365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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国産の強力粉を使い、一晩寝かせて焼いたサワードウブレッド。

昨日仕込んでおいたサワードウを、朝一番で冷凍庫から出してきたら、夫が「今日はフォカッチャがいいな」と言います。
そのようなことを急に言われても困ります。同じサワードウでもフォカッチャとカンパーニュでは使う小麦粉の種類も、加水の具合も異なるので、全く違う生地になるのです。
「無理です。サワードウブレッドはそのように気まぐれに作れるものでないのです!」と力説すると、慌てて「美味しいパンならなんでもいいです。。。」と言って、長女宅へ出かけていきました。

生地はシャワーキャップをかぶって、一晩冷蔵庫の中で過ごしました。

今回は全粒粉と北海道産強力粉のミックスです。いつもリスドォルを使うことが多いのですが、国産小麦粉だとどんなお味になるか実験です。



小麦粉のパッケージには「もっちり、甘い」とあります。
普通の白いふわふわパン向きのお粉かも。。。とも思いましたが、何事もお試ししてみないことには分かりません。

夫がたくさん食べてくれるので、久しぶりに大きい方のバヌトンを出しました。

このまま、さらに発酵して膨らむのを待ってからオーブンへ。

ル・クルーゼのお鍋に入れて、蓋をしたまま240℃で20分、蓋を外して15分。
見た感じはなかなかの焼き上がりです。

しかし、中を見ないことには、まだどんな仕上がりかわかりません。。。



冷めてからスライスしてみると、なかなかの出来です。
いつもと違う小麦粉を使いましたが、お味の方もバッチリ美味しかったです。

今日はお休みで、朝から長女宅へ行ったり、お友達とスポーツ観戦に行ったりしていたらしい夫から、帰宅する途中に「パン焼けてる?」とLINEが入りました。

「はい、はい、できていますよ」と、簡単にあるものを添え、帰宅した夫に食べさせました。
「美味しく焼けたね〜」と何度も言ってくれたのでよかったです。

次女も「今日のパンは美味しくできたね」と言っていたので、国産の小麦粉でも美味しいサワードウブレッドが焼けるとわかりました。

かなりもっちり、発酵の具合でしょうか、少し酸味は控えめでしたが、小麦粉のパッケージに書いてあったように、ほんのりとした甘味があり、なかなか美味しかったです。

昨今の物価高騰で家でパンやお菓子を作るのも、コストがかかるようになりました。
よい材料を使えばお味もそれに比例してよくなるものですが、その分お値段もお高くなります(涙)
いかにリーズナブルな材料で、美味しいものを作るか、そんなことを考えています。