365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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ライ麦全粒粉入りサワードウのフォカッチャを作ってみました。

終日家にいられる日は、サワードウスターターのお世話をします。
パン作りはせず、リフレッシュだけのこともありますが、今日は次女のリクエストでフォカッチャ生地をつくりました。

本当は大きなカンパーニュをドンと焼きたいのですが、食べる人がいないので仕方がありません。
こんな時、夫がいれば毎日でもパンが焼けるのにと、「亭主元気で留守がいい」のお気楽生活と、パンづくりを毎日楽しむ生活を天秤にかけてみて、果たしてどちらがいいのか?などと思ったり(笑)

赴任先の夫に送りつけてしまおうかと考えていますが、まだ暑いのでそれも涼しくなってきたらになるでしょう。

今日のフォカッチャは、中途半端に残っていた小麦粉のミックスです。

ルスティカ200gにライ麦全粒粉を100g。もう少しライ麦を少なくしたかったのですが、残っていたものを全投入したので少し多めになりました。

お水は85%にしましたが、ライ麦が多いせいか、思ったほどゆるゆるにはなりませんでした。

スターターの発酵具合を確認しながら、1時間前にお粉と水を合わせてオートリーズさせておきます。

小麦粉いじりという点では、フォカッチャの場合、苦手な成形をしなくていいので、思い切り加水してベタベタ生地をまとめていく楽しさがあります。この配分なら、加水90%以上でもよかったかなと思いました。



昼に近づくにつれ、だんだんと気温が高くなってきて、キッチン内は28℃。暑かったのですが、スターターを発酵させるにはなかなかいい気温だったので、エアコンはつけず我慢。
そのおかげで、3時間ほどで3倍に膨れたので、スターターの準備は完了。

スターター60gとゲランド塩6gを加えてオートリーズさせておいた生地とミックス。

ここからは40分おきにストレッチフォール4回、コイルフォールも4回ほど繰り返します。

他のことをしているとついつい忘れてしまうので、いつも40分ごとにタイマーをかけておきます。

生地ができ上がったら型に移して、オリーブオイルをかけ、指でぷすぷすと穴を開けます。これが楽しい。

今日の具材は薄切りベーコンにオリーブ、マッシュルームにオニオン。
私が食べる部分だけプチトマトを乗せ、いつものハーフハーフ。

200℃に予熱しておいたオーブンに入れ、25分焼きました。



我が家のオーブンは比較的大きなガスオーブンのため火力が強く、カンパーニュなどをガッツリと焼きたい時にはとてもいいのですが、フォカッチャやピザになると焦がしてしまうことが多いのです。
今日も少しだけオニオンが焦げましたが、これくらいはいいでしょう。

ライ麦全粒粉がしっかりと入っているので、生地も茶色。。。茶色いフォカッチャは初めてですが、なかなかいい感じに焼けました。

お味の方は、やはりいつものフォカッチャとはずいぶん違いました。かなりライ麦が主張していて、それ故にとても素朴な味わいに仕上がりました。

ちょっと変わったものを作ると、拒否反応を起こす次女ですが、「いつもと粉が違うね」と言いながらも、美味しいとたくさん食べてくれました。

粉いじりも楽しいですが、その先に家族の「美味しい」という一言があるからこその、パンづくりなのです。