365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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人も薬局も見た目で判断してはいけない!と、改めて学んだ「喜」

2021年7月26日(月)

早くも台風の影響か、いつものような陽射しが照りつけるような暑さではなく、ムンムンとした湿度の高い一日でした。

私は病院へ行く日だったので、朝からウォーキングがてらテクテクといってきました。
いつもの定期検診なので、あっという間に終わり。
どうせ外出したのだから、買い物を済ませてから帰ろうと病院を出ました。

帰りは薬をもらわなければいけなかったのですが、今は総合病院でも院内処方はなるべくご遠慮で、院外の調剤薬局へ行かねばなりません。

いつもは帰り道沿いにある薬局へ行くのですが、今日は別方向にあるスーパーでお買い物をするつもりだったので、これまで行ったことのない薬局へ行くことになりました。

その通りには、二軒の調剤薬局がありました。

新しくてできた綺麗で大きな調剤薬局

古くて小さい昔からある調剤薬局

どちらがいいかと覗いてみると、新しくて綺麗な薬局にはたくさんの人が待ち合いでお薬を待っていました。

一方の古い方はといえば、誰もいません。

貰う薬はどこの薬局でも同じです。
どうせなら広々としたきれいな方へ足が向いてしまうもの。

さて、どうしようか。。。





少しだけ迷いましたが、古い方の薬局へ入ってお薬をもらうことにしました。
理由は簡単です。私は待つのが好きではないので、同じ薬なら早い方がいいと思っただけです。

その薬局は年配の女性調剤師さんでしたが、問診票を見ただけで、こちらの状態を把握したようで、余計な質問もなし。必要なことだけを確認して終わりです。
応対も温かみが感じられ、安心感もあり、こちらの薬局にしてよかった!と思いました。

帰りがけ、新しい方の薬局の前を通りましたが、同じ方々がまだ待っていました。
やっぱりあちらの方が早かったわ!と、スピード重視の私はニンマリ。

ハードで選ぶか、ソフトを重視するか?

古いけれど、昔からある安心感、そしてベテランの調剤師によるそつのない仕事。

綺麗だからって、大きいからっていいというものではないのだな。。。そう改めて感じました。

昔から、長くそこにあるということは、それなりの意味があるのでしょう。
私の後に数人入ってきた人達は、会話の内容からいつもお世話になっているのがわかりました。

これまで色々な調剤薬局へ行きましたが、「これからは、ここに決めようかしら」
そう思ったのは、初めてでした。
それほど、心地よい距離感と安心感があったのです。

人は見た目で判断してはいけない。と言いますが、調剤薬局もまた見た目で判断してはいけないのだなと学んだのでした。。。





ちなみに今日は、アメリカの映画監督である、スタンリー・キューブリックさんの生まれた日です。

鬼才と称されるだけに、一度観たら忘れられなくなる素晴らしい映画をたくさん作った方です。

十代の時、『時計じかけのオレンジ』を観て衝撃を受け、『2001年宇宙の旅』でなんだかよくわからない。。。となり、『シャイニング』で再び感動と、その後他の作品も観ましたが、やっぱり最初に観た『時計じかけのオレンジ』が好きで、何度も繰り返し観ています。

何十年も繰り返し観続けられる映画など、そうそうあるものではありません。
スタンリー・キューブリックは天才です!

そういえば、数年前にUNIQLOから出た『時計じかけのオレンジ』Tシャツ。
色違い、サイズ違いで買い、年甲斐もなく着ておりますが、さすがに外で着る勇気はなく、家の中だけにしています(笑)