朝一番で、ずっと気になっていたサワードウスターターのリフレッシュをしました。
最低でも1週間に一度はリフレッシュしていますが、今回は気づけば9日経過していました。
スターターを作り始めた頃、ネットでリサーチしましたが、「4日に一度」や「1週間に一度」、「2週間くらいなら大丈夫」など、とにかく色々な事が書かれていて、わからなくなりました(笑)
スターターをパンが焼けるくらいまで育てるのも同様で、レシピ通りにやっても上手くいかず、結構失敗もしました。
小麦粉と水だけというシンプルな材料、工程も小麦粉と水をフィードしていくだけという簡単なものですが、生き物ゆえに簡単ではないのですね。
温度や湿度、小麦粉の種類や状態の兼ね合いもあるのか、とにかくお手本通りにはいきませんでした。
結局、試行錯誤の末に、美味しいサワードウブレッドが焼けるくらいに育ちましたが、失敗を重ねる事によって、なんとなく「塩梅」と言ったものがわかるようになった結果と言えます。
私の場合、リフレッシュは5日〜1週間に一度を目安にしています。
終日在宅できる日、また外出しても3時間以内で戻ってこられる日を選んでいますが、たまに忘れてしまったり、予定が重なってできないこともあります。
今回は9日ぶりのリフレッシュでしたが、スターターはまったく問題ありませんでした。
今日のキッチン内の気温は25℃。通常は26℃以上がよいとされているので、少し低めでした。
少し時間がかかるかなと思っていましたが、 スターターの状態がよかったのか、3時間ほどで2倍以上に膨らみました。
このスターターは今年の2月に作ったものなので、7ヶ月になりますが、どんどん元気になっています。
パンを焼く場合はさらに発酵させ、 3倍くらいにしますが、今日はリフレッシュだけなので、これくらいで冷蔵庫へ戻しました。
低温でもじわりじわりと発酵は続けるそうなので、少し手前でスローダウンさせる目的です。
サワードウスターターを育てるのは、子育てと似ているなと思います。
お手本通りにやっても、環境や個性によって、うまくいったり、いかなかったり。。。まさに悩み、試行錯誤の連続です。
子育ては20年かけての一発勝負とも言えますが、それに比べてサワードウスターターは短期間で何度でもやり直しがききます。
失敗から学びながら、辛抱強くお世話をすれば、いつか必ず美味しいパンが焼けるので、希望があります。
いずれにしても、「育てる」という行為は、一筋縄ではいかず、それゆえになんとも楽しいものです。