365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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夫婦喧嘩でつくづく感じる、国際結婚は歳を重ねるごとに難しくなる。それでも離婚はメリットなしの「哀」

2021年4月9日(金)

今日は昼間はまだマシなお天気でしたが、遅くなるにつれどんより。。。

花の金曜日なのに、私もどんより。。。
というよりも、イライラしていました。

朝、夫とちょっとした口論があったせいです。
年齢的な問題なのか、歳を重ねるにつれ、お互いに我を通そうとするせいか、時折衝突が起こります。

お互いの「違い」を許容するということが、時に難しく感じられます。

国際結婚の難しさで、よく「文化の違い」という言葉が出てきますが、中年期になり、それをしみじみと感じる日々です。

若い頃はそんな文化の違いも目新しく、新鮮に映っていたのでしょう。相手に合わせることは、新しい世界を知ることでもありました。

しかし、一回りして戻ってきた頃には、歳もとり、目新しいことよりも、慣れ親しんだことを求めるようになります。

つまり、私はより日本人らしくあることにこだわり、相手は相手で外国人であることにこだわる。。。というように。





国際結婚の離婚率はとても高いです。
周りの国際結婚カップルをみていても、半数以上が離婚しています。

理由はさまざまですが、根本的なところでは、やはり相手を理解し許容することに疲れたというケースが多いと感じます。

何十年も連れ添った挙句の離婚も珍しくなく、むしろ最近はそんな国際結婚カップルが周りには何組もいます。

何十年も連れ添ってきたからこそ、理解が深まるのではなく、お互いの違いが顕著になり、それが耐え難くなったということなのでしょう。
ものすごくよくわかります。。。

外国人はなんでも白黒つけたがるところがあります。イエスかノーか、その答えがわかるまで、どんな激しい口論も辞さないといった具合に、とことんやり合おうとします。

かつては、それを打ち負かすほどの勢いで対抗したものですが、50も過ぎた年齢になると、もはや口論にそこまでのエネルギーを注ぐほどの情熱は失われています。

特に私は面倒くさがり屋なので、余計な口論でエネルギーを消耗するくらいなら、知らん顔をしている方が楽だと、いくら相手が捲し立ててきても、知らん顔を決め込むことがほとんどです。

言葉はよくありませんが、理解し許容し合うことを諦めているのです。

どんなに嫌だと思っても、相手を変えることは容易なことではありません。
特に中年にもなれば、不可能に近いとも言えます。
相手を変えようと話し合いという名の口論を繰り返したところで、疲れるだけなので、最近はあまり喧嘩などはしなくなりました。

しかし、時には我慢し難いということもあり、面倒くさいと思いながらも、売られた喧嘩を買うことになるのです。





朝からそんなつまらない口論をしては、当然のことながら気持ちよく一日を過ごすことはできません。

思い出してはイライラし、どうしてくれようか?と、頭の中にどす黒い渦巻きがぐるぐるとしているような状態で過ごすのです。

時折、一人で暮らしたいなと思うことがあります。
今の平凡な暮らしこそが幸せだといつも言っていますが、そう思うからこそ幸せなのであって、もしも別の幸せの形を求めたら、今ある暮らしも幸せだと感じられなくなるはずです。

誰の世話もすることなく、働いて自分一人で生活することが望みならば、今の暮らしは決して幸せとは言えないものです。

今更離婚しようなどとは思いません。
面倒な外国人と結婚したのは、自分自身の選択なので、たとえ先が見えていなかった時の選択だとしても、できる限りの努力はしていかねばと思っています。

子供のため、お金のためではなく、自分にとって、離婚がどれだけのメリットになるかと言えば、デメリットの方が多いという打算もあります。

イライラして気に入らない気持ちはありますが、2、3日ぶらりと一人で旅行でもしてくれば、きっと気も晴れるでしょう。

そう思っていたところ、、、
東京は「まん延防止等重点措置」やら「3度目の緊急事態宣言もあり得る」やら、またコロナ関連が賑やかになってきました。
そんな中での旅行はさすがに罪悪感があります。

とりあえずは、食べることでストレス解消となりそうですが、せっかくダイエットで元に戻したのに。。。
そう考えると、余計にイライラとします。

更年期エイジという難しいお年頃なので、メンタルコントロールも大変です。。。





ちなみに今日は、ファッションデザイナーであるマルタン・マルジェラさんの生まれた日です。

最近、よくお見かけするようになったブランドですが、初めて知ったのは、約10年くらい前、知人の女性が足袋のようなブーツを履いていて、すごく面白いなと思って聞いたのがマルジェラの名前でした。

その女性は70歳を過ぎていましたが、その足袋のような靴がとても履きやすいので愛用していると話していました。

とても個性的だったので、まだまだ私は履く自信がありませんが、シンプルでいて個性的というのがマルジェラというブランドの持つ力ではないかと思っています。

最近は足袋の靴以外にも、いろいろなアイテムが見られるようになりましたが、マルジェラといえば、そのお洒落な年上の知人女性がイメージされ、私にとっては未だに敷居の高いブランドなのでした。。。