2020年10月17日(土)
今日の東京は朝から雨。
10月なのに床暖をつけるほど寒い一日でした。
買い物に行こうと思っていましたが、ぬくぬくと暖かい部屋の中にいたら、面倒になり、お出かけは諦めて家で過ごすことに。
こんな天気にもかかわらず、家族はそれぞれ予定があり出かけたので、週末には珍しく一人静かに過ごすことができ、思わぬご褒美デーとなりました。
とはいえ、特別なことはなにもありません。
たまたま欲しかったお菓子の予約開始日だったので、ネットのお菓子争奪戦に参加し、あとは特にやらなければいけないこともなかったので、ブログの整理をすることにしました。
2017年に始めたメインブログは、長くやっている分、下書きにいくつもアップされていない記事が溜まっていたり、書きかけのものがあったりと、まさにカオス状態で兼ねてから気になっていたのです。
整理をするために、さらにカテゴリー分けする必要を感じてサブブログを作ったものの(このブログではありません)、十分に活用しているとはいえず、なにやら中途半端なまま。。。
作ったからにはしっかり機能させたい。そのためにはまずメインブログの整理からというわけです。
まずは、書いたものの、あまりにタイムリーではないもの、読み返して気に入らない記事をすべて削除。
次にメインブログのテーマである「お菓子」にまったく関連性のないものは、サブブログに移動。
そんな感じで、2つのブログを行ったり来たりしていました。
当初は複数のブログを持つなどとは考えもしませんでした。
しかし、ブログの楽しさを知ってしまうと、もっと!もっと!と、その楽しさを追求したくなります。
不思議なもので、書いているうちに、あれもこれもと書きたいことだらけで、一つのトピックに収めようとすると、まるで関連性のない事柄が、どんどん積み上がって、歪な層が出来上がってしまうのです。
これがミルクレープのように美しかったり、ハイブリッドと呼ばれるようなものに変化するのならいいですが、どうもそう上手くはいきません。
そんな歪な層を分断し、きちっと整理して一つのトピックとして自立させる。
そんな作業をしていました。
ただ楽しく書ければいいと思っていたブログですが、より良いものにしたいとか、なにかしらの変化を求めると、案外骨の折れる作業が必要となります。
この『はてなブログ』はまだいいですが、以前やっていたワードプレスでは、それはそれは大変な思いをしました。
書くよりもまず、各種設定などすべて自分で組み立てなければいけなかったので、ものすごく時間がかかり、記事を書く余裕もなくなるほどでした。
それに比べれば、この作業は楽しいものです。
ほとんど知識がないも同然なので、素敵なブログを作ることはできません。
デザインなどもいたってシンプル。デザイン性のあるものにしたくても、技量がないのでシンプル以外の選択肢はありません(笑)
それでも楽しいというのは、ただお喋りをするように、書きたいということだけなのでしょう。
普段、息をするのも忘れたように喋っているのに、まだ足りないのでしょうか⁉︎
饒舌にもほどがあると、我ながら思います。。。
誰に話しかけるわけでもなく、自分になにかを問うわけでもなく、ただ感情の垂れ流し。。。
メインブログはともかく、2つのサブブログはまさにそんな感じですが、それでもやっぱり楽しいのです。
私は無趣味な人間なので、10年、20年後、今よりもさらに暇になったら、なにかやりたくてもやりたいことが見つからないというジレンマでジタバタする未来が見えています。
そのためにも、ブログなのです。
これが老後、唯一の趣味となれば、きっと退屈とは無縁となるでしょう。
サブブログはメインブログのテーマである「お菓子」が食べられなくなった時、また完全に興味を失ってしまったときのための保険にもなります。
さすがに3つも作っておけば、どれか一つくらいは残るんじゃないかしら?
そんなところです。
そうは言っても遠き未来のことはわかりません。もしかしたら、来年の今頃はめでたく別の趣味を見つけてブログから遠ざかっている可能性だってゼロではありません。
それならそれで、また新しい趣味を楽しめばいいだけですが。。。
願わくば、どれか一つでも書き続け、80歳過ぎたあたりで、「はてなブログ歴30年、80歳ブロガー」として、『週刊はてなブログ』あたりでピックアップしてもらえたら幸いです。
なにはともあれ、ブログにどっぷり浸かった楽しい一日でした。。。
ちなみに、今日は歌手であった門あさ美さんの生まれた日です。
彼女の姿を見なくなってどれくらい経つでしょうか。
十代になったばかりの私が激しく憧れた女性です。
ポップな曲を歌っても、なぜか翳りが見える美しいその横顔に、少女であった私は見惚れ、部屋にこもっては彼女のレコードをエンドレスで聴き続けたものです。
当時、すでに洋楽を聴くようになっていましたが、それでも日本の歌謡曲と言われるものから完全に離れられなかったのは、彼女のせいかもしれません。
日本の「可愛い」礼讃文化とは対極にある、アンニュイで大人の雰囲気を漂わせた女性でした。
美しいといっても、令和美人のように、目頭切開を疑われるほどクリクリとした大きな目の美人ではありません。
涼しげな、まるで彼女の代表曲である『月下美人』のように、楚々とした雰囲気の女性です。
若い人は彼女の美しい姿を見たこともなければ、素敵な歌声も聴いたことがないでしょう。
しかし、今でもYouTubeなどで、その姿を拝見することができます。
スタジオのセットや周りで踊るダンサーの姿にドン引きするかもしれませんが、それが昭和の時代だったのです。
その辺は見てみないふりをして頂くとして、美しい門あさ美さんの音楽を楽しんでください。
それにしても。。。
もう65歳とは⁉︎
どんなふうに歳を重ねたのか、いまの彼女をみてみたい気もします。
きっと最近復活した、小林麻美さんのように、変わらず美しいのだろうと想像しています。