365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

Sponsored Link

緊急事態宣言のさらなる延長に思う。コロナ禍で好きなお店が閉店してしまい、好物が姿を消していく「哀」

2021年3月4日(木)

今日の東京は、お天気はよかったのですが、まだまだ肌寒い一日でした。

なにやら緊急事態宣言も一都三県は延長されることが明日にも発表となるようです。

こんなにダラダラやっていても変わりはないんじゃないかしら?などと街を歩いていて思います。

今日は用事で外出していましたが、新宿も渋谷も表参道も、もはやどこもかしこも緊急事態という雰囲気は皆無です。
夜こそ店が閉まってしまうので飲食店へ行くことはできませんが、それ以外の時間帯ではどこも沢山の人で賑わっている状態です。

我が家のようにお給料がカットされている家庭にとって、この状態はまったく好ましくありません。

どうせやるなら、さっさと法整備でもして、完全なるロックダウンをしてもらった方がよほど納得できるというもの。

今の状態でダラダラと中途半端な自粛をお願いされても、もはやこの状況に慣れきってしまっているため効果は薄いのではと思います。





今月末、南青山にあるお気に入りの和菓子屋さんが、また一軒閉店します。
子供達が幼い頃から、もう10年以上も通っているお店です。

いちご大福が人気で、常に行列ができていたお店でしたが、昨年の緊急事態宣言ではしばらく休業していました。
その後再開されましたが、やはり以前のような状況とはかけ離れた光景を見てきました。
ご年配の夫婦二人で営んでいるお店なので、感染対策を考えながらの営業で、販売のスタイルも変えたりと、コロナ以降は提供する商品の数も少なくなっていました。

近くへ行った際には必ず寄るようにしていましたが、先月のはじめにとうとう閉店のお知らせとなりました。。。

本当にガッカリしました。
都心には珍しい小さな街の和菓子屋さんは貴重です。
そのお店が、お菓子が大好きで、新しい季節が巡るたびに「ああ、あのお菓子がそろそろ出てるかな」と通う楽しみがありました。

そんな長年愛してきたお店がなくなってしまうのです。





新型コロナに関しては、誰のせいでもなく、もちろん政府のせいだとも思っていません。
ある意味で、どう動いても、何をしても無理な時は無理だと納得していたつもりです。

それでも、今回の緊急事態宣言の延長などという話を聞くと、もっと確固とした対策が取れなかったのか、今からでもそれができないのか?と愚痴の一つも出てきます。

すべては「オリンピックありき」ということかと、皮肉も言いたくなってきます。。。

お給料がカットされても、我が家の夫は会社という組織に属しているので、生活に支障をきたすようなことはありません。
しかし、もしもこれが個人事業主であり、コロナの影響を受ける職であったら、本当に死活問題です。

友人の旦那様はエンタメ業界で、フリーランスとして仕事をしていますが、コロナ以降ほとんど収入なしだそうです。
しばらくは貯蓄でなんとかなるけれど、もしもこれが続いたら、老後資金にまで手をつけることになる、転職も余儀なくされそうだわ。。。そう嘆いていました。

世の中、そんな人は大勢いるはずです。





文句ばかり言っていても仕方がないので、やめましょう(笑)

生活していく上では、いつまでダラダラと自粛ばかりはしていられません。このまま老いていくのも嫌ですから。

下の子が高校を卒業した暁には、好きなことをして楽しもう!と旅行などの計画も立てていました。

しかし、さすがにそれは無理なので、せめて出来る範囲で楽しむつもりでいます。

どんな辛い時も一生は続かない。

逆境の時はいつもそう思ってきました。
このコロナもいずれは、落ち着いてくれるでしょう。
そう願って、たとえ緊急事態宣言が延長になろうとも、普通の生活をしていこうと思っています。。。





ちなみに今日は、脚本家である野島伸司さんの生まれた日です。

かつてのトレンディードラマを盛り上げた、立役者の一人でもある野島さん。

有名なところでは『101回目のプロポーズ』『愛という名のもとに』『高校教師』『ひとつ屋根の下』など、とにかくヒット作を次々と出した脚本家さんです。

私が個人的に一番印象に残っているのは『この世の果て』というドラマです。
こちらもリアルタイムではなく、少し遅れて友人の家でビデオ鑑賞したものですが、観終わったあとに、なんとも心が重たくなるような、ズシンとくるものがあったのですよね。

シリアスからアットホーム、ちょっとブラックまで、とっても幅広い世界を持った脚本家さんだなと思いました。

思い出してみると、当時のドラマって面白かったなと思います。ちょうど今の韓流ドラマのように(笑)。