365の喜怒哀楽 〜 50代主婦の暮らしブログ

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、日々の出来事を綴る日記。

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洗濯にまつわる「怒」

2020年9月17日(木)

昨日は朝から出かけてしまったので、通常一日2回する洗濯を1回しかしませんでした。
そのせいで、今朝は洗濯物がいつも以上に山盛り。幸い雨の予報はなかったので、早朝からせっせとお洗濯に励みました。

私にとっての「洗濯」とは、日々怒りの連続です。
今では半分諦めていますが、その怒りの灯火は消えることなく、何十年もくすぶり続けています。

今朝もまた、いつも以上に怒りを覚えました。

第一の怒り
脱いだシャツやソックスを裏返したまま脱衣籠に入れる人がいる。

これは、いちいちひっくり返してから洗濯をしなければいけないので、とても面倒なのです。
何度言っても治らないので、洗ってくれる人へのリスペクトはないのか⁉︎と怒りを覚えます。

第二の怒り
余計なものが物干しに干してある。
本来洗濯物を干す物干し竿に、洗濯物以外の物を吊す人がいる。

洗濯物を干そうとすると、何だかよくわからないホースや機械のようなもの、ビーチサンダル、ボロ雑巾などが、ズラリと干してあることがあります。
これをやられると、洗濯物を干す場所がなくなるため、いちいち片付けなければならず、これまた面倒です。

干すのは構わないけれど、翌朝までには自分で片付けておくようにと、何度も注意していますが治らないため、聞いていないのか⁉︎と怒りを覚えます。

第三の怒り
やたらと洗濯物を出す。

1日に何度もシャワーを浴び、着替えをする人がいるせいで、常に洗濯物の量が多くて困ります。しかも成人男性ともなれば、シャツ一枚にしても大きいのです。

昨日洗濯したのに、今日はもう1人分のTシャツだけで5枚なんてこともあります。
我が家は4人家族なので、単純に考えると、シャツだけで8枚は洗濯しなければいけないということです。
それに加えて、下着からボトムス、枕カバー、タオルなど、毎日一日2回洗濯機を回しても追いつかないこともあるほどです。

毎日毎日こんな大量の洗濯をしていると、時にうんざりします。

そんなに何度も着替える必要はない!と言うと、運動すると汗をかくから、着替えないわけにはいかないと口答えをしてきます。
大家族でもあるまいし、たった4人家族なのにと思うと、自分の分は自分で洗濯してくれ!と、怒りがわいてきます。。。

これら全ての怒りの矛先は、他でもない夫なのです。

私を怒らせる洗濯にまつわる行為の全ては、何度言っても言われたことを忘れ、同じことを繰り返す夫によってもたらされる感情なのです。

洗濯は専業主婦の仕事です。文句なく毎日やります。それでも、物には限度というものがあるのです。
何事も度が過ぎれば、負担が生じることになるのです。

いくらそれが仕事であっても、不当なことをおとなしく受け入れるのはナンセンスです。

しかし、柳に風。
いくら怒りを募らせても夫には通じません。

だから私もぶちぶち言いながら洗濯物を干し終わったら、忘れることにしています。

マイナスの感情はさっさと追い出さないと、増幅してくるので要注意です。





ちなみに、今日はあの伝説の歌姫と言ってもよい、ちあきなおみさんの生まれた日です。

子供の頃、マジックペンで顔にホクロを描き、おもちゃのマイクを左手に、右掌を正面に向けて開き、ゆっくりと上げていく。そんな動作を交えながら歌った『喝采』が思いだされます。

歌詞の意味など知る由もない幼子でしたが、哀しげな表情を作ることも忘れませんでした。

そんな幼子を魅了したちあきなおみさんですが、もう28年も前に実質芸能界から姿を消してしまいました。

幼い日の遠い記憶がとうに消え、私がアラフォーエイジを卒業する頃のことでしょうか、見覚えのある初老の女性とよくすれ違うということがありました。

「はて、誰だったか?どこかで会った人なんだけど。。。」

思い出そうとしても思い出せません。

あれは、3度目にすれ違った時でしょうか、突然の閃きが舞い降り、私の中に『喝采』が流れ始めました。

「いつものよぉ〜に幕があ〜き〜」

あれは、ちあきなおみさんではないだろうか⁉︎

黒いブラウスに黒いロングスカートというファッションが、どこかその辺のお婆さんという感じではありません。

私の中で、その女性はすっかり、ちあきなおみさんになっていました。

あれほど頻繁にすれ違っていたその女性も、今は見かけることがなくなりました。

あの方は本当にちあきなおみさんだったのだろうか。。。

声をおかけすることもできなかったので、真相は藪の中です。
もしかしたら、全然違う人だったのかもしれません。

それでも、「ちあきなおみ」という名を聞くと、今でも幼い頃に『喝采』を熱唱した偽ボクロの自分と、時折遭遇していた女性を思い出すのでした。

今でもCMソングなどで使われたりする、ちあきなおみさんの曲は本当に心がしっとり、黄昏れてしまいたくなるようなよい曲が多いですね。