2021年2月15日(月)
今日の東京は朝から激しく雨が降っていました。夕方には上がったようですが、一日中家の中にいたのでよくわかりません。
今朝は「東証、バブル期以来30年半ぶりに一時期3万円突破!」
なんてニュースを目にしましたが、なんだかピンときません。どこを見ても、バブルに踊っている人などいないのですもの。。。
現実経済との乖離に「んん?」と思いながらも、きっとどこかに「バブル到来!」と、恵比寿顔の人もいるのかも知れないなと思ったり。
10代の終わりから20代初めまで、どっぷりとバブル景気の恩恵にあずかってきた年代なので、これ以上欲張ってはいけませんね。
これも歳のせい。
株価がどうなろうと、もはや私には関係のない世界のお話になっています。
もうバブルの恩恵を受ける年齢は過ぎたわと、思うことにします。
なんでも歳のせいにしておけば、すべては不可抗力ということで解決です(笑)
そんな雨の月曜日。
いつもなら、喜び勇んでお菓子を買いに出かけるところですが、今日はステイホーム。
わざわざ雨の日に買いに出かけなくても、ストックは山ほどあります。競合(お客さん)が極めて少ない雨の月曜日というチャンス日ですが、家でおとなしくしていることにしました。
バブルの頃であれば、お金は遣っても、また戻ってきましたが、今はもう違います。
仕事もお金儲けもしていない身なので、これ以上自分の懐が潤うことはありません。
遣えばそれだけ減る。
それが現実です。
雨の月曜日がチャンス!などと言っている場合ではないのです。
「どうせ遊んでるのなら、株でもやったら?教えるわよ」などと勧めてくれるお友達もいますが、自分には向いていないのでやりません。
やる気がないことを始めても上手くいくわけはありません。手を出さないに限ります。
他にも「こんなビジネスがあるから一緒にどう?」なんて話しもチラホラありますが、こちらもやる気がありません。
50代になっても何か新しいことをしたい!
周りにはそんな元気な人もたくさんいますが、私はゆっくりしたいのです。
自ら苦労を背負い込むのは、もう終わりにしたいです。
若い頃のように、贅沢を望むこともありません。ただ、平凡に健康に暮らせたらそれで幸せです。
そんな生活を続けるためには、雨の月曜日はチャンス!などとふらふら散財しにいかないことです(笑)
何事も欲張ってはいけません。
もう少し余裕を持って、人生スローダウン。ガツガツせずに楽に過ごすべきなのかな。。。そんな心境になりました。
いつまで続くかはわかりませんが、しばらくは家で大人しくしていようと思います。
ちなみに今日は、小説家である井伏鱒二さんの生まれた日です。
このコロナ禍でずっと家に引きこもり、お菓子ばかり食べていた私はどんどん太りました。
今はまだいいとしても、このまま太り続けたら、それこそ家から出られなくなるのでは?
そんな想像をした時に思い出したのが『山椒魚』です。
教科書にも載るような有名な作品ですが、どうも私にとっては難解で、未だにその意味することがわかりません。
若い頃に読んだだけの作品ですが、「大きくなり過ぎて穴から出られない」というところだけが記憶に残っています。
私にとってなんとなくおぞましいイメージだけがあるこの作品。私は山椒魚になる前にきちんと体重管理をしなければと、のべつまくなし食べるのをやめました。
まだ完全に元の体重には戻っていませんが、山椒魚にはならずにすみそうです。
井伏鱒二さんが何を伝えたかったのかは正しく理解できませんが、少なくとも太り過ぎをすんでのところで止めてもらうことができたのですから、『山椒魚』を読んだことにも意味はあったようです。
ふざけた話ですが、このお話が本当にストッパーになりました(笑)