365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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ようやくお天気に気持ちが揺れることを理解。夜明けが遠いアーリーバードの「哀」

2021年1月22日(金)

今日の東京は、変わらず寒かったですが、しっかりお日様も出て気持ちのよいお天気でした。

冬の朝は日の出が遅く、6時でもまだ暗いです。
朝、4時ごろから起きている私にとって、そんな朝の暗さが一日の始まりであることが、ちょっと嫌なのです。

我が家はいわゆる雨戸のような役割をするシャッターがあるので、冬には防寒のために夕方暗くなるとすぐにシャッターを下します。
そして、朝起きて最初にするのがシャッターを開けることなのですが、開けた瞬間に陽射しが差し込むどころか、真っ黒けっけの窓があるだけ。。。

朝が来た。そんな感じが味わえないのは、なんとも味気ないもので、早起きの気持ちよさを半減させられます。

6時を過ぎると、少しずつ明るくなってはきますが、まだ十分ではありません。

なので、起きても明るくなるまでは、お茶を飲みながら、ゆっくり朝を待つのです。





お天気に気分を左右されるという話をよく聞きます。
そんな人は、雨だったり、どんより曇っていたりすると、気持ちが落ち込んでしまうんだそうです。

昔々、ロンドンで暮らしていた頃は、よくそんな話を聞きました。
あの国はいつもどんよりと曇っていて、ひどい時には霧がかかったように、薄ぼんやりとした景色が広がっている街でした。

私にとって、そんなお天気が街の景観にとてもよく合っていて、美しく見えていたものですが、人によって感じ方は違うようで、それがたまらなく嫌いだという人もいました。

当時、あちらで知り合った日本人の中には、そんな曇りばかりの街が耐えられないと帰国してしまった人もいます。
お天気のせいで、孤独な海外暮らしが余計寂しく感じて、心が弱くなったというようなことを言っていました。

今ならなんとなくわかる気がします。

しかし、若かった当時は「あら、霧のロンドンも素敵じゃない?」と、違うものへの興味の方が勝り、お天気に気持ちが左右されることが理解できませんでした。





ここ何年かは歳のせいか、低気圧の影響も感じるようになりました。
身体が怠かったり、軽い頭痛があったり、妙な眠気に襲われたりと、若い頃にはまるで無縁であった体調の変化を感じたりします。

更年期のせいで、自律神経が乱れがちなのかもしれません。。。

それでも、お天気が悪いからといって気持ちが塞ぐようなことはありません。
雨降りの日も割と好きですし。。。

ただ、陽射しが燦々と降り注ぐような、良いお天気の日は、やはりとても晴れ晴れとした気持ちになります。

楽天家なので、マイナスよりもプラスのことに心が動くようにできているのかもしれません(笑)

曇りだろうが、雨だろうが、とにかく朝がくればそれでいいのです。

最近は何時に寝ても、すぐ目覚めてしまいます。
4時でも早過ぎると思うくらいなのに、その前に目覚めてしまい、「明るくなるまでに、まだ3時間近くもある。。。」と、ため息をつきながら起きる毎日です。

若い頃は暑い夏よりも冬の方が好きでした。しかし、今は寒いのも堪えるようになりましたし、なによりも日の出が遅いのが嫌で、夏の方がいいと思うようになりました。

ようやく大寒を過ぎましたが、まだ1月です。来月にはもっと寒くなるでしょう。
今週末は東京にも雪の予報が出ています。

春はまだ遠い。。。





ちなみに今日は、アメリカの映画監督であり脚本家でもあるジム・ジャームッシュさんの生まれた日です。

80年代から90年代初頭、この方の作品はよく観ていました。
大好きなミュージシャン、トム・ウエイツが出演した『ダウンバイロー』を観たのがきっかけでした。

元々ロードムービーのような作品も好きでしたし、ハリウッド映画のような煌びやかな世界ではなく、インディーズっぽい映画の方に惹かれていたのです。

『ミステリー・トレイン』というオムニバス映画では、日本の工藤夕貴さんと永瀬正敏さんが出演して話題になりましたが、あの映画も面白かったですね。

『ナイト・オン・ザ・プラネット』という映画では、あの名作『ベティ・ブルー』のベアトリス・ダルを起用するなど、キャスティングも好みに合っていました。

最近は韓流ドラマにどっぷりですが、こんな映画を当時はたくさん観ていたものだわ。。。などと、若き日のことを懐かしく思い出したのでした(笑)