はないのですが、ウォーキングなどをしていると、あちこち通行止めになっているところもあり、そこでようやく、
「ああ、本当に東京でオリンピックが開催されるのね。」
などと思うのです。

そんなことをボーッと考えながら、歩いていると、通行止めに行く手を阻まれ、迂回したりと、知ってるはずの道で迷いそうになります。

無観客で強行突破する東京オリンピックは、さらに近隣住民までも迷わせようとするのか⁉︎

暑さでちょっと腹を立てたりして。。。

元々あまりオリンピックには興味がないので、本当は腹を立てる必要もないのですが、なんの利益もないのに、不便だけを被っていると思うと、やっぱりちょっとイラッときます。
これもまた暑いせいでしょう。





今日は本当に暑かったです。。。
ウォーキングがてら、何軒か回り、買い物をして帰ってきたのですが、帰宅した時には軽い頭痛がしていました。

熱中症になりかけた?と、冷たいお水をガブガブ飲んだら、お腹を壊しました(笑)

これも全て暑さのせいでしょう。

今日から「緊急事態宣言再び」の東京ですが、街はまったく変化は見られません。
普通に人がたくさんいます。
マスクをせずに歩いている人も、以前より多く見かけるようになったくらいです。

最初から自粛していなかった人もいますが、これまでずっと頑張って自粛してきた層が、徐々に自分の基準で行動し始めているのかなと感じます。

何を信じていいのかわからなくなった時、結局は自分の心の声に従うしかありません。

東京オリンピックが無事に終わったとしても、「お祭」の後がどうなるか?

今だけでなく、さらにら1ヶ月先を考えておいた方がいいかも知れない。。。

東京オリンピックを控える街の様子を見て、そんなことを考えた一日でした。

これも暑さのせいでしょうか。。。





ちなみに今日は、イタリアの画家であるアメデオ・モディリアーニさんの生まれた日です。

昔々の方ですが、私の一番好きな絵描きさんです。
全体のトーンが暗いイメージの絵ですが、肖像画はとても味があります。特に瞳を描かない目をした女性の絵は想像力を掻き立てらるように魅力的です。

昨年、名古屋にあるお気に入りの和菓子屋さんへ行くついでに、名古屋市美術館に展示されている『おさげ髪の少女』を観に行こうと旅の計画をしていましたが、新型コロナのせいでキャンセルになってしまいました。

いつか、必ず観に行きたいと思っている絵です。

ゲリラ豪雨、雷、雹。自然の脅威に新型コロナ、色々あるけれど、ポジティブに過ごす日曜日の「楽」

2021年7月11日(日)

朝から比較的安定したお天気だわ!と思ったていたところ。。。
午後4時頃になると、ゴロゴロ〜っと雷が鳴り出しました。そのうちザーザー雨が降り出し、窓ガラスがバチバチと音を立てていたので、窓辺へ行ってみると、大きな雹が降っていました。

今日は次女と買い物に行こうと予定していましたが、相変わらず街は人が多いとのことなのでステイホーム。お買い物はネットでさくっと済ませることにしたおかで、大雨、雷、雹を回避できました。

しかし、ここで心配になったのが、ベランダの鉢植えです。
庇(ひさし)があるとは言え、暴風雨です。強い風に大粒の雹がどんどんベランダに殴り込んでくるのです。

せっかく丹念に育てている鉢植えが、餌食になったら⁉︎ と思うと、鳴り響く雷をものともせずにベランダへ出て、救出作業をしました。

一番気になったのは、数週間前に挿木をした紫陽花の具合です。

きちんと根が出てきているのか、土の中で起こっていることは分かりません。
とりあえず、新芽が元気に出てきて、茎も青々としているので、順調なのだとは思いますが、打ち付けてくる雹に太刀打ちできるほど、しっかりと根が張っているとは思えません。

少し怖かったのですが、なんとか頑張って、安全地帯へと鉢植えたちを避難させました。

夏の暑さ、あの直射日光だけが敵であると思っていましたが、思いもよらない自然現象に、鉢植えたちもまた、多くのリスクの中で生きているのね!と思ったのでした。





紫陽花は挿木をしたら、水を切らさぬようにするだけで、あとは動かすことなく、じっと根が育つのを待てばいいだけです。
しっかり根が伸びてきたら、ようやくちゃんとした鉢に植え替えることができるのですが、危ういところで破壊されるところでした。。。

待つことが苦手である私が、ただひたすら朝晩水をあげるだけで、あとは指一本触れることなく、ただ見守り続けてきた挿木たちです。
あと半月もすれば、しっかりと根も出て、ようやく植え替えることができるというときに、台無しになってしまってはと必死になりました。

今日はネットでベランダ用の遮光カーテンを買ったり、真夏の暑さ対策で頭がいっぱいでしたが、ゲリラ豪雨や雹の可能性も考えなければいけないとは。。。

自然には逆らえませんね。

自然災害に加えて、新型コロナとは、本当に大変な時代ですが、子供達はそれも人生だ!と前向きに、自分のやりたいこと、やるべきことを、できる範囲で頑張っています。

そんな姿を見ると、「大変だわ」「もう嫌だ〜」などと、ネガティブになっていてはいけないと、気持ちを立て直すことができます。

「週末はステイホームだぜ!」と、ソファーでゴロゴロ、一日中Netflixに張り付いている夫の姿もまた、なんと平和なことだろうと、キリキリする私を脱力させてくれます。

こんな時こそ、能天気でスーパーポジティブな家族の存在をありがたく思うのでした。

うるさいけれど。。。





ちなみに今日は、ミュージシャンである、藤井フミヤさんの生まれた日です。

我々昭和世代にとっては、「元チェッカーズのリードヴォーカル」というイメージが強い方です。

私は10代の頃、あまり日本の曲は聴かない方だったので、チェッカーズという名前とヒット曲くらいしか知りませんが、当時クラスメートなどでもファンであった女子はたくさんいました。
そのほとんどが、藤井フミヤさん推しだったと思います。

お子さんも某局のアナウンサーとして活躍しているそうで、公私共に充実した人生を送ってきたのだと思います。

そんなフミヤさん、今年で還暦一歩手前とか。。。今でもとってもお若く見えますね。
楽曲はよく知りませんが、フミヤさんの声は、いくつになっても青年のように爽やか、伸びやかで、結構好きです(笑)

長すぎるブログ記事を書き、数日前の日記を思い出した「哀」

2021年7月10日(土)

久しぶりに朝からよいお天気に恵まれた東京でしたが、とっても暑い一日でした。
ここぞとばかりにお洗濯を外にズラリと干しました。やはりお日様の力で乾かしてもらうのが一番です。

早朝に水やりをしたベランダの鉢植えも、あまりの暑さにつらそうで、今年もまた昨年のように、枯れてしまうのではないかと、心配になりました。

今日は土曜日なので、家族全員でステイホームです。
いつものように、各々好き勝手やっていましたが、相変わらず家族からちょこちょこと呼ばれ、落ち着きません。

そんな中、長々とブログの記事を書いていました。お菓子関連ではないので、3つのうちどのブログに投稿しようかと迷いましたが、どこもピンとこない内容だったので、結局一番アクセス数の多いメインブログに投稿しました。

ある本を読んだことで思ったことをるつらつら書きながら、少しだけ本の紹介めいたことも加えてみた。

ただそれだけの記事でしたが、この投稿はものすごく長くて、自分でも途中で読むのをリタイアしたくなるほどでした(笑)





数日前に「ブログは長ければいいというものではない!」という内容の日記を投稿したばかりなのに、舌の根も乾かぬうちに、14500文字といううんざりするほど長いものを書いてしまった己の饒舌さに呆れました。

私にとってのブログとは、本当に自己満足に他ならないものなのだなぁ。。。そう思います。

なんのために、誰のために、長い時間をかけて書くのだろう?

そんなことは全く考えません。
ただ書きたいから書くだけ。走ることが好きな人が、毎日ジョギングするのと同じです。

そう考えれば、ブログなど長くても短くてもどうでもいいわね!

そう思った週末なのでした。。。

先ほど雷が鳴り出したと思ったら、ザーザーと激しく雨が降り出しました。
あっという間に雨も雷も通り過ぎましたが、外の気温は相変わらず高いので、さらに蒸し蒸しとしそうです。。。





ちなみに今日は、俳優の小泉孝太郎さんの生まれた日です。

お父様は元内閣総理大臣小泉純一郎氏、そして実弟は政治家である小泉進次郎氏ですが、私は長いこと進次郎さんの方がお兄様だと思っていました。

祖父も元政治家なので、当然のことながら、小泉家の長男は政治の道へ進むと思いきや、政治家になったのは弟さんである進次郎さんでした。

そして長男はいきなりの芸能界です。
想像していた以上に、小泉家は自由な家風なのかなと思ったりしました。

ドラマなどに出演されるなど、芸能界でしっかり活躍している小泉家の長男!
義妹としてファミリーメンバーに変わったのは、「おもてなし」の滝川クリステルさんという、なんとも華々しいご家族。

それゆえの苦労もあるかと思いますが、いつもニコニコ笑顔でハッピーな雰囲気の方です。

43歳の独身。ここまで華々しいメンツの揃った一族ですから、お妃選びも大変なのでしょうね。。。
そう庶民は想像しております。

4度目の緊急事態宣言と街で見かける外国人に、ネガティブにしかなれない「怒」

2021年7月9日(金)

早いもので、もう金曜日です。。。
東京は相変わらずのはっきりしないお天気。蒸し暑い一日でした。

今日は用事があったので、久しぶりに銀座へ行ってきました。
午前中で用事が終わったので、いつものようにデパ地下でお買物をしてきましたが、平日にも関わらず、とっても混雑していました。
心なしか、年配の男性客が多いような気がしましたが、なぜでしょう?謎です。。。

帰りがけに銀座の裏通りにある和菓子屋さんへ寄ったのですが、ちょっとしたおやつを買うだけなのに、とても歓迎して頂きました。

銀座に古くからある老舗店の一つで、普段からとても接客のいいお店ですが、これまでとはやはり違った印象を受けました。

ちょっとだけ世間話をさせて頂きましたが、やはりコロナ禍で客足は鈍く、試行錯誤の日々だそうです。。。

コロナ感染拡大を思えば、手放して「いらしてください」とも言えず、オンラインショッピングなどに力を入れるなどしているそうですが、やはりお客様のお顔を見ながらの接客が一番嬉しいと。。。

私も同じです。お取り寄せなどはよくしますが、やはりお店をのぞき、どんなお菓子かこの目で見て選び、お店の方にお菓子のことなどお話しして頂きながらお買い物するのが好きです。





今回、東京は4度目の緊急事態宣言となり、戻りかけたお客様がまた遠のくなど、影響はあるのだと思います。
こんな時だからこそ、ひょいと入ってきて、お菓子をほんの少しだけでもお持ち帰りしてもらえることに、いつも以上の喜びを感じて頂けたのかもしれません。
女将の姿を見て、そんなことを感じました。

このコロナ禍では、お気に入りだったお店が何軒か閉店しました。
中には何十年と足を運んできたお店もあり、閉店の知らせを聞いた時は、たいそうガッカリしたものです。

昨年はまだ「with コロナ」というワードをよく耳にしました。しかし、次から次へと姿を変える変異種によって、そんな悠長なことは言っていられなくなりました。

それでも一年前とまったく変わらないコロナ対策。。。これも東京オリンピックの影響なのかなと思います。

東京で行われる競技に関しては、無観客が決定したようですが、多くの人が東京に流れ込んでくるのは変わりありません。もちろん海外からからも。。。

それでも、できることは都民に「協力を求める」という緊急事態宣言のみです。
現実問題として、オリンピック期間中もずっと家の中に閉じこもっていることはできません。
どんな人にも不要不急でない用事くらいはありますから。

最近、街では外国人の姿がまた増えてきたように感じます。ワクチン接種を済ませたからなのか、マスクなしでワイワイと街を闊歩しています。

そんな姿を見ていると、自分達の自粛になんの意味があるのかと思えてきます。

海外にいる親類、知人達からは、デルタ株に感染したという報告が頻繁に入ってきています。
PCRでは陰性だったのにも関わらず、そのすぐ後に症状がでて感染が確認されたという話も少なくありません。

それだけに、東京オリンピック開催が不安でなりません。。。

今回の緊急事態宣言は4度目です。さすがにガックリときて、ちょっとネガティブな気持ちになった金曜日なのでした。。。





ちなみに今日は、女優の浅野ゆう子さんの生まれた日です。

かつて「ダブル浅野」と言われ、浅野温子さんと共にトレンディードラマを盛り上げた女優さんです。

とにかくスタイル抜群!
真っ直ぐに伸びた長い脚は憧れでした。「正座をしなかったおかげ」という噂を聞き、鵜呑みにした私は、自分の子供にも正座はさせずに「浅野ゆう子脚」を目指したものです。
その甲斐あってか、娘二人とも真っ直ぐの長い脚を手に入れましたが、正座のせいかどうかは不明です。
もしかしたら、外国人DNAのせいかもしれないので(笑)

浅野ゆう子さんと言えば、もう一つトレードマークがあります。それはあの長い髪。
もう一方の浅野温子さんはバッサリと切ってしまいましたが、こちらの浅野さんは、還暦過ぎてなお、素敵なロングヘアーをキープしています。

歳と共に髪も痩せ、質も変わろうというのに、なぜあのようなロングヘアーをキープできるのか?
秘訣があるのなら、知りたいものです。

スタイルのみならず、今でもとっても美しい浅野ゆう子さん、最近は露出も減っていますが、相変わらずお元気でいることと思います!

ブログは長々書けばいいというものではない。わかっていながら饒舌になりすぎる中年の「哀」

2021年7月8日(木)

今日も一日、とっても梅雨らしいお天気の東京でした。

お天気とは関係なく、今日はお疲れ休みということで、特に用事もなかったため、ゆっくりステイホームしておりました。

そんな中、緊急事態宣言再びというニュース。。。4度目ともなれば、もう慣れました。
緊急事態宣言下であっても、東京は変わりません。最初の時を除き、過去の宣言下ではいつも同じように、街には人が溢れていました。

オリンピックも予定通り開催されます。感染者が1000人に迫ろうとも、準備は着々と進んでいます。

そして、私の住む街にはマスクをせずに歩いている外国人がたくさん闊歩しています。
島の外からもたくさん人が入ってきているようです。

そのように、まったく緊急事態と言った緊迫感もないので、私も変わらず、これまで通り暮らします。

終わり。。。





いつもよりも短いです。。。
短すぎると、なんとなく「これでいいの?」という、落ち着かない気持ちになります。

本来なら、個人の日記ブログなので、この程度で終わりにしても、なんの問題もありません。
むしろ、その方がスッキリとしていていいのかも。。。

日記は毎日のことなので、結構面倒です。
思ったことをただつらつらと好き勝手に書けるので、難しかったり大変だということはありません。
ただ、一日の終わり、そろそろお風呂に入って寝ようかしら?という、エンドモードの時に、

「あっ。。。今日はまだ日記ブログ書いてなかったわ」

そう思うと、面倒くさいわねぇ。。。とは思います。

別に長々と2000字、3000字も書く必要はありませんが、なぜか書くとなると懸命に書かねばならぬような気になります。

これが面倒だなと思う理由なのです。

欲張ってあれもこれもと、その時、自分の中にある感情がすっからかんになるまで書こうと思うから長くなり、面倒になるのであって、簡潔に一言二言で済ませれば、ものの数十秒で終わり。すぐにお風呂に入れます(笑)

よくよく考えてみれば、ブログとは自由なもの。短いのも全然アリです。
そのようなブログはたくさんあり、中にもとても興味深いものもあります。

きっと、そのような方は、言葉の選び方や構成が上手なのでしょう。

長く書けばいいというものではないということです。

私の場合、

「お腹が空いた。」

この一言で済ませんこともできるのに、なぜお腹が空いているのか、食べないとどうなる、食べたらこうなる、そこまで鬱陶しく書きたくなってしまいます。

だから、長くなるのです。
とてもくどいおばさんです。。。

こんな時、やっぱり歳をとったのかなと思います。
ついつい饒舌になることを止められません。
自由なブログゆえ、暴走を阻止する人は誰もいないので、もはや書きたい放題。

しかし、面倒な時に無理をすることはないのです。

これからは、面倒だと思った時は、簡単に済ませましょう!
それが継続するコツでもあります。

大変なこと、面倒なことはやめて、自由に楽しむのが一番です!





ちなみに今日は、アパホテル社長である、元谷芙美子さんの生まれた日です。

いつも素敵なお帽子を被った恵比寿顔の女性といえば、アパの社長さんですね。

とにかくインパクトがあり、一度見たら忘れられません。。。

以前、某レストランでお食事をしているのをお見かけしたことがあります。ビジネスランチのようでしたが、あのまんまのお姿で大層驚いたものです。

我が街にもどんどんアパホテルが増えています。このコロナ禍の不況になぜに?
とても興味があり、以前泊まってみたことがありました。
ビジネスホテルですが、細かいところまで気遣いがなされ、接客もとてもよく、あのお値段を考えれば、不足のないいいホテルでした。
これも女性社長だからこそでしょうか。

ホテルの部屋に自叙伝が置いてあったので、読んでみましたが、なるほど逆鏡の時こそ、攻めの体勢に!というのが信条のようです。
そして、政財界など横のリンクもかなりありそうです。

今年で74歳におなりとは⁉︎
そのお歳にして、あのバイタリティ!
つくづく見習いたいものだと思いました。

エスカレーターでの転倒事故で思った、過剰な親切は迷惑になることもある「怒」

2021年7月7日(水)

七夕ですね。。。
昼間はカーッと夏のような暑さの東京でしたが、夜になり少しずつ雲が増えてきました。織姫と彦星は会えたのでしょうか。。。
一年に一度の逢瀬が梅雨時だなんて、なんという残酷なストーリーなの⁉︎
そんなことを毎年思って過ごす七夕です。

さて、今日は次女から頼まれたお買い物をするため、久しぶりに渋谷へ行ってきました。
平日の午前中だったせいか、気になるほどの混雑はなく、サクサクっとお買い物は済みました。

帰りに最近オープンしたスイーツのお店でものぞこうかと思いましたが、家にもまだ甘いもの達が控えているので、足を踏み入れないことにしました。
見たら我慢できずに買ってしまうのは、目に見えているので、我ながら賢明な判断でした。

グッと堪えて、商業施設の中にあるスーパーでお買い物をすることにしました。

いつものように、その店の入口で手消毒をしていると、突然後ろからガチャガチャガチャーン!っとすごい音がしました。ビックリ仰天、何事⁉︎と振り返ると。。。





なんと年配の女性が上りエスカレーターの上の方から、カートごとゴロゴロと転がり落ちてくるではありませんか。

エスカレーターでの転倒はとっても危険です。
見ると、すぐ後ろにいた中年女性も巻き込まれ、一緒に雪崩のように落ちてきます。

自分の歳も忘れ、思わずエスカレーターに飛び乗り、転がり落ちてくる年配女性を身体で押さえ込み、右手で手すりをしっかり掴み、左手で中年女性を引っ張り上げ、足でカートを押さえるという、アクロバット。。。
きっと、ものすごく恥ずかしい格好だったに違いありません。。。

年配の女性が丸々と太っていて、私よりも大きかったので、私もあと何分持ち堪えられるか⁉︎ それまでにエスカレーターよ、上りきっておくれ!
そう心で念じていました。

途中で中年女性がなんとか体勢を立て直し、年配の女性を一緒に支えてくれたので助かりました。
我々3人は無事に平地へ辿りついたのでした。

上からゴロンゴロンと落ちてきたので、どこかお怪我をされていないか、年配の方だったので心配しましたが、幸い目立った怪我もなかったようでなによりでした。

それでも少し心配だったので、本人の気持ちが落ち着くまでそばにいたのですが、何故かそんな時に出てくる謎の人。

救急車は呼んだの⁉︎
警備員を呼ばなきゃダメ!
救護室に連れて行くべき!

横からやんややんやとそんなことを言ってきます。

当の年配女性は、「腕を少し打っただけなので大丈夫です」と、何度も言っているのに、

「いや、頭を打ったはず!ずっと見てたけど、頭をガツーンと何度も打ったはず!」

私はちょっとイラッときました。。。

見てたなら、助けなさいよ。
なんで後からきて、騒がせるの?
そんな気持ちでした。

転倒されたご本人は、人様に迷惑をかけたと、なるべく穏便にその場をやり過ごしたいと思っているのに、わざわざ追いかけてきて大騒ぎ。

このような方は一番厄介です。





その事故が起きた時、周りにはたくさんの人がいました。
入口には何かの案内のために店の人も立っていました。
しかし、誰も動きませんでした。

その気持ち、すごくわかります。
知らん顔したのではなく、迷ったのだと思います。

大きな音がして振り向いた時、年配の女性が落ちてきて、後ろにいた中年女性がそれを止めるか?と見えました。

その時、私も行くべきかどうか、一瞬迷いました。ただ、その二人の体格差を見て、一人ではとても無理だと思ったこと、そして私のいる場所から走ればまだ間に合う距離であったから、動けたのです。

多くの人が目撃しましたが、狭いエスカレーターに何人もこぞって行っても、かえって事故を拡大させる可能性もあります。

そのような判断で、あえて助けに入らなかった人がほとんどだったと思います。

私ももう少し距離があれば、遠巻きに見ていただけかもしれません。

こんな時、よく「知らん顔して冷たい」という声が上がりますが、助けたい気持ちはあっても、それが最善かどうか、またすぐ動けずにいるうち、別の人が助けに入ったため、タイミングを逸した。
そんなケースがほとんどではないかと思います。

件の厄介な女性も、もしかしたら助けに入りたかったのかもしれません。
それが出来なかったことが心残りで、なにかできることはないかと、口だししてきたのかも。。。

良心的に考えればそういうことになります。

しかし、手を出さない人間は、口も出さないで!

何事もそんな考えの私は、イライラッとしてしまいました。
もしかしたら、その人にとっては、騒がせるつもりなどなく、本気で心配していたのかもしれませんが。。。

ただ、やはり思うのは、好意の押し付けは迷惑になることもあるということです。

たまたま同じ場所に居合わせて、助けたり助けられたり。それは人間として当たり前のことですが、そこにもボーダーはあるはずです。





厄介な女性があまりにも騒ぐので、周りの人は年配の女性を覗き込んでいったり、とても気まずい思いをしたことと思います。

「とりあえず、大丈夫なようですから。落ち着くまでここにいるので、ご心配なく。あまり騒ぐとかえって動揺されると思いますよ」」

ちょっと慇懃無礼な物言いになってしまったからか、ようやく厄介な女性はぶちぶちと何か言いながら離れていきました。

私は過剰な親切というものが好きではありません。
助けを求められたり、助ける必要がある時は助けるのが筋だと思います。しかし、それができない時は無理に介入せず、そのまま通り過ぎた方が親切な場合もあると思っています。

世の中、色々な人がいて考え方も千差万別。
自分がイラッときたからといって、それは善でも悪でもありません。

何はともあれ、誰も怪我がなくてよかったです。
お年寄りのエスカレーター使用は気をつけた方がいいですね。特にカートなど大きな荷物を持っている時は要注意です。
エレベーターのあるところばかりではないので、階段やエスカレーターしかない場合は、周りにいるお若い方に声をかけて、お手伝いして貰えばいいと思います。

私も他人事ではなく、気をつけなければ!と思ったのですが。。。

私って、やっぱり力が強いんだわ。。。

そう少しだけ自惚れた七夕なのでした。
(全然、七夕は関係ありませんね)





ちなみに今日は、作曲家、プロデューサー、そして『クレイジーケンバンド』のヴォーカルでもある、横山剣さんの生まれた日です。

私、とっても好きなんです。剣さんみたいな男性。。。
才能があり、昭和男児的な男らしさも感じさせながら、おちゃらけたユーモアもありと、見ていて飽きないキャラクター。それがたまりません!

この方のプロフィールは、ここでは説明できないくらい面白いので、是非「Wikipedia」でものぞいてみてください。
きっと昭和世代は胸が熱くなることでしょう(笑)

特にファンというわけでもないのですが、『クレイジーケンバンド』の音楽をどこかで耳にすると、昭和のガチャガチャ感が頭に浮かんできて、なんとも言えない懐かしさを覚えます。
それは、そのまま「横山剣」さんという人なのです。

今年で61歳ですか。。。還暦過ぎたとしても、まだまだお若い!
それにしても、あのビジュアルでまさかの七夕生まれとは。。。
横山剣」さんらしいです。

「林住期」を楽しめないのは自分のせい!いつになっても直らない欠点を認めた「哀」

2021年7月6日(火)

今日もムシムシと暑い一日でした。
いま、この時間になっても、まだ外は湿度が高く、ムッとするような生ぬるい空気が静かに止まったままです。
不快指数90%の体感。。。

午前中に洗濯と掃除を片付けた後は、ずっとエアコンのお世話になっています。

本当は買い物へ行く予定でしたが、家でやらなければいけないことがたくさんあり、それらを一つ一つ片付けているうちに、夕方になってしまいました。

やることが山積みになっている時は、本当に時間が早く流れてしまいます。

自分の処理能力が衰えたのか、段取りが悪いのか、何をするにも時間がかかって困ります。

これもすべて家族や家のことなのですから、自分のことまで手が回らなかった時は、私の「林住期」(五木寛之氏曰く:自らの生き甲斐を求めて生きる季節)は、いつなの⁉︎
今がその時じゃなかったの⁉︎

そんな気持ちになります。。。





ここ数ヶ月、体調がよくないと思うことがよくあり、夫から「二、三日でいいから温泉かなんかで静養してくれば?」などと言われていますが、コロナのこともあり、なかなか実行には至っていません。

ましてや、こんなにやることがあるのに、家を空けることなんてできるの⁉︎

そんなことをグチグチと言っていたら、

「あなたがいなければ、誰かがやるから大丈夫。勝手に自分じゃなきゃ!と思ってるだけ。好きなことをしてください」

そう、夫から言われました。

確かに、私が一番暇だから、家族の用事の肩代わりもするし、家の中のことも一手に引き受けているわけですが、言われてみれば私ではなくてもいいことばかり。。。

結局、自分が勝手に忙しくなっているだけのようです(笑)

しかし、各々のことは、自分で解決して貰えばいいとして、家の中のことはそうもいきません。

人に任せられない。

なんでも自分の思う通りにしないと気が済まない。

これは若い頃から変わらない、私の欠点の一つです。

仕事でも新人に仕事を教えることができませんでした。
少しでも思うような仕事をしてくれないと、もう面倒になってしまい、「私がやるから」と、仕事を取り上げてしまうのです。
上司から「なぜ、人を育てる努力をしない?」と、何度も叱られましたが直りませんでした。

家庭に入ってからも同じです。
夫に任せてトンチンカンなことをされ、腹を立てること度々。かと言って、手取り足取り教えるのも面倒で、結局は自分で抱え込んでしまいます。





これは夫が日本語もまともに話せない外国人だったせいもあります。
とにかく、任せるとなにをするか分からないので、なんでも私がやってきました。
信用がなかったのですね。

今では夫もやればなんでもできるでしょうが、私にとってはまだ危なっかしく見えるのです。

「アサリを買ってきて」と言えばシジミを、「長ネギを買ってきて」と言えばニラを、「牛乳を買ってきて」と言えば、牛乳+大量のお菓子を買ってくる人です。

信用なりません。。。

夫が「大丈夫!」と言えばいうほど、不安がムクムクと膨らんでくるのです。

多少の失敗など、放っておけばいいのですが、家族の失敗は自分の失敗とばかりに、何でもかんでも自分で無難に済ませようとしてしまいます。

これは人としての成長を妨げる行為だと、夫からも散々指摘され、子育て中はグッと堪えていましたが、今は子供達もすっかり成長したので、また我慢することなく、本来のようになんでも自分でやってしまいます。

「林住期」を楽しむことができないのは、家族のせいではなく、つまりは自分のせいなのです。

この欠点を改善しないことには、私の輝かしい「林住期」は巡ってきません。

人のことよりも、自分の身体を心配するべきです。
オリンピックもあることだし、私も今度ひとりでひっそり、温泉湯治にでも行こうかな。。。なんて思ったりした一日なのでした。





ちなみに今日は、ノンフィクション作家、エッセイストである、桐島洋子さんが生まれた日です。

長女はモデルとして知られる桐島かれんさん、次女はエッセイストの桐島ノエルさん、そして長男は元モデル、現在は写真家の桐島ローランドさんと、ご家族揃って違った分野で活躍する有名なファミリーです。

桐島洋子さんの著書は、若い頃によく読んでいました。
とりわけ「マザーグース」シリーズ(お子さんとの日々を綴ったエッセイ)は、とても影響を受けた本でもありました。

この本を読まなかったら、私はあれほどまでに子育てを楽しむことはできなかったはずです。

育児書に背を向けて、桐島洋子さんの破天荒なエッセイを読んだことで、「妊婦でもこんなことができるのね⁉︎」「子連れだって、なんでもできるじゃない‼︎」と、思えたのです。
子供が決して自分の人生を妨げる存在ではなく、むしろ楽しい体験ができそう!と、ポジティブになれたのは、すべてあのエッセイを読んだおかげだと今でも思っています。

今年で84歳におなりですが、まだまだお元気でさまざまな活動をしているようですね。

なんでもズバッズバッと、あまりに辛口すぎるため、桐島洋子さんに関しては賛否両論あります。
若い頃は桐島さんの著書を読むたび、すべてに頷いていた私も、歳を重ねたことで違ったことも思うようになりました。

それでも、桐島洋子さんの書いた数々の著書は、私の人生を豊かにする一助になったことは間違いありません。